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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

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2017年3月5日日曜日

【産後の助け合いエピソード】一人の人間として扱われる時間が、嬉しく、かけがえのないもの

2015年6月に三人目のお子さんをご出産された吉田志保さん。
産褥期は、志保さんのご実家で過ごすことを選択しました。

「長女と次女は、毎日下校・降園後、晩ご飯まで実家で過ごし、その後は自宅に戻る、というスタイルを取りました。」
と志保さん。

ご実家での生活はどうだったのでしょうか?
実は志保さんのご実家は自営業。商店街の中でお店を構えているというとてもオープンな環境です。



「みんな、アポなしで家に訪ねてくるのが普通なので笑、そうやって訪ねてきてくれる人たちと、短時間のおしゃべりができたのは良かったです。みんな、ふら〜っと、『どう?』って寄ってくれるんです。」(志保さん)

パートナーの関わりはどうだったのでしょうか?

「実家で夕食を食べた後、帰宅してから翌日学校や保育園に行くまでは、夫がひとりで担っていました」

また、パートナーのサポートについて忘れられない出来事がある、と志保さんは言います。

「退院二日後くらいにぐっと気持ちが落ち込んで、思わず夫に電話したんです。そしたら半休を取って駆けつけてくれて、たくさん話を聞いてくれました。実家の家族には話しにくいので、ありがたかったです」

外の風を運んできてくれたり、ただただ話を聞いてくれたり…

目の前の赤ちゃんのことでいっぱいになりがちな時期だからこそ、一人の人間として扱われる時間が、嬉しく、かけがえのないものとなるように思えます。


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2017年3月1日水曜日

【産後の助け合いエピソード】する側も、される側も嬉しい、そんな「助け合い」

2016年10月に、第3子をご出産された関口幸季さん。

幸季さんは、自宅近くの病院で出産し、出産後も自宅で過ごす形を選択しました。幸季さんのパートナーやお母様、お友達や産後ドゥーラなど、様々な形でのサポートを受けながら過ごした産後の、忘れられない「助け合い」エピソードを伺いました。



「休みの日に、他の家族(夫、長男、長女、祖母)がテーマパークに遊びに行った時があったんです。姉が、子どもたちのリフレッシュがてら連れ出してくれました。みんなが出かけたあと、赤ちゃんと二人でまったりと留守番をしていたところへ、アポなしでお友達が会いに来てくれたんです、スープとパンを持って。」と幸季さん。

「ちょうど寂しくなる夕方の時間帯で、赤ちゃんと、ぽつーんと過ごしてたところだったので、突然のことに、ものすごく嬉しいやらびっくりするやらウキウキするやらで笑。いろんなことを話しまくりました。その後、お出かけ組も大満足で帰ってきて、今日一日、家族全員が、誰かのサポートのおかげで、すごく充実した一日を過ごせたんだな、幸せだな、と感じました。」

誰かに支えてもらう、ということは、ともすれば「相手に迷惑をかけてしまうのでは?」という危惧と結びついてしまいがちです。

しかし、幸季さんのエピソードからは、支えてもらうことの喜び、また、支える側の喜びも、確かに感じ取ることができます。

する側も、される側も嬉しい、そんな「助け合い」のあり方が、次の「助け合い」を生んでいくのではないでしょうか。

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2017年2月27日月曜日

【産後の助け合いエピソード】赤ちゃんのお世話だけではなく、産後の家庭をまるごとサポートしたい

今回は産後セルフケアインストラクターの竹下浩美さんのお話です。
2013年に次男を出産した浩美さん。
いよいよ退院、新生活スタートという日に、なんと長男のYくんが発熱で保育園からお呼出し…。結果はインフルエンザでした。

パートナーの亮さんが、さっそく産褥ヘルプのグループチームにそのことをシェアしてくださいました。



「感染の恐れもあるので、ヘルプで来訪いただくことが難しいと思います。浩美と次男は実家に行ってもらうのがよいか、考え中です」。

その投稿のコメントに、「もし良かったら、ご実家への移動付き添いましょうか?」と声をかけたのが、同僚のインストラクター、吉田紫磨子さんでした。

「結局、実家の千葉まで紫磨子さんが車を出してくれて、わたしと赤ちゃんを運んでくれたんです。」(浩美さん)

浩美さんと赤ちゃんが実家で養生している間、男同士で過ごす竹下家にも、協力なサポーターが現れました。

おむすびやおかずを差し入れたり、熱が下がって退屈しているYくんの遊び相手になったり…「産婦不在の産褥ヘルプ」がいくつも生まれていきました。
ヘルプに集まった母たちは、病児をかたわらにおいてのご飯づくりが大変なこと、また、

快方に向かう病児が案外元気を持て余していることも身を以て知っています。
「わたしはその間、実家でじっくり養生できて、本当にありがたかったです。ほんとに、みんな神様かと!」と浩美さん。

赤ちゃんのお世話だけではなく、産後の家庭をまるごとサポートしたいという思いから、新しい「産後の助け合い」の形が生まれました。


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2017年2月20日月曜日

【産後の助け合いエピソード】自分で体験してみるとまた違った驚き

2015年7月に第一子を出産した若菜ひろみさん。
マドレボニータの産後セルフケアインストラクターとして、産後の身体のことを熟知しているひろみさんですが、自分で体験してみるとまた違った驚きがあったそうです。

「仕事柄、産褥期(産後6〜8週)の大変さはさんざん聞いてきていたつもりでした。でもその大変さの度合いが、想像していたのとぜんぜん違って。『寝られないのって、こんなにつらいんだ!』って」

その驚きは、産褥期明けにも続きました。
妊娠中から、産後のリハビリ、社会復帰を視野に準備を進めていたひろみさんは、産後2か月で、仲間のインストラクターが開講する産後ケア教室に参加しました。

「初回はもう、ヘロヘロの状態で行きました。教室は月島なので、移動は車で、と思っていたんですが、運転しようにもハンドルが握れない。産後って握力も落ちるんだ!と驚きました。」



ひろみさんには、出産したら一緒に産後ケア教室を受講しようと言っていた仲間がいました。
2か月ほど出産が早かった彼女に相談したところ、
「それならわたしの車に乗って行く?」と快く申し出てくれたそう
です。
「わたしが回復してからはわたしの車に彼女が乗って。そうやってお互いの車にかわりばんこに乗りながら行くのは、楽しかったし心強かったですね」

「同じ産後の母同士でも助け合えることってたくさんあるんだとおもうんです」
とひろみさん。

教室で出会った仲間とのつながりも、大切なものになっているそう。

「教室に通った後も、気軽に連絡し合える仲間になっています。子どもが病気になったり、ちょっと大変になりそうな状況で、ひとりで抱え込むのではなく、仲間に『今こんな状況で…』って言うことができる。仲間どうしで励まし合うことができるというのは
本当にありがたい、と思ってます。」

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2017年2月13日月曜日

【産後の助け合いエピソード】レッドアローで行く、出張産後ヘルプ!?

2016年の6月に第2子を出産したマドレボニータ正会員の土本広美さん。広美さんご夫婦は、広美さんのご実家のある埼玉での里帰り出産を選択しました。

「帰ったら、こちらの仲間とはしばらく会えないかな〜、と思っていました。東京に戻ってきたら、みんなに来てもらおうかな、って。」と話す広美さん。

「それが、出産してすぐに、ともみん(埼玉在住の正会員、細川朋美さん)が、産院まで会いに来てくれたんです。びっくりしたし、本当に嬉しかった!」

驚きはその後も続きます。

ご実家での産後生活をスタートして何日かたった頃、今度は、都内の正会員仲間が、広美さんのご実家を訪れました。

「みんな、ごはんのおかずとか持ってきてくれて。赤ちゃんを見てもらいながら、いろいろおしゃべりしました。会話も、赤ちゃんの話だけじゃなくてお互いの悩み相談とか、ふつうの話ができるのが嬉しかった。その間、母は外出してリフレッシュできたし、すごくありがたかったです。」

実家で養生できるのは、安心だし本当にありがたい。けれど気心の知れた仲間が会いにきてくれて、何気ないおしゃべりができる…そのことが本当に嬉しかったですね、と広美さんは話します。



実はこの訪問には仕掛けがありました。パートナーの晴康さんが、「土本家第2子産後ヘルプグループ」をFacebook上に立ち上げ、そちらに随時、実家で養生する母子の様子を投稿していらしたのです。

「今頃どうしてるかな?」と気がかりでも、様子が見えにくくなるのが産後。里帰りだとなおさらです。しかし、晴康さんのまめな投稿があって、グループのメンバーは広美さんの今の様子を知ることができ、その流れの中で、「実家への、出張産後ヘルプ」が実現したのでした。

グループページには、「レッドアロー号に乗って行ってきました!」といった楽しげな報告が、写真と共に並びました。

里帰り出産でも仲間とつながれる…産褥ヘルプのあたらしい形が生まれています。

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2017年2月6日月曜日

【産後の助け合いエピソード】話題の「ワンオペ育児」問題、その始まりは「産後」から!?

「産後」をひとりで抱えてしまうのはたいへんです。しかし、周りの人たちに支えてもらいながら過ごせたら、産後の家庭にとっても関わる人たちにとっても、豊かな体験になります。今、そんな産後の助け合いの輪が広がっています。

産後ケアの日を記念して、2017/2/5より2017/3/5まで「産後の助け合い」を実際に体験されたかたからの声をご紹介していきます。

2016年2月に第3子を出産した産後ケアインストラクターの白石あすかさん。
今回の出産では、夫のヨシキさんが、Facebookを通じて「産褥ヘルプ」のグループを立ち上げました。

「産褥ヘルプ」とは、産婦の養生のために、自分のできる「お手伝い」を持ち寄る仕組みです。

赤ちゃんの沐浴、家族の食事づくりや差し入れ、洗濯や掃除、産婦の話し相手などなど、内容はそれぞれ。

あすかさんの出産後、ヨシキさんからは産婦であるあすかさんや赤ちゃんの様子が日々投稿され、また、コメント欄には
「◯日に伺います!」
「お風呂は窓開けて使ってください」
「あすかさん、肩周りが凝ってました。少しマッサージしました」
などなど、産褥ヘルプに行く人たち間のやりとりが交わされます。

「毎日入れ替わり立ち代わり誰かが来てくれる。本当に幸せな産褥期でした」と話すあすかさん。



中でも、産後ケア教室OGのみなさんが来てくれたことが嬉しかった、と語ります。
「OGのみんなが、自分たちの赤ちゃんをおんぶしながら、赤ちゃんの沐浴しに来てくれたり、『子連れだから短時間になっちゃうけど』って言って、お昼の差し入れをもって来て、一緒にご飯食べてくれたりするんです。わたしは寝ながら『あれとって、これとって』って(笑)。」

また、ヘルプに駆けつけてくださったOGからは
「またとない経験になった」「子どもがいても役に立てることがあって嬉しかった」
との声が。

「身体も休まるし、みんなが外からの風を運んでくれて、孤独に陥らずに済む。そのことが本当にありがたかったですね」(あすかさん)

「産褥ヘルプ」と言っても特別なことをする必要はありません。自分のできる範囲でできることを持ち寄ることが、産後の家庭には大きなサポートとなります。

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2015年10月21日水曜日

発足!3・3産後サポートプロジェクト ―キックオフフォーラムに登壇しました―

こんにちは。マドレボニータ事務局スタッフの太田智子です。

先週10月15日(木)に、「産後」にまつわるプロジェクトが発足しました。
「3・3(さんさん)産後サポートプロジェクト」。

産後のサポートの必要性を家族、企業、地域に伝え、産後女性と赤ちゃんの笑顔を増やすための活動です。

☆3・3産後サポートプロジェクト ホームページより☆
『産後1~3カ月までが、いちばん孤独で、しんどかった』
そう語る産後ママが増えています。
『産後うつ』の発症、『幼児虐待』も、この時期に起こることが多く、祖父母などの家族のサポートと、職場の意識、ママのニーズを調査したところ、ママのニーズとサポートにギャップがあることが浮き彫りになりました。

そこで、これまでの日本の産後サポートの文化である『床上げ3週間』『1カ月まで』を→『産後3カ月』に延ばし、産後のサポートの必要性を家族、企業、地域に伝え、産後のママと赤ちゃんの笑顔を増やすプロジェクトをスタートさせます!」



「産後」にさまざまな立場から関わる組織や個人が横断的につながる、ありそうでなかったこの取り組み。マドレボニータも「スペシャルサポーター」として参画させていただくことになりました。


そして、このプロジェクトの発足日に、NPO法人ファザーリング・ジャパンさんの全面協力により、文京シビックホールにてキックオフフォーラムが開催されました。

フォーラムではまず、発起人のお一人である棒田明子さんより、プロジェクトの概要と、「赤ちゃんにやさしい家族・企業の五カ条案」の発表がありました。

続いて私太田が「産後も”LIVE YOUR LIFE”!-家族、企業、地域に伝えたい3つのこと-」と題して基調講演をさせていただきました。

講演では、マドレボニータがお伝えしている「産後の三大危機」の他に、産後のサポートとしての夫の役割について、実例を交えてお話しましたよ。
こちらの写真はマドレボニータ正会員の上松恵子さんにご提供いただきました!


夫の役割は…!



「3・3産後サポートPJ」が提唱する「3ヶ月間のサポート」の意義深さについても、マドレ式に分けた産後の3つの期間に重ねてコメントさせていただきました。


冒頭で発表された「赤ちゃんにやさしい家族・企業の五カ条」の案に対しては、休憩中にご参加者の意見が集められ…後半のパネルディスカッションへ。

こちらのお写真をご提供くださったのは、正会員でドゥーラ協会の有山美代子さん!


「こんな項目も含んだほうがいいのではないか」「タイトルにはこういうニュアンスも含んで欲しい!」とご参加者の声も紹介され、活発な意見が交わされました。

「赤ちゃんにやさしい家族・企業の五カ条」は年内には発表される予定とのことです。

関わるみなさんの活動は幅広く、さまざまですが、
「産後について、まだまだ知られていない!」
「産後女性へのサポートが必要。具体的に何が必要かも社会に広く知られていかなければ!」
という思いは共通しているなと思いました。

プロによる産後ケア、それを誰もが当たり前に受けられるための制度面の整備、
加えて、出産と産後を迎える夫婦も支える周りの人も、産後に必要なことを知っていて、当たり前にアクションができる「文化」の醸成。
どれも欠けることなく、みんなで協力して作っていきたいとあらためて思いを強くした一日でした。

3・3産後サポートプロジェクト、これからぜひご注目ください!

(文責:マドレボニータ事務局 太田智子)


  
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2013年12月18日水曜日

文化の創造と伝承(【発掘★マドレスピリット】より)

こんにちは!マドレボニータ事務局の北澤ちさとです。

以前もお伝えした通り、先月よりアメリカに転居し新生活を開始しています。
「マドレ☆タイムズ」編集部のミーティングは朝5時から。こちらの時間では
午後3時となり、寝坊の心配がなくなったことにホッとしています!


今回もお届けします『発掘★マドレスピリット(※)』!
このコーナーでは、マドレボニータの“プロフェッショナリズム”について
書かれた過去のブログ記事をご紹介しています。
(※)マドレスピリット
=マドレボニータが設立された当初から一貫して変わらない精神
◆メールマガジン『マドレ☆タイムズ』購読はこちらからどうぞ(無料です)。


NPO法人マドレボニータでは、先日第6回通常総会を開催いたしました。
総会後には、ご参加くださった会員さんと共にワールドカフェを開催し、
マドレボニータの「これから」の姿について意見を交わしました。

10月の新年度にむけ、話し合いを重ね新たに定めた団体のミッションは

【「美しい母」文化の追求】です。
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★マドレボニータの考える「美しい母」とは…

親となったことをきっかけに
自分自身の生き方に向きあい、
人としての真の美しさを
追求しようとする人のこと。


★「美しい母」文化とは…
母となった女性が
健康な心と体を取り戻し、
家庭で、社会で、
自分の持つ力を発揮し、
そのエネルギーが個人の枠を超え、
コミュニティや多世代に開かれ、
循環していくこと。

======================================


今号ご紹介する文章は、前出のミッションにも関わる、
「産後」にまつわる「文化」について語っているこちらの記事です。

『文化の創造と伝承』2008.2.19記(吉岡マコ代表)




産後セルフケアインストラクターの吉田紫磨子先生が執筆し、
その後、私と紫磨子さんでイラスト(という名の落書き)をかきまくった
『産褥期』が完成してから1年半くらいでしょうか。

いつの間にか5版です。(1回の印刷が300冊ですが・・・)

読者の方々のリクエストにお答えして、
陣痛中、産褥期コミュニケーションシートをつけたり、
紫磨子先生がプチ改善を施してくれています。

母親学級の教材に!なんていうリクエストや熱い感想もあいかわらず頂いており、とても嬉しいです。


手前味噌でアレですが、
このような本や、私たちのクラスの存在意義は、
いろいろな理由でいろいろな物の陰に隠れてしまっている「産後」について
本当に必要な知識を伝えるというところにあるとおもいます。

産後のことというのは、
いままで、知識や情報がゆがめられて伝承されてきた、
というのがあります。

そのからくりについては、
『産褥期2in沖縄』をまとめ始めた仲井果菜子先生が、
ご自身のブログでいいことおっしゃってます。


産後は大変…というのは知識と体験としては、程度の差はあれ、みんな知っている。
けれども、それを言葉にして、自分の家族以外の人にわかってもらえるように伝える機会
というのは実はとても少ない。

そうこうしているうちに、赤ちゃんはどんどん成長し、自分も育児に慣れ、
産後の大変さをどんどん忘れていく。

そして産後の修羅場も、
「新米ママと赤ちゃんとダーリンと、大変だったけど楽しかったあの日々」
に記憶が置き換わり・・・(人間の記憶は都合いいようにすり替わるので)。


でも!産後の時期が、どう大変で、どうしんどいのか、
そしてその原因は何で、どうすればそのしんどい心と体を回復させられるのか、
ということは、経験者が自分の経験を振り返り、
自分の言葉で語り、さらに考察していくことで、
未来の産後女性にも継承していかなくてはいけない知識だと思うのです。


みんなが「なかったこと」にして涼しい顔をして通り過ぎてしまったら、
未来の産後女性たちは、「こんなにしんどいのって私だけ?」と孤独感を感じ、
誰にも思いを伝えられず、より苦しみが深くなってしまう。

(へそnetブログより)


しんどいのは短期間だし・・・といって、何もしないで過ぎてしまう、
という産後を過ごす人は多いとおもいます。
というか、そのしんどさについて、何かするという発想すら思いつかない、
というふうになってしまう。

そのことについて、疑問すらわかないとか。

誰だって自分のカッコ悪い過去はさらしたくない、
そうやって、産後の深刻さは、うやむやにされてきたのです。


でも、
「しんどいのは短期間だし・・・」
で済んだ人はいいですが、
それをこじらせてしまう人だっているし、
それが原因でパートナーとの関係がダメになってしまう人もいるし、

やはり産後の話というのは、
世間話で終わらせてしまってはいけないものだとおもうのです。

「みんな乗り越えてきた」っていうけど、
「Not evrybody」ですよ。(ルー語?)
かならずしも、乗り越えられた人ばかりではない。

それに、乗り越えたというよりは、なんかわけわからないうちに時がすぎた、
というほうがほんとなんじゃないか。


というわけで、「産後」について、
「大変だけど、子どもかわいいから全然がんばれるよ~」
みたいな、つよがりだけではなく(でも、本人はつよがってることにすら気付いてない)
産後をしっかり乗り切るための知恵が伝承されていくよう、
文化をつくっていきたいとおもいます。

産褥期、まだ読んでいない人は、ぜひ!!

※ただいま、『産褥記(2012年改訂版)』が絶賛発売中です!



(文責:吉岡マコ)

***ここまで

マドレストアで好評発売中の『産褥記(1,2)』では、リアルな産後の心身
の記録や、「産褥ヘルプ」を仲間うちで行う様子を紹介しています。

出産後のお宅に「ケーキ持って顔見に行く」よりも、
「おかずをもって産褥ヘルプに行く」ほうが一般的になれば、
産後はもっと健やかに過ごせると思いませんか?


今後も、産後のボディケア&フィットネス教室の開催やインストラクターの
育成、書籍の発行やリーフレットの配布などの活動を通じて、「美しい母」
文化を追い求めてまいります。できることから一緒に!と思ってくださる
方は、ぜひ会員としてご参画いただければうれしいです☆

「産褥ヘルプ」にご興味がある方は、
マドレストアで発売中の『産褥記2』もぜひお読みくださいませ。

『産褥記2 みんなで支える産後1か月』(マドレストア)

【文責:マドレボニータ事務局 北澤ちさと】

***********************************************************************
◎5/31(土)まで、READY FOR?でクラウドファンディングにチャレンジ中!
「出産後の母親のリアルを伝える本をつくりたい!」
https://readyfor.jp/projects/sanjokuki3 
『産褥記3』制作費へのご寄付と情報シェアへのご協力をお願いいたします

出産後1ヶ月間の「産褥期(さんじょくき)」は、特に養生が必要な時期。
しかしこの時期の母親は心身のダメージを受けながらも新生児の世話に追われています。
不調や周囲からの孤立は、産後うつや児童虐待の原因となることも…。
『産褥記3』は出産後の心身の不調やその対処法・予防法といった具体的な情報を含め、
産後の母親の現状を広く伝える1冊にしたいと考えています。
『産褥記3』を一人でも多くの産後女性やパートナー、出産後の母を支えたいと思っている方々に
お届けできるよう、ご寄付、そして情報のシェアへのご協力をよろしくお願いいたします。
***********************************************************************


2012年4月17日火曜日

男性にこそ読んでほしい1冊。日経ビジネスアソシエで『産褥記』が紹介されました。

こんにちは、マドレボニータ広報の宮下ひかりです。
  • 573132_100002326766182_48164124_n.jpg
はやいもので4月ももう3週め。
学校ではそろそろ給食が始まる時期でしょうか。
日々のサイクルが出来始めてほっとすると同時に、
ピンと張りつめていた気持ちがゆるんだり、疲れも出たりして
体調を崩しやすい頃でもありますよね。

かくいう私も、一昨日・昨日と、この春保育園を移った息子が胃腸炎GEROの洗礼をうけ、その世話に追われておりました

胃腸炎、今年は結構流行っているようですね。
お子さまだけではなく、みなさまご自身もどうかお気をつけて…

さてさて、現在発売中の雑誌『日経ビジネス アソシエ』5月号にて、
吉田紫磨子著『産褥記』をご紹介いただいています。


なんと巻頭特集「今、読むべき本」の
各界の目利きが必読本を推薦する「目利きが選ぶ必読本139」
「子育て」分野の1冊に選んでいただきました!
ご紹介くださったのは、
NPO法人フローレンス代表の
駒崎弘樹さん。

この『産褥記』の著者は、
産後セルフケアインストラクターの吉田紫磨子。

第2子の出産「直後」から
「床上げ」までの1ヶ月間を
克明に綴った一冊です。

(毎日のブログを当時、パートナーの良雄さんが代筆してくださっていました)


手前味噌ですが、
これまで語られることのなかった産褥婦の心身の状態や
夫、実母との関係がつまびらかにされた、世にも貴重な本と自負しています。

駒崎さんの推薦文を引用させていただくと、、、
「男性にこそ読んでほしい一冊。
出産時直後の女性の体がいかにダメージを受けていて、
いかに夫のサポートが必要とされているかがよくわかる。
今こそ自分の出番という責任感が自然と湧いてくるはず。」


そうなんです。

女性(妊婦さんや産後の方)に読んでいただきたいのはもちろんなのですが、
ほんとうにこの本に書いてある「産後女性の現実」を
一番知っていてほしいのは、
パートナーであり父となる男性だと思っています。

出産してもう「身軽」になったはずの妻が、
実は身体はボロボロ、精神的にもアップダウンが激しくたいへんな状態にあることを、
この『産褥記』を読んで知っていただき、十分にねぎらい、いたわってほしいとおもうのです。

「でも、もう産褥期過ぎちゃったし、今更読んでも・・・」という方。
きっと、産後を客観的に振り返ることが出来るいまお読みいただくことで、
ご自身の、そしてパートナーの産後の時期に疑問に感じたこと、
腑に落ちなかったこと、つらかったことの原因が何であったのかを
この本のなかにみつけていただけるのではないかとおもいます。

表紙カバーにもありますが、「喉元すぎれば熱さ忘れ」てしまった産後を
しっかりと振り返って、これから長くつづく子育てや夫婦のパートナーシップのためにも、
お手元に置いていただきたい一冊です。

『産褥記』はマドレストアでお求めいただけます。
妊娠、出産のお祝いとしても人気です。
たくさんもらうであろうベビー用品よりも喜ばれるかも!?
『産褥記2』とのセット割引もオススメです。

このピンクの表紙、気になるけど、、と迷われていた方、
この機会にぜひ!!

(文責:宮下ひかり)

2010年7月17日土曜日

豊かな産後文化をつくる~『産褥記2』トークショー開催しました!

産後セルフケアインストラクターの仲井果菜子

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沖縄から上京してもうすぐ4ヶ月。
今月から下高井戸で産後クラスの開催も始めました。
杉並子育て応援券も利用できるようになりました!

今は、自分の「ホーム」がある喜びをひしひしと感じながら、
下高井戸クラスの認知度を上げるべく、日々色々なところに脚を運んでいます☆

さてさて、マドレストアより絶賛発売中の、
『産褥記』と、
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『産褥記2』
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(お得な2冊セットもあります!)


今日は、『産褥記2』とともに(!)生まれた、
吉田紫磨子インストラクターの三女・衣りあちゃんの初めてのお誕生日。

その記念すべき日に、『産褥記2』の出版を記念してのトークショーを開催いたしました
(ツイッター実況のまとめはこちら)

進行は右から、マドレボニータ代表吉岡マコ、
ゲストスピーカーは吉田紫磨子インストラクターのパートナー、吉田良雄さん、
そして『産褥記2』著者の吉田紫磨子。

産褥記2イベント4
スライドに映し出された「産褥期あるある」(産褥期、これが自慢、これが反省!)

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「恋のから騒ぎ」風で進行。

産褥記2恋のから騒ぎ風

Googleドキュメントで作った、実際の産褥ヘルプのシフト表も見てもらいました。

産褥記2イベント5

参加者のおひとりが語ってくださった、
「自分が文化を作っていくなんて考えたことなかったけど、
マドレボニータとの関わりのなかで、
産後・産褥期という時期における『新しい文化』をつくる一員になれるかも、という思いがわいてきた」
というお言葉が、とっても印象的でした。
いくら育休や時短勤務などの「制度」が整っても、
それだけではケアが行き届かない問題がある。

ならば制度だけに頼るのではなく、
かといって制度の欠陥にクレームをつけるだけでもなく、
私たちの手で、新しい「産褥期の文化」を作っていこうではないか~!
という思いで綴られたのが、まさにこの『産褥記2』。

こうやって、産褥期についてみんなで語ったり、
語ったことをツイッターで実況して、
それを読んだ方がまた反応してくださったり…
するなかで、新しい文化をつくるための土壌を整えているのだとおもいます。

なんせ、産褥期という時期はあっちゅーまにすぎる…。
『産褥記2』の中では生まれたばかりだった
紫磨子さんちの三女・衣りあちゃんが、今日で一歳!
今ではおっぱいも卒業し、ヨチヨチ歩きもするって・・・

すごい成長です!

そんな風に子どもはあっという間に成長してしまうけどv だからといって産後の大変な時期のこと、せめて私たちは「なかったこと」にせず、
もっと豊かで健やかな産褥期の過ごし方を、こうして語り合いながら、模索し、
世の中に提案し続けていきたい!と強くおもっています。

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衣りあちゃん、お誕生日おめでとう~

そして、参加くださった方々も、ありがとうございました☆

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おまけ:良雄さん、当日も女性に大人気~

自然な食事、助産院など、そこらのOLよりも詳しいそうです!

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(文責:仲井果菜子)