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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2016年5月30日月曜日

【開催報告】企業向けセミナー「女性活躍推進のレバレッジポイント『積極的な育休活用』」

こんにちは。マドレボニータ事務局スタッフの太田智子です。



去る5月25日(水)、企業の人事担当、ダイバーシティ、女性活躍推進などのご担当の方を対象としたセミナー「女性活躍推進のレバレッジポイント『積極的育休活用』」を開催しました。



育休取得者の復職支援となるプログラムをもつ2つの非営利団体(一般社団法人ドゥーラ協会さん・NPO法人サービスグラントさん)との合同で開催した今回のセミナー、当日は約50名の企業のご担当者やメディアの方にご参加いただきました。
また、今回会場は日本財団さまのご厚意で日本財団ビルの2階の大会議室をお借りできました。




第1部では、まずキーノートスピーチとして、マドレボニータ代表理事の吉岡から、「積極的育休活用の必要性」と題し、女性活躍推進の隠れたレバレッジポイント「積極的な育休活用」の考え方、見過ごされてきた育休中の課題、これからの企業に求められる新しい復職支援について、データも交えお話しました。



これまでもマドレボニータでは、一言で「産後」と表現されがちな期間を3つの時期に分け、それぞれの時期で、産後女性の心身の状況も必要なケアも異なることをお伝えしてきました。

今回、この3つの時期それぞれのケアや課題解決のプログラムをもつ3団体が、その時期の特徴と自団体のプログラムの紹介を行いました。

「妊娠中〜産褥期(出産〜産後8週間)」のポイントは、一般社団法人ドゥーラ協会の代表理事宗祥子先生と、事務局の有山美代子さんから。





「産後リハビリ期(産後2〜6か月)」のポイントは、マドレボニータの太田から。




「復職準備期(産後7か月〜)」のポイントは、NPO法人サービスグラントの津田詩織さんが紹介しました。




第2部はパネルディスカッション。サービスグラントの代表理事・嵯峨生馬さんの進行のもと、育休中に3つのプログラムを利用して復職した「積極的育休取得者」と、研究者の藤澤理恵さん(株式会社リクルートマネジメントソリューションズ 組織行動研究所 研究員)、ドゥーラ協会の宗祥子先生、マドレボニータの吉岡が登壇しました。




パネルディスカッションでは、利用者に育休中のそれぞれの時期を振り返ってもらい、各時期に適切なプログラムを受けて得られた気付きや変化をシェアしてもらいました。

さまざまな話題が上がりましたが、いくつかキーワードを挙げてみます。

自分や家族の健康の大切さ
産休に入る前には、意識していなかったが、実際に「産後」を迎えてみると、その重要さを痛感したとの声。
産前からの意識と備えが大切ですよね。

育休中は働く意味を内省し、個人・職業人としてのアイデンティティの再構築の機会
藤澤さんのご研究内容のシェアから、この切り口でもディスカッションが行われました。
最初は漠然と「不安」としてあったものを、マドレボニータのシェアリングや教室で出会った仲間とのコミュニケーションや「ママボノ」でのプロジェクトマネジメントの経験で「課題」として捉え直し、またその解決のためのアクションまで育休中に着手できたということが浮かび上がってきました。

企業でこうした育休支援を「制度」として取り入れること
この「漠然とした不安」は、適切な「どうしたい?と問われる機会」があれば、自分が実現していきたい道を探していくきっかけになります。
この機会を自力で見つけられる人だけでなく、企業が制度として取り入れることで全ての人に開かれていくようにしたいという意見に対し、登壇者一同深くうなづいていました。

育休中は勤めている企業の外にネットワークが開かれていきます。その中で個人がさらなる力を発揮することは、復職後に社内にも還元されますし、そうした企業や個人が増えていくことは社会全体のイノベーションにもなっていく…という話で締めくくられました。


終了後も登壇者と参加者や参加者同士の交流が見られました。
登壇者と運営スタッフで記念撮影。

終了後のアンケートでの満足度(10点満点)は平均8.7点でした。
いくつかご感想を紹介します。
  • とてもわかりやすく、興味深かったです。これまで制度に関するセミナーには度々参加してきましたが、「積極的な育休活用」の視点で考えたことはなかったため、とても参考になりました。
  • 現在、会社のコミュニティで女性活躍推進関連のプロジェクトに参加しているので、育休からの女性活躍というのは目からうろこでした。早速持ち帰り、プロジェクトメンバー及び役員提出資料に反映させたいと思います。
  • ボリュームのある内容を大変に分かりやすくコンパクトにまとめてご紹介いただきありがとうございました。様々な課題が見えてきました。とても勉強になりました。
  • 内容はもとより、構成、シンポジウムの展開もとても良かった。配布物も充実していた。時間が短いと感じました。育休中のお母さんの気持ちを知る機会は少ない、もっと社会全体でクローズアップしていくべきですね。
  • 産褥期から育休復帰まで体系的に支援できるようになっていてわかりやすかった。

今回は、テーマや提案内容だけでなく、構成や充実した資料も好評いただきました。当日のスライドを公開しておりますので、ご関心あるかたは是非ご覧ください。
画像をクリックするとスライドのページが開きます。

後日、サービスグラントさんのサイトにてあらためて開催報告予定(第2部のパネルディスカッションはログも掲載します!)です。公開されましたらFacebookにてお知らせいたします。

なお、今回のセミナーにいらっしゃれなかった方も、このテーマや各団体のプログラムにご関心おありでしたら、
ぜひ各団体へお問合せくださいませ。資料のご送付や訪問またはお電話でのご説明をさせていただきます。

マドレボニータへのお問合せはこちらの問い合わせフォームからどうぞ

また、マドレボニータの法人向けプログラムについては公式サイトでも概要をご紹介しておりますので、併せてご参照ください。




私たち3団体は、これからも「女性活躍推進のレバレッジポイント『積極的な育休活用』」についてさまざまな発信・提言をしてまいりますので、引き続きご注目ください!!



  

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【お礼】システムメンテナンスに伴うサイト停止にご協力ありがとうございまし た

日頃はマドレボニータ公式サイトをご利用いただき、誠にありがとうございます。

2016/5/27金曜24:00(5/28土曜0:00)から2016/5/30月曜24:00(5/31火曜0:00)まで、システムメンテナンスのため、マドレボニータ公式サイトの一部サービスがご利用頂けませんでした。

システムメンテナンスが滞りなく完了し、現在、サイトもメールも通常通り使えております。
ご理解、ご協力ありがとうございました。

なお、この期間中にお問い合わせ頂いて、返信が3日以内になかった場合、大変お手数ですが、再度お問い合わせいただけるよう、お願いいたします。

2016年5月28日土曜日

【重要】システムメンテナンスに伴うサイト停止のお知らせ

各位

日頃はマドレボニータ公式サイトをご利用いただき、誠にありがとうございます。
下記の通り、システムメンテナンスのため、マドレボニータ公式サイトの一部サービスがご利用頂けません。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

■メンテナンス日時
2016/5/27金曜24:00(5/28土曜0:00)から2016/5/30月曜24:00(5/31火曜0:00)まで

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※教室のお申込はこの期間よりお早めに、またはこの期間を過ぎてからお願い致します。

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産後セルフケアインストラクター
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※団体への問い合わせにつきましては、マドレボニータFacebookページへのメッセージ、もしくはマドレボニータの公式ブログへの該当記事へのコメントにお願い致します。
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2016年5月23日月曜日

【産後ケアバトン+制作日誌】監修をお願いする先生方

こんにちは、マドレボニータの林です。

今、産後ケアバトン+プロジェクトでは、アプリ「ファミリースタート」に掲載する、産前産後のお役立ち情報のコンテンツを書き進めています。

マドレボニータでは、これまで書籍やブログ、ネットのメディア、SNSなど、様々な媒体で、産後の準備に必要な知識をお伝えしてきました。

アプリでこれらの情報を適切なタイミングで適切な分量でお伝えすべく、それらでお伝えしてきた内容をぎゅっと凝縮、再編しながら、コンテンツとしてご提供するための準備を進めています。

また、3名の先生にご協力いただき、これらのコンテンツの監修をお願いすることができました。

産科医:広尾レディース  宗田聡先生
小児科医: 埼玉医大総合医療センター 加部一彦先生
助産師:杏林大学 佐々木裕子先生



先生方の監修は、ご利用になる方の安全のために実質的に、安心のためにお守り代わりとして、大きな役割があるように思います。

医心の連載にも宗田先生のクリニックでの打ち合わせの様子とともに紹介されていますので是非ご覧くださいね。

医心 -テクノロジーで開拓する、新しい産後うつ予防-
「いよいよ、コンテンツ制作本格化」

2016年5月18日水曜日

【マドレ☆タイムズvol.36】助産師から見たマドレの魅力は?

メールマガジン『マドレ☆タイムズ』購読登録受付中!(無料)
マドレボニータでは「マドレボニータのことがもっとわかる!」月刊メールマガジンを配信しています。
マドレボニータの教室・講座にお申込みの方とNECワーキングマザーサロンまたはサミットにご参加いただいた方にお送りする他、購読をお申込みいただくことでもお読みいただけます。
配信から1ヶ月を経過したバックナンバーは公式ブログに順次掲載いたします。

まだブログに掲載されていない最新号は、購読をお申込みいただいた方のみご覧いただけます(購読申込完了メールにて最新号特別公開ページのURLをお知らせします)。

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マドレ☆タイムズ

NPO法人マドレボニータ
http://www.madrebonita.com?=vol36
≪メールマガジン vol.36≫
2016年5月18日(水)発行
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*このメールはマドレボニータの教室・講座にお申込みくださった方と
NECワーキングマザーサロンまたはサミットにご参加いただいた方、
メールマガジンの購読をお申込みくださった方にお送りする、
「マドレボニータのことがもっとわかる!」月刊メールマガジンです。

≪Contents≫
【1】マドレな人々~中村有香さん(前編)~
【2】NECワーキングマザーサロンNEWS
 ~「運営メンバー」へのご応募ありがとうございました~
【3】インストラクター養成コースより~ 養成コース10期始まりました!~
【4】初回開催しました!NICU・GCU入院児の両親のための講座
【5】5/25(水) 企業の人事担当者向けセミナーを開催します
【6】イベントスケジュール ~まどれ暦 ~
【7】マドレボニータよりお知らせ
【編集後記】GWどうでしたか?

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【1】マドレな人々~中村有香さん(前編)~
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今回マドレな人々に登場してもらうのは、今期ワーキングマザーサロン進行役にも
チャレンジするマドレボニータな・か・のチームの四男児の母、ゆかちんこと
中村有香さんです。頼れる存在のゆかちんに、マドレボニータとの出会いからお聞
きしました。

ーマドレボニータとの出会いを教えてください。

2001年杏林大学医学部付属病院に助産師として就職しました。その頃助産師業界では
骨盤ケアがブームで、助産雑誌の連載でマコさんの名前を見かけ、助産師ではない人が
産後のケアをしている、と驚いたのを覚えています。吉祥寺で骨盤ケア(→産後ケア)を教えている
らしいということを聞き、腰痛が治らないという方に教えたりしていました。

保育園で第一子と第ニ子が同じタイミングで出産の人が多く、家で集まることがあり、
その中にまりさん(新潟在住の内山麻理子インストラクター)がいて、産後
ケアの勉強をしているというので、「吉岡マコさんの?」と聞いてみたらそうだった。
それが、マドレボニータとの出会いですね。

その後、まりさんがインストラクターになり、中野教室を開催。第三子の産後2ヶ月に
初めて教室に参加しました。

ー教室に参加してみて、どうでした?

まりさんの体験会でエクササイズはやったことがありましたが、ワークは初めてで
「体力が落ちていると話す気力がおきない」という話しを聞いて、
そうだったんだーーー!!!と衝撃的でした。説明するのが億劫でイライラしていたん
だなぁと。本当に目からうろこで、5クールも通っちゃいました。

身体については、2人目出産後から3人目を出産するまで恥骨が痛くてずっと
骨盤ベルトをしていたのが、教室に通ううちに不要になり、4人目の産後は初
めから必要ありませんでした。
つけていたものを外してあとは筋力で支えるという判断も、そのための筋力をつけるのも、
自分ひとりではなかなかできなかったと思います。

ー助産師として感じたことはありますか?

病院の助産師は、妊娠してから出産までがどうしても主になります。妊娠中に産後について、
言わないわけではないけれど、どんなものを準備したらいいかとかくらい。出産後は
おっぱいケアが主になりますし。助産師学校でも妊娠・出産・産後までのことを
トータルで習うことはないんですよね。

どうしてこういうことを専門家の私たちが知らないんだろう?これは伝えていかなければ
ならないと思いました。

あとは、インストラクターのストイックさですね。すげー!と(笑)。
やる気と体力と知恵がすごい。尊敬の眼差しでみています。

ーご自身の職場でお教室を多くの方に勧めてくださっていますが、助産師という観点から
マドレボニータがいいなと思う点はありますか?

ワークだけでも、運動だけでもない、バランスの絶妙さですね。トータルで自分本来の力を
取り戻すところ。
おっぱいトラブルで受診された方にお話の中で色々つっこんで聞いたりするんですけれど、
こちらが一方的に話をしても解決しないんですよね。自分で考えて、自ら動いて取り組む
ところがいいですね。

あとは、横の繋がりができるところ。孤独な人、自分だけ頑張ればいいという人が多いから、
動いて話して、ランチして、強制的にでも横の繋がりをつくれるところがいい。

ーマドレボニータの活動を始めたきっかけや、活動の中で感じていることを教えてください。

教室に参加した時にまりさんのメールで「一緒に地域で活動してくれる人を募集しています」
と書いてあったことがキッカケでした。元々地域の活動に興味はあったんですが、中途半端に
なって投げだすのは嫌だと思って躊躇していたんです。でも、マドレのことをもっと知りたい
と思って、まずマドレジャーナルを在庫あるものを全種類、足りないものはまりさんに借りて、
『産後白書』も一気読み!読み終えるころには、自分がやらなきゃ誰がやる、やらなきゃ何も
始まらないと思い、勢いで正会員になりました。

マドレボニータの活動に参画するようになって、大きく変わったことがあります。

以前は、子どもは親の付属物のように思っていて、いろんな所に親の都合で連れ回すことは
子どもにとってどうなのか?という子どもの目線では、全く意識をしていなかった。今は、例えば
2時間の講演会に子連れで行って、声を出しそうになったらお菓子をあげながらやり過ごすって、子どもに
とってうれしくないよね?などと考えるようになりました。“子どもの視点で考える”という革命が
自分の中でおこりました。子ども同士が遊べる年代になったというのもあるかもしれないけれど、
そんな時は、預かる、預けるということができるようになりました。

【文責:産後セルフケアインストラクター 竹下浩美】

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【2】NECワーキングマザーサロンNEWS
~「運営メンバー」へのご応募ありがとうございました~
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前号で追加募集のお知らせをいたしました「運営メンバー」は、
85名もの方からご応募いただきました!
現在は、メンバー全員のグループや、サロン運営チームごとのグループが動き出し
少しずつサロン開催にむけての準備が始まっています。
進行役オンライン研修は大詰めを迎え、5/20・21には「実地研修」を行います。

6月からは、各地で「母となって働く」を考え語りあう「サロン」が始まります!
開催日程はマドレタイムズでもお知らせいたしますので、楽しみにお待ちください!
ブログやフェイスブックページもチェックしてくださいね。

[FBページ]https://www.facebook.com/wmsalon
[ブログ]http://blog.canpan.info/wms/

【文責:産後セルフケアインストラクター 若菜ひろみ】

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【3】インストラクター養成コースより
~ 養成コース10期始まりました!~
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5月16日(月)より産後セルフケアインストラクター養成コース10期が始まりました。
養成コース生に迎えるにあたり、動画提出での審査やエントリーフォームを拝見し、
代表吉岡と養成チームでのヒアリングを行いました。養成コースは6ヶ月間あります。
その期間を、健全に乗り越えられるかを見極め、下記4名が半年後のデビューに向け鍛錬を
スタートしております!

◎貫名 友理さん/ゆりちゃん(東京都三鷹市在住)
ボールエクササイズ指導士1期生として5月にデビュー!4回コースを開催できる
産後セルフケアインストラクターを目指し、更に鍛錬に励みます。

◎篠崎 季美子さん/きみちゃん(福井県福井市在住)
赤ちゃん連れで新幹線に乗って4回コースに通いました。産後11ヶ月で課題に
取り組む日々のスタートです。福井のみなさま、応援をお願いします!

◎松浦 優子さん/ゆうこりん(静岡県島田市在住)
ワーキングマザーサロンの進行役として活動した昨年。自分はどうしたいか?に
とことん向きあい2年越しのおもいを持って養成コース生に!

◎山城 侑子さん/すみちゃん(東京都台東区在住)
静岡で就いていたお仕事を退職され、5月に東京に移り新婚生活を始めたばかり!
お子さんはいませんが、現在吉祥寺5月コースに通い学びを深めています。

こんな4名の6ヶ月間の鍛錬、新たなチャレンジ、ぜひ見守り応援してください!

▼産後セルフケアインストラクター養成コースの詳細はこちら
http://madrebonitatraining.strikingly.com/

【文責:産後セルフケアインストラクター 竹下浩美】

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【4】初回開催しました!NICU・GCU入院児の両親のための講座
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前回のメールレターでもお知らせしておりました「NICU・GCU入院児の両親の
ための産後セルフケア&退院後を考える講座」の初回を、5/15(日)に開催する
ことができました!

初回は、6組12名のカップルにご参加いただきました。前日偶然講座があることを
知りお申込みくださった方も!
講座全体の満足度(10点満点)では平均9.2点。「ここに来たから得られたことが
あった」「期待以上でした」という感想もいただきました。

▼講座の様子を写真とともにお伝えしているブログ記事をぜひご覧ください☆
感想も多数ご紹介しています。
http://madrebonita.blogspot.jp/2016/05/nicugcu.html

▼動画でもご報告しています(動画は上記ブログ記事からもご覧いただけます)
https://youtu.be/Z9cYCgwShZI

この講座は同じ内容で7/24(日)、9/11(日)にも開催します。2回とも申込受付中です。
もしかすると、「興味があるけど、どんな感じなのかちょっと不安…」という方も
いらしたかもしれません。
この初回の開催報告で、少しイメージをしていただき、ぜひ安心してお申込み
いただけたらと思っています。

既にこの講座について、情報シェアにご協力くださっている方もたくさん
いらっしゃり、本当に感謝しております。
また今回の開催報告も含めて、話題にしていただけたらありがたいです。

【文責:マドレボニータ事務局 太田智子】

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【5】5/25(水) 企業の人事担当者向けセミナーを開催します
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「会社の復職支援として、マドレの産後ケアプログラムが利用できたらいいのに!」
教室に参加されたワーキングマザーたちの声をヒントに、昨夏から本格的にご提案を
スタートした、「法人向けプログラム」。この春には2社での導入が決定しました。

しかし、「産後ケアを含む復職支援」が女性活躍推進のレバレッジポイントである
ということは、まだまだほとんどの企業のご担当者には知られていません。
そこでこの度、育休取得者の復職支援となるプログラムをもつ2つの非営利団体と
合同で企業向けセミナーを開催することになりました。

主に産褥期のケアに携わる「一般社団法人ドゥーラ協会」さんと、育休中に復職に
向けたウォーミングアップと同時に社会貢献活動を行う「ママボノ」を展開する
「NPO法人サービスグラント」さんです。

実は、早々に定員の40名を超えるお申込みをいただきいてしまい、急遽会場を提供
くださっている日本財団さんに相談、より広いお部屋をお借りできることになった
ため、引き続き参加お申込みを受付できることになりました!

ご自身が企業の人事担当やダイバーシティ、女性活躍推進担当の方がいらしたら、
ぜひセミナーへお越しください!

また、ご自身が担当者でない方も、お勤めや関わりのある企業で担当されている方に
このセミナーについてご紹介いただけたら大変嬉しいです。

『女性活躍推進のレバレッジポイント ~ 積極的な育休活用~』
日程:2016年5月25日(水)13:00 ~15:00 (12:45開場)
会場:日本財団 8階 (東京都港区赤坂1丁目2番2号日本財団ビル)
交通:虎ノ門駅 3番出口/溜池山王駅 9番出口/国会議事堂前駅3番出口より徒歩5分
対象:人事・人材育成・ダイバーシティ推進のご担当者
費用:無料
主催:NPO法人マドレボニータ、一般社団法人ドゥーラ協会、NPO法人サービスグラント
協力:公益財団法人日本財団

▼以下ページにて概要とお申込みフォームのご案内を記載しております。
こちらのURLをご紹介にもご利用ください。
https://www.servicegrant.or.jp/event/index.php?id=182&page=1

▼マドレボニータの法人向けプランについてはこちらをご参照ください。
http://madresbonitas.strikingly.com/#_4

【文責:マドレボニータ事務局 太田智子】

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【6】イベントスケジュール ~ まどれ暦 ~
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▼マドレ関連の講座・イベントを一覧でお知らせしています。ぜひご参加ください!
http://madrebonita.blogspot.jp/2015/09/2015910.html

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【7】マドレボニータよりお知らせ
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☆『マドレ基金:産後ケアバトン制度』ご利用・ご支援のご案内☆
以下にあてはまる方は「産後のボディケア&フィットネス教室」受講料の全額補助や
介助ボランティアによるサポートが受けられる場合があります。

多胎児の母/ひとり親/障がいのある児の母/早産児・低出生体重児の母/
出生後から生後180日の間に連続21日以上入院中または入院した児の母/
10代の母/妊娠22週以降に連続45日以上入院した母/東日本大震災で被災し、
避難中の母

▼『マドレ基金:産後ケアバトン制度』詳細はこちらからどうぞ
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=5980?=vol35

☆会員制度のご案内☆
マドレボニータでは会員(正会員・賛助会員・法人会員・マドレ基金サポーター)を
募集しております。
機関誌『マドレジャーナル(正会員限定)』や会報・メールレターをお届けするほか
会員さん限定イベントや、プロジェクトへもご参加いただけます。

▼会員制度の詳細・お申込みはこちらからどうぞ
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=139?=vol36

【編集後記】テーマ「GWどうでしたか?」
8家族30人!の大所帯で山梨まで二泊三日のキャンプに行ってきました。娘のの保育園
仲間は卒園した今でも居心地のよい存在。久しぶりに会った子どもたち、とても楽しそ
うだったのですが、それに負けじとはしゃぐ父たちの姿はなんとも微笑ましかったです☆
子どものおかげでできた地域の温かいつながりに感謝!(中桐昌子)

子どもが小学生になると暦通りに登校しなくてはならないので、長期休暇にはならず、
しかも中学生は連日部活でした!というわけで近場のとしまえんに2回、葛西臨海公園、
森林公園と「園づくし」なGW!でも公園で家族で遊ぶなんて後数年と思うと、しんみり
しちゃいます。日焼け止めをバッチリ塗って、もう少し堪能します。(吉田紫磨子)

今年は息子の初節句があったので、家族で食事会をしたり、記念写真を撮りに行きました。
子どもを持ってから、子ども関連のイベントはこんなにたくさんあるのか!と驚いていますが、
計画大好き夫婦なので、「次は何のイベントだ?」とちょっとワクワクしております☆
従妹4人での集まりもあり、親類と過ごすGWでした。(若菜ひろみ)

▼よろしければ以下のフォームよりご感想をお寄せください。
ボニータさんへの質問も受付中です!
http://goo.gl/qBTrEL

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
【 編集発行 】特定非営利活動(NPO)法人 マドレボニータ
(マドレタイムズ編集部/卜部眞規子・太田智子・北澤ちさと・白石あすか・
竹下浩美・中桐昌子・ボニータ・吉田紫磨子・若菜ひろみ)
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2016年5月16日月曜日

【ご利用者の声】マドレ基金『産後ケアバトン制度』2016年4月【2】前橋 /妊娠22週以降に連続45日以上入院した母

産後ケアバトン制度ご利用者の声をご紹介します。

※マドレボニータは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。
社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すため、教室の受講料を補助しています。
2016年4月は、14組の親子が制度を利用して産後の心身のリハビリに取り組まれました。
◆2016年4月末現在までの『産後ケアバトン制度』受講件数(リピート除く)は448件です

受講後アンケートでお寄せいただいたご感想をご紹介します。



今井 友美さま

2016年4月前橋教室

受講事由:
妊娠22週以降に連続45日以上入院した母
***
私は出産まで2ヶ月入院(しかも早産予防で、ベッド上安静・
座るのもご飯時のみ)していたので、運動=「悪・面倒・あえてやらない」
というイメージが染み付いていましたが、
汗を掻く程運動する気持ち良さを思い出させてもらいました。
ずっと運動不足は感じていたのですが、

動けばその分疲れて子育てが大変になるんじゃないか?
と思いなかなか踏み出せずにいました。
けれど、この講座に参加してみて、体を動かす事で逆に汗をかけばスッキリするし、

気持ち良く寝れて気持ち良く目覚められる事を知りました。
おまけに、動く事を億劫に思わないで抱っこやお世話をするようになったら、今までよりズッと楽になりました。

体力がついて楽になったのもあると思いますが、
気持ち的に動く事を嫌だと思わなくなったのが大きいと思います。
まだ2人目は未定なのですが、このまま動く事を習慣付けて筋肉をつければ、

早産予防にも効果があるのではないかと期待しています。

また精神面でも救われた面が多く、色々な考え方を学ぶ事が出来ました。
それまでベビーマッサージや、子育てサークルに参加して

産後仲間と語る機会は何度もありました
でも、そこでは子供への愛しさや子育ての辛さの共有はするものの、

自分のライフスタイルや将来へのビジョンについて話す事なんてないし「自分」を主役に話すことなんてありませんでした。
なので、子育ての一方で自分を高めるために努力しているママの存在に驚愕しましたし、お話をしてとても新鮮でした。
子供の為に100%時間を使う事が最善というわけではないのだ、と、驚きながらも嬉しかったのを覚えています。
子育てサークルでは「今現在の自分」という視点でしか話さなかったので、

将来の自分やなりたい自分という視点で他のママと話しをするのは初めてでとても新鮮でした。
私は子供を産んだからには幼稚園に行くまではつきっきりで過ごすのが

当たり前なのかと思っていたので、自分の働き方について考える事に関して、
見て見ぬフリをしていました。
心の底では、仕事のやりがいが無くなってしまった事が寂しかったのかもしれません。
他の参加者の皆さんが産後の職場復帰へ希望を込めて色々考えていて、

自分も今後どうしたいのかと真剣に考えるようになりました。
「未来に目を向けるきっかけ」を頂けた、というのがこの講座で

何よりの収穫だったかもしれません。

個人的な話ですが、広報誌を請け負う事が決まり、

その後もポスター等のお仕事も頂けるようで、仕事復帰の第一歩になりそうです。

また、パートナーについての考え方も改めさせて頂きました。
一回目のクラスの時、イライラおばさんの話を聞いてギクリとしました。
何を隠そう、私も「相手に思い知らせてやろう」という思いに縛られ、

敢えて苦労してギスギスした空気を作っていたからです。
薄々わかってはいたのですが、改めて指摘されて、

そんな事に労力を注ぐならパートナーと話し合って苦労を分かち合った方が
どんなにか楽だし幸せになれるのか‥と考え直しました。
今でもケンカはしますが、要望を伝えもせずに勝手にイライラするような事は減り、
パートナーに任せて自分の時間を持てるようになりました。
(それまでは、子供の世話をお願いしても監視するように側にいて

アレコレ口出しをしていました。
パートナーからすればウザかったと思います。反省。)
二人で分担して子育てするって、実は余計な気遣いや手間もかかるのですが、

イライラが減り幸せが増えた気がします。
疲れた時ほど気持ちをシェアできると明日も頑張ろうと思えますね

講座でシェアしたのと同じ事を本で読んでも、

きっとこれ程心を動かされる事はなかったし、
昨日までの自分と同じだったと思います。
実際に触れ会って、お喋りした中で聞いた事だからこそ、

私も変わろう!と思えました。
体を動かして、余分な力が抜けた後だったのも良いのだと思います。

結構ヘトヘト汗だくで気取った答えをしようという気にもならなかったので(笑)
リフレッシュ&リラックスした身体で、スッと素直に聞くことが出来ました。

このような制度がある事を知れた私は幸運でした。

もっと多くの迷えるママたちにこれを知ってもらい参加してもらいたいと思います。
この度はありがとうございました。



***

マドレボニータでは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すために、教室の受講料を補助しています。対象となるのは、ひとり親/多胎児の母/障がいのある児の母/早産・低体重児の母/21日以上入院した児の母/妊娠中45日以上入院した母/10代で出産した母/東日本大震災で避難中の母など。


みなさまのまわりにこのような事情を抱えながら産後を過ごしている方はいらっしゃいませんか?

産後ケアバトン制度は2014年9月コースより、合同会社西友さまの助成にて、平均月17組の母子をサポートできるようになりました。まだまだお受け入れが可能です。制度の利用対象に該当しそうな方へ、ぜひ「産後ケアバトン制度」をご紹介ください!

ご紹介の方法
(1)マドレボニータの公式サイトの「産後ケアバトン制度」のページをご案内いただく
「産後ケアバトン制度」で検索していただければヒットします。

(2)紙のニューズレターを印刷してお渡しいただく。
少しお手数をおかけしますが、こちらのPDFファイルを印刷いただき、お渡しいただけると制度の内容とお申し込み方法をお分かりいただけます。
このニューズレターの配布・設置にご協力いただける病院や自治体の窓口、子育てサロンなどがいらっしゃいましたら、マドレボニータ事務局までお知らせください。
info@@madrebonita.com ←@を一つにしてお送りください。



 

【ご利用者の声】マドレ基金『産後ケアバトン制度』2016年4月【1】江戸川/障がいのある児の母

産後ケアバトン制度ご利用者の声をご紹介します。

※マドレボニータは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。
社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すため、教室の受講料を補助しています。
2016年4月は、14組の親子が制度を利用して産後の心身のリハビリに取り組まれました。
◆2016年4月末現在までの『産後ケアバトン制度』受講件数(リピート除く)は448件です

受講後アンケートでお寄せいただいたご感想をご紹介します。



K.S.さま

2016年4月江戸川教室

受講事由:
障がいのある児の母

ダウン症児を育ててます☆
子育て講演会で偶然知り合った宇都宮のダウン症児ママさんに、

何の療育が良かったか聞いたところ、子どもの療育ではないけど、
とにかく産後に良い体験をした、と此方を教えてもらいました。

ダウン症児を生み、落ち込んでいた時にかけられた言葉で一番心に響いたのは、
皆で可愛がって一緒に育てていこう
と言ってくれた人の言葉です。

障がい児を産んだ母はその事実を知った時、
多かれ少なかれ、必ず孤独に陥ります。
世界から取り残された気持になり、
特別な一人になってしまった、と私も散々泣きました。

寄付をして下さった皆様に直接お会いすることはないかもしれませんが、
私にとって皆様の好意(行為)は、社会全体が私とタケルを迎え入れてくれ、
応援してくれて、一緒に育ててくれていると教えてくれた、
心と身体の回復に直結するものでした。

心優しい友人と先生に出逢えました。

皆様の温かいご厚意、一生忘れないと思います。

本当にありがとうございました。


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マドレボニータでは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すために、教室の受講料を補助しています。対象となるのは、ひとり親/多胎児の母/障がいのある児の母/早産・低体重児の母/21日以上入院した児の母/妊娠中45日以上入院した母/10代で出産した母/東日本大震災で避難中の母など。


みなさまのまわりにこのような事情を抱えながら産後を過ごしている方はいらっしゃいませんか?

産後ケアバトン制度は2014年9月コースより、合同会社西友さまの助成にて、平均月17組の母子をサポートできるようになりました。まだまだお受け入れが可能です。制度の利用対象に該当しそうな方へ、ぜひ「産後ケアバトン制度」をご紹介ください!

ご紹介の方法
(1)マドレボニータの公式サイトの「産後ケアバトン制度」のページをご案内いただく
「産後ケアバトン制度」で検索していただければヒットします。

(2)紙のニューズレターを印刷してお渡しいただく。
少しお手数をおかけしますが、こちらのPDFファイルを印刷いただき、お渡しいただけると制度の内容とお申し込み方法をお分かりいただけます。
このニューズレターの配布・設置にご協力いただける病院や自治体の窓口、子育てサロンなどがいらっしゃいましたら、マドレボニータ事務局までお知らせください。
info@@madrebonita.com ←@を一つにしてお送りください。