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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2020年3月27日金曜日

「昔と違い家庭が孤立しやすい時代」に不可欠なこと【マドレ応援団・ご支援者の声】


マンスリーサポーター『マドレ応援団』
は、クレジットカードで毎月定額寄付することによりマドレボニータの活動を支援できるしくみです。

「マドレ応援団」として応援くださっている、岐阜県の岩砂病院・岩砂マタニティの理事長・岩砂智丈さまからのメッセージをご紹介します。


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「産科医を20年続けてきて感じることは、昔と違い家庭が孤立しやすい時代であること。

それゆえに、子どもにとっての母親や家庭の重要度は、今後ますます高くなっていくということです。そういった観点からも産後の母親に注力することが、子どもの将来にとって、また日本にとって必要不可欠であると感じています。

マドレボニータの活動はまさにそれを体現しています。おおくのお母さんがマドレボニータの活動と繋がるように応援していきます。」

(マドレ応援団 岐阜県 岩砂病院・岩砂マタニティ理事長・岩砂智丈さま)
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岩砂病院・岩砂マタニティ様ではマドレボニータの産後ケア教室や、産前産後の母親サロンの開催をサポートいただいています。
妊娠中からマドレボニータのプログラムを知っていただけることを、大変ありがたく思っております。



(山本裕子インストラクターのブログにリンクしています)

 マンスリーサポーター『マドレ応援団』のご案内 

産後ケアを、すべての家族に届けるために。
産後ケアを広げたい!産後ケアで人生が変わった!という仲間とつながる機会に。
マンスリーサポーター『マドレ応援団』に参加しませんか?

毎月1回のメールレター
会員・応援団限定のFacebookグループ
会報・年次報告書(各 年1回送付)
などで活動の様子をお伝えします。

活動報告会や総会など、皆様とリアルに交流する機会もございます。
(オンライン会議ツールでの参加も可能です)


皆さまからのご支援は、
全国での「産後ケア教室」の普及
インストラクターの養成
企業への復職支援プログラム導入推進など、
産後ケアを広めるための活動に
大切に使わせていただきます。



2020年3月19日木曜日

マドレボニータってどんな団体?

マドレボニータとはスペイン語で「美しい母」の意味。

1998年、第一子を出産したばかりの代表吉岡マコは、
出産による心身のダメージの大きさに愕然とします。

また、妊娠中は妊婦健診は公費で受けられたり、
産後は赤ちゃんの検診や予防接種はあるのに、
母のためのケアが行政にも民間にも無いことに気づきます。

それならば自分で作ろうと、一人でマドレボニータを立ち上げました。

2018年イベント「Madre Bonita Day」のスライドより


2008年にマドレボニータはNPO法人になりました。
みなさんはNPO法人がどんなものか、ご存知でしょうか。

NPOというと、
「儲けてはいけない」
「スタッフは皆ボランティア」
などのイメージを持つ方も多いかもしれません。

実際にはNPOも利益を出すため努力していますし、
企業と同じように有給で働くスタッフもいます。

営利企業の目的はなるべく多くの利益を上げ、
それを株主や社員に還元することと言われます。

一方、非営利であるNPO法人は、利益を
従業員や支援者などには還元せず、
利益は次の事業のために使います。

それではNPO法人の目的は何かというと、
「自分たちが見つけた社会課題を解決すること」です。

ここで言う社会課題とは、
例えば福祉や教育、海外での児童労働など
さまざまなケースがあります。
その多くが、従来のいわゆる資本主義社会では
手が差し伸べられなかったり、見過ごされてきた問題です。

私達マドレボニータは、母子保健における
「産後ケア」の空白という課題を解決するため、
独自の産後ケアプログラムを作り、広めてきました。

2019年末の時点で、プログラム受講者は
累計6万6千人を超えています。
受講者の方からの感謝の声も、嬉しく受け取っています。



しかし、現在産後ケア教室があるのは
47都道府県の三分の一にあたる、わずか16都道府県
より多くの方に届けるために、私達は色々な取り組みをしています。


より多くの場が生まれるように


毎年「インストラクター養成コース」を開催し、
産後ケアの伝え手を養成しています。
養成を開始してから、インストラクターとして
デビューするまでの期間は約8ヶ月という長期間。

その間、毎週課題に取り組み、
産後ケアの専門家になるための鍛錬を重ねます。
赤ちゃんと一緒に、安心して心身のリハビリに
取り組める場はこうして生まれているんです。
2019年夏 実技試験の様子

より多くの人に知ってもらうために


「もっと早く産後ケアを知りたかった…」
そんな声をよくお聞きします。

情報の格差なく、より多くの方に
産後ケアプログラムを知っていただけるように。

企業向けに「復職支援プログラム」を提供したり
自治体の児童館や保健センターでの講座を行っています。

また、産前から産後のことを知っていただくため
夫婦で使えるアプリ「ファミリースタート」
無料で提供しています。

より大変な状況の方に届けるために


双子の母、ひとり親、早産低体重児の母など、
自力で産後ケア教室にたどり着くのが難しい方
サポートする「産後ケアバトン制度」

受講料の補助だけでなく、双子の赤ちゃんを
一緒に介助するボランティアも募ります。


この制度を始めて以来、双子の赤ちゃんを
たびたび教室にお迎えできるようになりました。


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このようにマドレボニータでは、
産後ケアプログラムや、産後に関する知識を、
より多くの方へ届けるべく活動しています。

そしてこの未来に向けた活動は、
多くの方のご支援により支えられています。

「すべての家族に産後ケア」をテーマに、応援してくれる皆さまから寄せられた写真

『より多くの人が産後ケアを受けられるように応援します』
『もっと教室が増えますように!』
『産後ケアの重要さを社会全体に浸透させたいです』

マンスリーサポーター「マドレ応援団」の方からのメッセージです。
そんなお声を実現すべく、マドレボニータは活動してまいります。

よろしければぜひ、あなたに合った方法で
マドレボニータの産後ケアを広めるお仲間に
なっていただけませんか?


『マドレ応援団』(マンスリーサポーター)

クレジットカードで継続的に産後ケアを支えていただく仕組みです。
金額は月額1,000円から6種類。
年次報告書、メールレター、Facebookグループで活動報告をお届けします。

マドレ応援団の詳細を見てみる



※マドレボニータは認定NPO法人です。
5万を超える全国のNPO法人のうち、認定NPO法人はわずか2%。
NPO法人の中でも厳しい基準をクリアして、
より「公益性が高い」と認定を受けた団体です。

認定NPO法人へのご寄付は、確定申告を
していただくことで寄付金控除の対象となります。


2017年 認定証を受け取った東京都庁前にて


マドレ応援団の方からのメッセージ


「第二子出産後にマドレのクラスに参加し、心身ともに軽くなっていく自分を感じました。一人でも多くの方が必要な産後ケアを受けられるよう、マドレボニータの活動を応援していきたいです。」
(M.Aさま)

「第三子産後、複数クールお世話になり今さらながら世界がぐぐっと広がりました!第一子から参加してなかった自分みたいな人もたくさんいるはず、でも何番目の子供からでも遅くない!マドレの広がりを応援していきたいと思います!
大阪出身なこともあり、関西方面にもっと教室が増えますように!!」
(M.Yさま)

「一人目より、二人目の産後で孤独感を感じていたのですが、マドレに参加したことで、体だけでなく考え方も前向きになれました。私の産後は終わっても、これから出産・産後を控えているたくさんのお母さんたちに、こうした活動をもっと知ってほしいと思い、ささやかではありますが、応援団に申し込みたいと思います。」
(H.Nさま)



インストラクターに興味がある方は、
まずはお気軽に資料請求してください!
★資料請求はこちらから

2019年インストラクター合宿にて







2020年3月18日水曜日

チャレンジして、初めて見える風景がある~ボールエクササイズ指導士デビュー記念インタビュー(2)~【vol.82】


メールマガジン『マドレ☆タイムズ』購読登録受付中!(無料)
マドレボニータでは「マドレボニータのことがもっとわかる!」月刊メールマガジンを配信しています。
マドレボニータの教室・講座にお申込みの方とNECワーキングマザーサロンまたはサミットにご参加いただいた方にお送りする他、購読をお申込みいただくことでもお読みいただけます。
配信から1ヶ月を経過したバックナンバーは公式ブログに順次掲載いたします。

まだブログに掲載されていない最新号は、購読をお申込みいただいた方のみご覧いただけます(購読申込完了メールにて最新号特別公開ページのURLをお知らせします)。

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マドレ☆タイムズ≪ vol.82≫
2020年3月18日発行
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≪Contents≫
【1】マドレな人々 ~ボールエクササイズ指導士“りんちゃん”デビュー記念インタビュー☆“好き”を仕事に!(2)~
【2】インストラクターの現場から~相棒は『赤鉛筆』から『赤玉』へ(下)~
【3】対話ラボ:関西ラボ&春ラボ(東京)申込み始まりました!
【4】イベントスケジュール&オンライン講座ご案内
  http://bit.ly/madre_event
【5】マドレボニータよりお知らせ
【編集後記】こんな時だから!大人も子どもも楽しめる時間の工夫
ボニータさんへの相談を受け付けています。
相談&アンケートフォームはこちら!365日24時間受付中よ。

※編集部註:
・ボニータさんとは、マドレボニータのロゴマークにも登場しているアフロヘアーにブーツの女性です☆
ボニータの部屋バックナンバーはこちら
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【1】マドレな人々 ~ボールエクササイズ指導士“りんちゃん”デビュー記念インタビュー☆“好き”を仕事に!(2)~
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『ボールエクササイズ指導士』として昨年12月にデビューした“りんちゃん”、こと宮澤千尋さん。現在、練馬区大泉学園と埼玉県和光市にて『産後のバランスボール教室』を開催中です!前回に引き続き、ご自身の産後や養成コースを振り返ったインタビューをお届けいたします。
“第三子、産む?産まない?”問題が、パートナーとの関係性を見つめ直す機会となったりんちゃん。念願の『産後ケア教室』参加を通して、社会とのつながりや仕事に対する想いを再燃焼させることになったというお話は、今まさにキャリアについて葛藤したり、悩んでいる方の力になること間違いナシです!
>>>前回のインタビューは公式ブログへ!
▼宮澤千尋インストラクター『産後のバランスボール教室』のご案内
・大泉学園教室(練馬区)
毎月第1・3火曜日 10:30-11:30開催
・和光市教室(埼玉県)
毎月第2・4木曜日 10:00-11:00開催
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≪「好きなことを仕事にしたい!」自分の想いを再確認≫
聞き手:第二子の産後から気になっていた『産後ケア教室』に、第三子の産後でついにご参加が叶ったのですね!
りんちゃん:はい!たけし先生(竹下浩美インストラクター)のレッスンがとにかくすごく楽しくて。エクササイズはもちろん、コミュニケーションのワークで自分を主語に語ることでどんどん本当の想いが溢れてきたことを覚えています。第二子妊娠中から自分も社会復帰したいという気持ちが少しずつ湧いてきていたのですが、改めて「私も働きたい!自分の手で稼げたら!」と話していました。そして何より「好きなことを仕事にしたい!」という想いが根本にあることがわかりました。
聞き手:前職から大事にされていた「好きなことを仕事にしたい!」という想いを再確認されたのですね。
りんちゃん:三度の妊娠、出産、産後の経験を生かして、女性が笑顔になるような仕事がしたい。誰かに委ねて終わり…ではなく、自分の力で生活を整えられるようなサポートがしたい。ぼんやりと描いていた思いが、4回のレッスンに参加したことでくっきりと浮かび上がってきました。
ボロボロだった産後の体がどんどん変化していくのを感じられたり人生についてこんなにも深い話ができる場所は他になかなかない。同じ参加者の方たちも本当に楽しそうに受講されていましたし、何より前に立つインストラクターがとても素敵で魅力的で。こういう場がもっともっと広がっていったらいいな。自分も産後ケアの担い手になれたら…と、自分の想いと、未来のビジョンがビビビとつながったような感覚でした。
そんな中、マドレボニータから送られてきた産後ケア教室の卒業生向けメルマガ(※当メルマガ)で「インストラクター募集!」というフレーズを見つけて。「私もインストラクターになれるかも!いや、なりたい!」と一気にテンションがあがりました。
聞き手:偶然目にしたメルマガの一文が、りんちゃんの人生を変えることにもなったのですね!
りんちゃん:そう思います。もしメルマガを読んでいなかったら、憧れだけで終わっていたかもしれません。
≪養成コースエントリーに向けて真っ先に取り組んだこと≫
聞き手:養成コースにエントリーすることを決意され、準備されたことはありますか? りんちゃん:まずはエントリー時には1歳となる第三子の預け先を探すところから始めました。仕事をしていないこともあり、認可保育園には入れず…
・身体を動かす経験がなかった私がエントリー前に準備したこと
・養成コース中のパートナーシップ
・インストラクターを目指す方に伝えたいこと
2回にわたるりんちゃんの養成コース振り返り座談会、いかがでしたでしょうか?
りんちゃんの熱い想いと、その行動力にエンパワメントされた方も多いのではないでしょうか?りんちゃんと同じく、「インストラクターになりたい!」と胸を熱くされているみなさま、まずは資料請求をしてくださいね。もれなく『マドレ養成メルマガ』が届きます。そして、体を動かしてみてください。近くに教室がある方はインストラクターに会いにレッスンに参加するもよし!5月より2020インストラクター養成がスタートしますのでぜひご注目ください。
【文責・聞き手:中桐昌子】
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【2】インストラクターの現場から~相棒は『赤鉛筆』から『赤玉』へ(下)~
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こんにちは、名古屋の産後セルフケアインストラクター長野奈美です。
1月号では、三女の産後間もなく養成コースにチャレンジした話を書きました。
相棒は『赤鉛筆』から『赤玉』へ(中)
相棒は『赤鉛筆』から『赤玉』へ(上)
3部作の最後は、「変化してきた夫との関係性について」書こうと思います。
ちゃんと完結するのかどうか、私自身もハラハラしています(笑)
さて、夫とは今年の5月で結婚12周年になります。
前職新聞社の同期入社の私たち。夫は大学院卒の技術職なので、2コ年上になります。
一緒のプロジェクトなどで仕事をした経験はないですが切磋琢磨する間柄で、仕事も対等、家庭でも対等。それが私たち夫婦の暗黙の了解でした。
それが変わってしまったのが10年前の出産。
私が夜勤をやめニュースの一線を退き、子どものケアを主に担うようになったことがきっかけでした。次女の産後に「私だけなんで2回もキャリア中断をしなきゃいけないの」と、変わらず仕事してキャリアを積み上げている夫への憎しみという形で爆発してしまいました。
家事の分担、子どものケアのことでケンカになると「じゃあ私と代わってよ。私だって稼ごうと思ったらあんたと同じように稼げるんだから」という言葉を吐いていた記憶があります。
ただの脅しです。家事や育児を再分担し直したり、外部の手を借りたりしながら一線に復帰するという発想は私にはなく、ただただ未練を夫にぶつけていただけ。
それが変化するきっかけになったのは、マドレボニータのインストラクターを志してからです。
★『赤鉛筆』と『赤玉』
前職校閲記者の相棒は『赤鉛筆』。辞書と、記事を書く上でのお約束をまとめた「ハンドブック」を片手に、赤鉛筆で誤字脱字や事実関係の誤りを正すのが仕事でした。
そこから今の相棒はみなさんご存知の『赤玉』(赤いバランスボール)です。私の運命の色はきっと「赤」なのだと思っています。
・・・ 【長野奈美プロフィール】
1981年1月、名古屋生まれ。小学校から大学までオール名古屋市立で育つ。卒業後、地元新聞社で15年間赤ペンを持ち続け、正しい日本語と名古屋弁が紙面を飾るように尽力した。
2010年に長女を出産後、ニュースの一線で働くことに悩み36歳で一念発起、インストラクターの道へ。女性が妊娠・出産してもやりたいことを貫ける社会を目指して、啓発活動にも力を入れる。家族は夫と長女、次女(13年生まれ)、三女(16年生まれ)。
趣味はランニング(フルマラソン4時間39分)、マドレゆるラン部でも活動中。
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【3】対話ラボ:関西ラボ&春ラボ(東京)申込み始まりました!
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「マドレ式対話の場づくりラボ」 の関西・東京での開催について前回お伝えいたしましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み、日程を一部変更して実施することになりました。
様々なイベントの中止・延期が相次ぎ、外出への不安が高まっている時ではありますが、これまでのラボ参加者からは、オンラインを通じた「対話の場」を自主的に企画する動きも生まれており、改めて「対話」による互助の力を強く感じています。
「マドレ式対話の場づくりラボ」は、全4回の参加体験型セミナーとオンライングループを通じて、気づきがうまれる「対話」や安心して話せる「場づくり」を、ともに学び探求します。ラボの開催はこれが最後です。関心ある方はぜひお問い合わせください!
【関西ラボ】
日程:2020年 5/24(日)、6/7(日)、6/21(日)、7/5(日) 全4回 いずれも10:30~16:30
場所:5/24、6/7、6/21 大阪市中央区、7/5 西宮市さくら夙川(予定)
対象:男女問わず
   家族、職場、学校、地域などでより良いコミュニケーションをとりたい方
   対話や対話のある場づくりに関心がある方
   自分の考えや気持ちを掘り下げたい方
詳細・お申込み:WEBサイトをぜひご覧ください
主催:関西にもマドレボニータを!KAMP
【春ラボ】
日程:2020年 5/17(日)、6/14(日)、7/4(土) 、8/1(土) 全4回いずれも10:00~16:00予定
場所:東京都内
詳細・申し込み:WEBサイトをぜひご覧ください
【マドレ式対話の場づくりプロジェクト担当:高橋葉子】
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【4】イベントスケジュール&オンライン講座のご案内
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『まどれ暦』でマドレ関連の講座・イベントを一覧でお知らせしています。ぜひチェックしてご参加ください!
★公式ブログ『まどれ暦』はこちら★
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【5】マドレボニータよりお知らせ
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『マドレ基金:産後ケアバトン制度』ご利用・ご支援のご案内
以下にあてはまる方は『産後ケア教室』受講料の全額補助や介助ボランティアによるサポートが受けられる場合があります。
多胎児の母/ひとり親/障がいのある児の母/早産児・低出生体重児の母/出生後から生後180日の間に連続21日以上入院中または入院した児の母/10代の母/妊娠22週以降に連続45日以上入院した母/東日本大震災で被災し、避難中の母
『マドレ基金:産後ケアバトン制度』詳細はこちら

産後ケアバトン制度は皆さまからのご寄付で運営しています。この取り組みをこれからも継続するために、ご支援くださる法人・個人の方を募集しています。
アプリ『ファミリースタート』
ご友人などから「妊娠した」と聞いたら…ご紹介ください!マドレボニータの産後ケア教室がお近くにない方も、セルフケアや産後の過ごし方を事前に知って準備しておくことができます。
アプリ詳細とダウンロードはこちら

ぜひお仲間に!『マドレ応援団』を募集しています!
『マドレ応援団』は「すべての家族に産後ケア」を目指し、産後ケアの普及・啓発活動を行うマドレボニータを毎月定額のご寄付で応援していただく制度です。限定Facebookページや限定メールレター、会報等で活動の最新情報をお届けします。 マドレ応援団の詳細・申込みはこちら
【編集後記】テーマ/こんな時だから!大人も子どもも楽しめる時間の工夫
◎普段は時間に追われて1人でさっさと片付けたい家事を、分担して一緒にやっています。クイックルワイパーと、みんなの洗濯物を畳んでタオル類と自分のものをしまいに行くのが、最近の5歳娘の役割です。あとは、おもちゃの断捨離を一緒にしたり、家の中を整えることに一緒に取り組んでいます。(木村由樹子)
体重18kgの4歳二男はさすがに抱っこでバランスボールが難しくなったので、今は一緒に筋トレしてます^^仰向けで自転車こぎ腹筋や、うつ伏せでバタ足背筋は子どもも簡単に真似できますよ。お気に入りBGMはベタですがビリー・アイリッシュの「bad guy」。3分という長さもちょうどえぇ。(白石あすか)
◎料理を一緒にしています。料理…というとハードル高そうですが、子どもはまだ4歳なので野菜を切る、ウインナーやチーズを切るだけで大満足☆マイ包丁&まな板をゲットし、張り切っています!野菜に興味を持ち始めたので、畑で野菜づくりも楽しんでいます。(若菜ひろみ)
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【 編集発行 】特定非営利活動(NPO)法人 マドレボニータ
(マドレタイムズ編集部/北澤ちさと・木村由樹子・白石あすか・中桐昌子・長野奈美・ボニータ・吉田紫磨子・若菜ひろみ)
【公式サイト】 【公式ブログ】
【Facebook】 【Facebook】英語版
【Instagram】 【ツイッター】
→メルマガの感想をハッシュタグ「#マドレタイムズ」にてお寄せください!
【お問い合せ】info@madrebonita.com事務局)
*このメールはマドレボニータの教室・講座にお申込みくださった方とNECワーキングマザーサロンまたはサミットにご参加いただいた方、メールマガジンの購読をお申込みくださった方にお送りする、「マドレボニータのことがもっとわかる!」月刊メールマガジンです。
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マドレな人々 ~ボールエクササイズ指導士“りんちゃん”デビュー記念インタビュー☆“好き”を仕事に!(2)

こんにちは、マドレタイムズ編集部です。
マドレタイムズ2月号では、ボールエクササイズ指導士としてデビューした宮澤千尋さんのインタビューをご紹介します!

『マドレタイムズ』配信申し込みはこちら

マドレな人々 ~ボールエクササイズ指導士“りんちゃん”デビュー記念インタビュー☆“好き”を仕事に!(2)

『ボールエクササイズ指導士』として昨年12月にデビューした“りんちゃん”、こと宮澤千尋さん。現在、練馬区大泉学園と埼玉県和光市にて『産後のバランスボール教室』を開催中です!前回に引き続き、ご自身の産後や養成コースを振り返ったインタビューをお届けいたします。

前回のインタビューはこちら


“第三子、産む?産まない?”問題が、パートナーとの関係性を見つめ直す機会となったりんちゃん。念願の『産後ケア教室』参加を通して、社会とのつながりや仕事に対する想いを再燃焼させることになったというお話は、今まさにキャリアについて葛藤したり、悩んでいる方の力になること間違いナシです!


宮澤千尋インストラクター『産後のバランスボール教室』のご案内
・大泉学園教室(練馬区) 
毎月第1・3火曜日 10:30-11:30開催

・和光市教室(埼玉県) 
毎月第2・4木曜日 10:00-11:00開催

「好きなことを仕事にしたい!」自分の想いを再確認

聞き手:第二子の産後から気になっていた『産後ケア教室』に、第三子の産後でついにご参加が叶ったのですね!

りんちゃん:はい!たけし先生(竹下浩美インストラクター)のレッスンがとにかくすごく楽しくて。エクササイズはもちろん、コミュニケーションのワークで自分を主語に語ることでどんどん本当の想いが溢れてきたことを覚えています。

第二子妊娠中から自分も社会復帰したいという気持ちが少しずつ湧いてきていたのですが、改めて「私も働きたい!自分の手で稼げたら!」と話していました。そして何より「好きなことを仕事にしたい!」という想いが根本にあることがわかりました。

聞き手:前職から大事にされていた「好きなことを仕事にしたい!」という想いを再確認されたのですね。

りんちゃん:三度の妊娠、出産、産後の経験を生かして、女性が笑顔になるような仕事がしたい。誰かに委ねて終わり…ではなく、自分の力で生活を整えられるようなサポートがしたい。ぼんやりと描いていた思いが、4回のレッスンに参加したことでくっきりと浮かび上がってきました。

ボロボロだった産後の体がどんどん変化していくのを感じられたり、人生についてこんなにも深い話ができる場所は他になかなかない。同じ参加者の方たちも本当に楽しそうに受講されていましたし、何より前に立つインストラクターがとても素敵で魅力的で。こういう場がもっともっと広がっていったらいいな。自分も産後ケアの担い手になれたら…と、自分の想いと、未来のビジョンがビビビとつながったような感覚でした。

そんな中、マドレボニータから送られてきた産後ケア教室の卒業生向けメルマガ(※当メルマガ)で「インストラクター募集!」というフレーズを見つけて。「私もインストラクターになれるかも!いや、なりたい!」と一気にテンションがあがりました。

聞き手:偶然目にしたメルマガの一文が、りんちゃんの人生を変えることにもなったのですね!

りんちゃん:そう思います。もしメルマガを読んでいなかったら、憧れだけで終わっていたかもしれません。

養成コースエントリーに向けて真っ先に取り組んだこと

聞き手:養成コースにエントリーすることを決意され、準備されたことはありますか?

りんちゃん:まずはエントリー時には1歳となる第三子の預け先を探すところから始めました。仕事をしていないこともあり、認可保育園には入れず…地域のありとあらゆる保育施設に問い合わせたり、見学して、小規模保育を行っている保育ママさんにお世話になることになりました。

あとはエントリー時に提出する身体スキルチェック動画の準備のために、パーソナルトレーナーさんに専用のプログラムを組んでいただき、朝5時に起床して毎朝2時間取り組みました。これまでまともに身体を動かす経験がなかったのでもちろん最初は苦労しましたが、だれにも邪魔されず集中して鍛えられる時間はとても充実していました。

養成コース中、自分を支えてくれたものとは…

聞き手:実際に養成コースがスタートしていかがでしたか?

りんちゃん:見本動画の動きを見て真似をするところからトレーニングがスタートしたのですが、視点がまったくつかめず、自分のできていないところばかりを見てしまい、自己嫌悪の日々でした。

今、振り返ると、見る目なんてすぐに養われるものではないとわかりますが、最初はまさに“自分との闘い”という感じでした。でも初期の頃の動画と比較すると確実に変化していましたし、毎日着実に取り組めている自分を信じるしかない!と頑張りました

子どもを出産して以来、ずっと子どもと密着して過ごしてきた中で、自分の時間がしっかりと確保されていて、やりたいことに向かって努力できる。こんなにも自分がやりたいことに没頭できるのはいつぶりだろう!と、大変さよりも希望や喜びのほうが勝っていました。子育て以外で、夢中になれることや話したいことが溢れてきたことが何よりうれしかったです。

聞き手:自分が求めていたものを追及できる充実感に、養成コース期間中は支えられていたのですね。

りんちゃん:そうですね。ですから苦しいとは思いましたが、やめたいとは思いませんでした。また、第三子を預かっていただいていた保育士さんが愛に溢れる方で、子どもにしっかりと向き合ってくださったことで、子どもも幸せそうでしたし、家族以外の方に自分の子どもに愛情を注いでもらえることも大きな支えになっていました。私の養成コースへの挑戦も応援してくれていました。

聞き手:応援くださる方の存在!心強いですね!パートナーはどんな風にサポートくださっていたのですか?

りんちゃん:これまであまり弱音は吐けないタイプだったのですが、第二子の産後以降、夫にだけは弱音を吐けるようになったんです。養成コース中の私を見かねた夫が私と一緒に身体を動かしてくれたり、トレーニング中の体の動きを見てくれて。養成コースのプログラムに取り組むことが夫とのコミュニケーションにもつながったこと、そして「りんちゃんならできる!」と夫が信じてくれたことにとても励まされました。

また、養成コース中に限って、これでもか!というくらい子どもが体調を崩すことが多かったのですが、夫が仕事を調整してくれたおかげで、日々のトレーニングにはしっかりと取り組むことができました。夫の応援と理解がなかったら絶対できなかったと思います。
あと、マドレボニータの先輩インストラクターや事務局のみなさんがいつも応援くださっていることを感じられたことも大きな支えになりました。実技試験にはたくさんの方が駆けつけてくださり、試験の講評でさえも、私のこれからのことを考え、発してくださる言葉の一つ一つに泣きそうになりました。

次なる目標と、未来の仲間へのメッセージ

聞き手:改めて、周囲の応援に支えられての半年間を振り返ってみていかがですか?

りんちゃん:終わってみればあっという間ですが、一年前の自分とは、まったく違う自分がここにいるという感覚です。

聞き手:『ボールエクササイズ指導士』として活動しながら、次なるステップアップとして今年は『産後セルフケアインストラクター』養成コースにも挑戦されるのですよね。

りんちゃん:はい!単発のレッスンだけではなく、4回コースを開催できるスキルと知識を習得すべく再び頑張ります。インストラクターの強く美しい佇まいと存在感に、産後だった私自身、たくさんの力をいただきました。言葉だけではなく、身体的にも説得力を持ったインストラクターになりたいと思うので、これからも日々の鍛錬は続けていきますし、自分を見る目も引き続き養っていきたいと思います。一緒に養成コースで切磋琢磨できる仲間もたくさん欲しいです!

聞き手:インストラクターのお仕事に興味がある方へメッセージはありますか?
りんちゃん:興味を持ったり、チャレンジしたいことがある時こそ、チャンスだと思います。でも心の中で思うだけだと時間はどんどん過ぎてしまう。私も運動経験はほとんどありませんでしたが、思い切って飛び込んでみました。簡単ではないけれど、自分の体と心に向き合って頑張れば、その先がきっとあると思います。チャレンジして、初めて見える風景がある。養成コースに興味を持った方はぜひ飛び込んできてほしいです!!一緒に頑張りましょう!

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2回にわたるりんちゃんの養成コース振り返り座談会、いかがでしたでしょうか?

りんちゃんの熱い想いと、その行動力にエンパワメントされた方も多いのではないでしょうか?りんちゃんと同じく、「インストラクターになりたい!」と胸を熱くされているみなさま、まずは資料請求をしてくださいね。もれなく『マドレ養成メルマガ』が届きます。そして、体を動かしてみてください。近くに教室がある方はインストラクターに会いにレッスンに参加するもよし!
5月より2020インストラクター養成がスタートしますのでぜひご注目ください。   

インストラクター養成の資料請求はこちら




【文責・聞き手:中桐昌子】

「インストラクターの現場から」〜相棒は『赤鉛筆』から『赤玉』へ(下)〜(長野奈美さん)

こんにちは。マドレ☆タイムズ編集部です。
マドレタイムズに掲載中のリレーエッセイ「産後ケアの現場から」をお届けします。
マドレタイムズ配信申し込みはこちらから!



こんにちは、名古屋の産後セルフケアインストラクター長野奈美です。
1月号では、三女の産後間もなく養成コースにチャレンジした話を書きました。
相棒は『赤鉛筆』から『赤玉』へ(上)
相棒は『赤鉛筆』から『赤玉』へ(中)

3部作の最後は、「変化してきた夫との関係性について」書こうと思います。
ちゃんと完結するのかどうか、私自身もハラハラしています(笑)。


相棒は『赤鉛筆』から『赤玉』へ(下)

さて、夫とは今年の5月で結婚12周年になります。
前職新聞社の同期入社の私たち。夫は大学院卒の技術職なので、2コ年上になります。
一緒のプロジェクトなどで仕事をした経験はないですが切磋琢磨する間柄で、仕事も対等、家庭でも対等。それが私たち夫婦の暗黙の了解でした。

それが変わってしまったのが10年前の出産。

私が夜勤をやめニュースの一線を退き、子どものケアを主に担うようになったことがきっかけでした。

次女の産後に「私だけなんで2回もキャリア中断をしなきゃいけないの」と、変わらず仕事してキャリアを積み上げている夫への憎しみという形で爆発してしまいました。家事の分担、子どものケアのことでケンカになると「じゃあ私と代わってよ。私だって稼ごうと思ったらあんたと同じように稼げるんだから」という言葉を吐いていた記憶があります。

ただの脅しです。家事や育児を再分担し直したり、外部の手を借りたりしながら一線に復帰するという発想は私にはなく、ただただ未練を夫にぶつけていただけ。


それが変化するきっかけになったのは、マドレボニータのインストラクターを志してからです。

養成コースにエントリーするときも、会社を退職するときも、夫に何度も何時間も話しを聞いてもらいました。
私の中で最後まで踏ん切りがつかなかったのは経済面の不安感。
3人の子どもがいるのに、どれだけ収入があるかわからないフリーランスの道を選んでもいいものなのか。専門家に入ってもらい試算を重ねました。

最後は夫が「君は君の人生を自由に進めばいい。お金の心配はするな」と背中を押してくれました。

実際の金銭面のことよりも、私が固執していたのは「私だって対等に稼いでる」というところが起点の私の夫婦感だったりもしました。
「果たして収入がなくなっても、夫との関係性は対等でいられるのだろうか」
これは今でもときどき「私は稼げてないから」という思いでひょっこり顔を出すことがあります。

でも夫は稼げていようも稼げていまいも気にしていません。「今日のレッスンはどうやった?」と必ず聞いてくれます。「お客さんが満足してくれたならそれでいいやん」「そんなに集まってくれてるんか」「すごいなー僕にはできひん」(夫は関西人)と夫なりの感想を話してくれます。夫には辛い思いも、同期にすら話せない苦しさも葛藤も、話せる安心感が生まれました。

ただのノロケ話ではありません(笑)。

どうして夫婦関係が変化したのかというと、私が鎧を脱げたからなのかなと思います。夫と対等でいるために固執していた「バリキャリ」への未練を断ち切り、新しい仕事で大事にしたい「やりがい」と、今は「3人の子どもたちとの生活に重点を置く」との覚悟を軸に据えられたからだと。

でも、これからもっともっと「仕事!」に傾く時期も来るのかもしれません。いやきっと来るはず。ワーカホリックの私なら、きっと(笑)。
そのとき、夫とどんな関係性を築いていくのか。話し合いながら進んでいきたいと思っています。(完)

『赤鉛筆』と『赤玉』
前職校閲記者の相棒は『赤鉛筆』。辞書と、記事を書く上でのお約束をまとめた「ハンドブック」を片手に、赤鉛筆で誤字脱字や事実関係の誤りを正すのが仕事でした。
そこから今の相棒はみなさんご存知の『赤玉』(赤いバランスボール)です。私の運命の色はきっと「赤」なのだと思っています。

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【長野奈美プロフィール】
1981年1月、名古屋生まれ。小学校から大学までオール名古屋市立で育つ。卒業後、地元新聞社で15年間赤ペンを持ち続け、正しい日本語と名古屋弁が紙面を飾るように尽力した。
2010年に長女を出産後、ニュースの一線で働くことに悩み36歳で一念発起、インストラクターの道へ。女性が妊娠・出産してもやりたいことを貫ける社会を目指して、啓発活動にも力を入れる。家族は夫と長女、次女(13年生まれ)、三女(16年生まれ)。
趣味はランニング(フルマラソン4時間39分)、マドレゆるラン部でも活動中。

▼ブログ「母をたのしく!」でも日々の奮闘ぶりを報告しておりますhttps://ameblo.jp/35care758

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