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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2020年5月23日土曜日

『誰1人として取り残さない活動』を応援【マドレ応援団・ご支援者の声】

母の日より開始したマドレボニータのマンスリーサポーター「マドレ応援団」キャンペーン。

代表吉岡との出会いをきっかけに、「誰1人として取り残さない活動」を応援したいとご入会くださった方からのメッセージをご紹介します。

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代表マコさんとのこれほどまでの縁、生き方を目の当たりにしたら活動に関心がないわけにはいきません。
様々な団体もあるため、できる範囲でコツコツとをさせていただきます。
私の周りにも同じ境遇で頑張ってる仲間がいます。

(マドレ応援団 神奈川県 玉谷 圭子さん)
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ご入会ありがとうございます。
緊急事態下においても待ったなしの産後、子育てを支えていただけますよう、これからどうぞよろしくお願いいたします!


 マンスリーサポーター『マドレ応援団』のご案内 


産後ケアを、すべての家族に届けるために。
産後ケアを広げたい!産後ケアで人生が変わった!という仲間とつながる機会に。
マンスリーサポーター『マドレ応援団』に参加しませんか?

皆さまからのご支援は、
全国での「産後ケア教室」の普及
インストラクターの養成
企業への復職支援プログラム導入推進など、
産後ケアを広めるための活動に
大切に使わせていただきます。

毎月1回のメールレター
会員・応援団限定のFacebookグループ
会報・年次報告書(各 年1回送付)
などで活動の様子をお伝えします。

活動報告会や総会など、皆様とリアルに交流する機会もございます。
(オンライン会議ツールでの参加も可能です)


詳細・お申込みはキャンペーンサイトをご覧ください
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2020年5月20日水曜日

「産前・産後のセルフケア講座」開発の裏側をご紹介!【vol.84】


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マドレボニータでは「マドレボニータのことがもっとわかる!」月刊メールマガジンを配信しています。
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マドレタイムズ≪ vol.84≫
   2020年5月20日発行
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≪Contents≫
【1】産前・産後のセルフケア講座(オンライン教室)が始まりました
【2】インストラクターの現場から~「産前・産後のセルフケア講座」開発の裏側 ちょっとのぞきます?~
【3】いまこそ『すべての家族に産後ケア』~マドレ応援団キャンペーン~
【4】会員さんより『全国マドレ式対話の場づくり研究所』のご案内
【5】インストラクター養成よりお知らせ
【6】マドレボニータよりお知らせ
【編集後記】おこもり生活のおとも☆
ボニータさんへの相談を受け付けています。
相談&アンケートフォームはこちら!365日24時間受付中よ。

※編集部註:
・ボニータさんとは、マドレボニータのロゴマークにも登場しているアフロヘアーにブーツの女性です☆
ボニータの部屋バックナンバーはこちら
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【1】産前・産後のセルフケア講座(オンライン教室)が始まりました
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こんにちは、マドレボニータ代表の吉岡マコです。
今まで、「教室」という現場で産前・産後の女性と赤ちゃんに向き合って来た私たちですが、このcovid-19の影響により、みんなで集まる教室の開催ができなくなりました。レッスンが大好きなインストラクターたちは、大切な場を失い、本当に落胆していました。
しかし、そんな時にも赤ちゃんは誕生し、子育ては待ったなしで始まっている。妊産婦さんのストレスや不安は日に日に増している。今、私たちができることは何だろう?と考えました。
マドレボニータの認定インストラクターが個々に様々なオンラインクラスをすでに実施していますが、団体として標準化したものを作ろう!という声が有志のインストラクターから上がり、緊急チームを作って4月から準備を進めてきました。
そして、5 月からスタートできることになりました。
心身の健康に大切な3つのこと
スタジオで実施されていたマドレボニータの教室は120分でしたが、オンラインの講座は60分。家にいて気軽に参加できる長さに配慮しました。短い時間ではありますが、参加する前と後では、体の感覚も、気持ちも全く変わります。
やることはこの3つ。
1)ストレッチで自分の体に向き合う 
2)他者と会話することで、自分に気づき、他者からも気づきをもらう
3)レッスンが終わっても自分でできるセルフケアを覚える
スタジオに集まって実施していたレッスンと、本質は変わりません。この非常時だからこそ、この3つのことの大切さが、身をもって実感できると思います。
5月はチャリティ週間
産前・産後の女性(と赤ちゃん)に参加していただける講座を用意しました。日程や詳細はこちらでご確認ください。
お陰様で満席の講座多数となっておりますが、空きがあれば当日申し込みも大丈夫です。
★オンライン講座の詳細・お申込みはこちら★
徐々に制限が緩和されてきているとはいえ、赤ちゃんを連れて外出するのは、まだまだリスクも高く、不安だと思います。お家で、安心して心身のケアができて、60分という短い時間でも、誰かと繋がれる嬉しさを感じていただければと思います。
6月の本スタートに向けて、担当インストラクターは、より良いレッスンを提供できるよう、練習を重ね、ブラッシュアップしています。これを書いている今日の午後も、インストラクターが集まって勉強会をやります。さらにこのチャリティ週間で、できるだけ多くの一般の産後女性のみなさまにぜひご参加いただき、ご感想やご意見などお聞かせいただければ嬉しいです。
【文責:マドレボニータ理事長 吉岡マコ】
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【2】インストラクターの現場から ~「産前・産後のセルフケア講座」開発の裏側 ちょっとのぞきます?~
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みなさん、こんにちは。
名古屋の産後セルフケアインストラクター長野奈美(なみちゃん)です。
最後にスタジオでレッスンをしたのはもう2ヶ月近く前。
産後ケア千種教室3月コースをなんとか修了まで漕ぎつけて以降、4月、5月と教室は開講できていません。東京都内では3月コースも開催できなかった教室が多い状況でした
私たちは「産後のプロフェッショナル」と言いながらも、現場がないと産後の女性にプログラムをお届けすることができない…今回味わった一番の喪失感です。
でも、コロナ禍といえど日々新しい命が誕生し、赤ちゃんの育児はまったなしで始まる。そして何より、里帰り出産ができなかったり、産後へルパーさんなど外部の手を借りにくかったり、新生児訪問や3・4ヶ月健診が中止になったり…。
産後の家族が置かれている状況は、平時のときより何倍も厳しい状況に。これを見過ごすわけにはいかない…インストラクター誰しもがそう思っています。
私個人は4月コースを中止にすると決定し、なんとかオンラインで産後ケア教室の代替になるものができないかと、お申し込みをいただいていた方とzoomでつないで3回の「産後ケアオンライン教室」を開催しました。ご自宅までボールを貸し出しに伺いました。「久しぶりに夫以外の人と話しました!」と感激されるお姿に、外の空気に飢えていた自分自身の産後の感覚をありありと思い出しました。
★オンライン教室4月コースのレポート『「母」「妻」以外の「私」があるはず』
https://ameblo.jp/35care758/entry-12593098657.html
全国のインストラクターも「何かできないか」とそれぞれが模索していました。
そんな中、岐阜の山本裕子インストラクター(ひろりん)が「マドレボニータとしての共通プログラムをつくってみませんか?」と声を上げてくれました。ひろりんは「おうちでWORK OUT」というストレッチのプログラムにトライしていました(下記ご紹介しています!)。
●オンラインで開催中の講座ご紹介
外出自粛が続く中、マドレボニータのインストラクターはそれぞれが工夫しながらオンライン講座を実施したり、エクササイズの動画をSNSに投稿しています。
オンラインなら、普段は会えない遠方のインストラクターのレッスンを受講できるのも魅力の一つ。
今日は開催中の講座を一覧にまとめてご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
公式ブログ内『まどれ暦』にも掲載しています。
●石倉恵美
「産後のバランスボール鹿嶋教室」
5/23(土)、5/27(水)、5/30(土)9:30-
長野奈美
「バランスボールさくっと40分レッスン」
5/22(金)、5/26(火)、5/29(金)9:00-9:40
「おこもり脱出!セルフメンテナンス講座」
5/21、28(木)10:00-11:10

「オンラインヨガ」
中桐昌子
「産後のバランスボール講座」
5/27(水)9:00-9:45、10:00-10:45
お好きな時間に受講できるマドレボニータのオンライン動画講座はこちら
●踊れるからだづくり 超超超基礎
●踊れるからだづくり2 超超基礎
●身体スキルトレーニング講座オンライン
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【3】いまこそ『すべての家族に産後ケア』
マドレ応援団キャンペーン~
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先日の母の日を皮切りに、マドレボニータのマンスリーサポーター制度『マドレ応援団』キャンペーンを開始しました。
冒頭でもご紹介したように、コロナウィルスの脅威でリアルな教室の休講を余儀なくされるなか今だからこそ必要な方に必要なかたちで産後ケアを届けるべくマドレボニータは走り出しています。トライアル講座の開始においてはマドレボニータの会員・応援団の方からの熱い応援や真摯なフィードバックを沢山いただきともに産後ケアの進化に伴走くださる方々の存在に大変勇気づけられています。
いまだからこそマンスリーサポーターとして私たちの挑戦を継続的に応援してくださる方、ぜひ『マドレ応援団』のお仲間になってください。
マドレボニータの歩みや現在の取り組みもご紹介しております。ぜひ、キャンペーンサイトをご覧ください。
★キャンペーンサイトはこちら★
【文責:マドレボニータ事務局 北澤ちさと】
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【4】会員さんより『全国マドレ式対話の場づくり研究所』のご案内
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全国で、マドレ式対話の場づくりをしたい・しているひとたちとつながれる、帰ってこられる場をつくりたい!
NECワーキングマザーサロン(WMS)が終了して1年。マドレボニータ正会員の「つじっこ」こと鈴木かおるさんの呼びかけで有志が集い、『全国マドレ式対話の場づくり研究所』を立ち上げることになりました。
マドレ式対話をもっと楽しみたい!深めていきたい!身近な地域やオンラインでまだまだ続けていきたい!とお考えの皆様、入会をお待ちしております。
《名称》
全国マドレ式対話の場づくり研究所
《目的》
マドレ式対話*メソッドに好意的な関心を持つメンバーが集い、互いの対話への想いを尊重しあい、切磋琢磨しながら、それぞれが望む対話を実現していくこと。
また、この活動を通して自らの「大切にしたいこと」「ありたい姿」を探求し続けること。
そして、この活動が「対話の文化」醸成の一助となり、「それぞれの違いを認め合いながら協働する」豊かな社会を実現していくこと。
*マドレ式対話 参考
MadreBonitaDAY2019 「対話の場」を紐解く~10分deマドレ式対話
https://readyfor.jp/projects/madrebonita-taiwa/announcements/103718
《活動期間》
2020年6月~2021年5月 以降、1年ごとに更新
《参加費用》
1200円/年
《参加メンバー 募集人数》
20名以上(上限なし)
*20名に満たない場合、形を変えて活動予定です。
《参加要件》
(1)~(9)全てに当てはまる方
(1)マドレボニータ正会員/賛助会員/応援団/マドレボニータの活動に好意的である
(2)以下いずれかの経験
・NECワーキングマザーサロン第1期~10期参画
・夏ラボ/オホーツクラボ参加
・「マドレ式対話の場づくり手引き」を読み、その内容を肯定的に尊重している
(3)当コミュニティの目的に共感できる
(4)参加費が支払いできる
(5)Facebookアカウントがある
(6)Googleアカウントがある
(7)入会から1か月以内に自己紹介スレッドへ自己紹介の書き込みができる
(8)GIVEの精神で、コミュニティに積極的に発信していく意気込みがある
(9)対話は世界を変えると信じている
*2021年度以降は、新たなメンバーが入りやすくなるように各要件を見直したいと考えています。
《活動内容イメージ》
★まずは全国(世界!)各地のマドレ式対話好きとつながることを目的にFacebookグループを立ち上げます
・こんな対話の場をつくっている・つくっていきたいの自己紹介イベント
・月例活動シェア会@ZOOM
・こんな場つくってみた、の報告と相互フィードバック
・こんな場つくってみたい、の夢語りや仲間募集
・チームビルディング、広報、集客アイディアブレスト
・全国のマドレ式対話の場を集約してブログ掲載する広報活動
・広報用ポータルサイト立ち上げ
・時間無制限のZOOMアカウントを月3回まで使えるようにする
などなど、やってみたいと思ったことを自由に声かけできる場にする
■入会お申し込みはこちらから■
https://ux.nu/4XC8S
*自動返信後、詳細をご連絡いたします。
自動返信が届かない場合、質問などは下記までご連絡ください。
madreshikitaiwa.lab@gmail.com
■今後のスケジュール■
5/18 (月)~  参加メンバー募集
6/1 (月)  入金確認できた方をFacebookグループへご招待、グランドオープン
*6月・7月は研究所内で繋がれるオンラインでのイベントを企画中です。
■フェイスブックページ■
https://m.facebook.com/madreshikitaiwa.lab
入会にあたってのお話会を今後開催する予定て?す。フェイスブックページから予定をこ?確認下さい。
■事務局メンバー■
鈴木かおる 川辺真美子 目黒友子 細川朋美 川尻沙織 北島彩子 山崎彩子 森伸子 村松智子
【文責:全国マドレ式対話の場づくり研究所事務局メンバー・森伸子】
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【4】インストラクター養成より~~
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2020インストラクター養成、開講延期のお知らせ
3/16(月)から代表吉岡と養成講師陣で選考を行い、応募者4名に対し、3名がエントリー通過となりました。
しかし、ほぼオンラインで進めていく養成コースではありますが、安心してトレーニングに集中できる環境を個人の努力で整えられる状況ではないこと、さらに講師陣も子どもが在宅しているなど仕事環境を整えることが困難であることから、開講延期の決断をいたしました。
延期の期間は、緊急事態宣言が解除され、万全の態勢で養成コースが開講できると判断できるまでと考えております。
本来なら、いよいよ開講します、応援よろしくお願いします!とお伝えするタイミングにこのようなお知らせをすることになり、非常に残念で歯がゆい気持ちですが、養成チーム一同、今は自分自身や家族を含め、身近な人々が健康に過ごせるようしっかり守ることに専念し、然るべき時に備えたいと考えております。
今後の動きについては、またこちらのメールレターやSNSを通じて皆様にご報告して参ります。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
【養成事業部より】
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【6】マドレボニータよりお知らせ
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アプリ『ファミリースタート』
ご友人などから「妊娠した」と聞いたら…ご紹介ください!マドレボニータの産後ケア教室がお近くにない方も、セルフケアや産後の過ごし方を事前に知って準備しておくことができます。
アプリ詳細とダウンロードはこちら

ぜひお仲間に!『マドレ応援団』を募集しています!
マドレ応援団』は「すべての家族に産後ケア」を目指し、産後ケアの普及・啓発活動を行うマドレボニータを毎月定額のご寄付で応援していただく制度です。限定Facebookページや限定メールレター、会報等で活動の最新情報をお届けします。 マドレ応援団の詳細・申込みはこちら
【編集後記】テーマ/おこもり生活のおとも☆
◎何年ぶりかミシンを取り出しました。マスク作りを皮切りに、いつの日かやろうと思っていた麻シーツのリメイクや20年以上前に買った布でクッションカバーを作ったり、トートバッグのほつれを直したり。そして「あつまれどうぶつの森」を始めてゲームの中でもDIYやリメイクに励み…もはや現実世界との境界が曖昧になっています。(北澤ちさと)
◎自粛生活始まって以来、ヨガスパッツとランニングTシャツが手放せません。起床後ぱっと着替えて早朝ランニングしてからこの格好で一日過ごしてます。いつでもストレッチできるし、散歩に行けるし、子どもたちと縄跳びもできる!ピタッと脚のラインも露わになるのでいい感じに緊張感も演出できます!笑(中桐昌子)
◎Netflixで韓国ドラマ「椿の花咲く頃」「愛の不時着」にはまって3リピート観ましたw!小学生の三女&四女には「CotiCoti」という文字盤がホワイトボードになっている時計☆これで宿題管理できるかなと思いきや、活用しきれていません(笑)。夫は子どもが生まれる前に愛用していた七輪を引っ張り出してきて、ベランダで色々焼いてくれます。(吉田紫磨子)
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【 編集発行 】特定非営利活動(NPO)法人 マドレボニータ
マドレタイムズ編集部/北澤ちさと・木村由樹子・白石あすか・中桐昌子・長野奈美・ボニータ・吉田紫磨子・若菜ひろみ)
【公式サイト】 【公式ブログ】
【Facebook】 【Facebook】英語版
【Instagram】 【ツイッター】
→メルマガの感想をハッシュタグ「#マドレタイムズにてお寄せください!
【お問い合せ】info@madrebonita.com事務局)
*このメールはマドレボニータの教室・講座にお申込みくださった方とNECワーキングマザーサロンまたはサミットにご参加いただいた方、メールマガジンの購読をお申込みくださった方にお送りする、「マドレボニータのことがもっとわかる!」月刊メールマガジンです。
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「インストラクターの現場から」 ~「産前・産後のセルフケア講座」開発の裏側 ちょっとのぞきます?~

みなさん、こんにちは。
名古屋の産後セルフケアインストラクター長野奈美(なみちゃん)です。


最後にスタジオでレッスンをしたのはもう2ヶ月近く前。
産後ケア千種教室3月コースをなんとか修了まで漕ぎつけて以降、4月、5月と教室は開講できていません。東京都内では3月コースも開催できなかった教室が多い状況でした。

私たちは「産後のプロフェッショナル」と言いながらも、現場がないと産後の女性にプログラムをお届けすることができない…今回味わった一番の喪失感です。

でも、コロナ禍といえど日々新しい命が誕生し、赤ちゃんの育児はまったなしで始まる。
そして何より、里帰り出産ができなかったり、産後へルパーさんなど外部の手を借りにくかったり、新生児訪問や3・4ヶ月健診が中止になったり…。産後の家族が置かれている状況は、平時のときより何倍も厳しい状況に。

これを見過ごすわけにはいかない…インストラクター誰しもがそう思っています。

私個人は4月コースを中止にすると決定し、なんとかオンラインで産後ケア教室の代替になるものができないかと、お申し込みをいただいていた方とzoomでつないで3回の「産後ケアオンライン教室」を開催しました。

ご自宅までボールを貸し出しに伺いました。
「久しぶりに夫以外の人と話しました!」と感激されるお姿に、外の空気に飢えていた自分自身の産後の感覚をありありと思い出しました。

オンライン教室4月コースのレポート『「母」「妻」以外の「私」があるはず』


全国のインストラクターも「何かできないか」とそれぞれが模索していました。
そんな中、岐阜の山本裕子インストラクター(ひろりん)が「マドレボニータとしての共通プログラムをつくってみませんか?」と声を上げてくれました。

ひろりんは「おうちでWORK OUT」というストレッチのプログラムにトライしていました(当ブログ内『まどれ暦』に掲載しています!)。

有志インストラクターが集まり、4月からゴールデンウィークにかけて週1・2回のオンラインミーティングを開き、プログラム案を練りました。

ボールエクササイズではなく、オンラインでも母子ともに安全に取り組めるストレッチとコミュニケーションワーク、セルフケアの3本柱で、これまで産後ケア教室でお伝えし続けてきたことを、オンラインでも展開しようとまとまっていきました。

同時期に先行して始まっていたマコ先生の「シングルマザーのためのセルフケア講座」にもアシスタントとして参加し、久しぶりの研修レポートも書きました!

個人的に一番楽しかったプロセスは「練習会」でした。
何人かのインストラクターが集まり、できあがったプログラムのリードを順番に担当し、フィードバックと考察をするという会。

同じプログラムでもインストラクターの声やトーン、個性でガラッと雰囲気が変わるのがいい! ボールから降りてもやっぱりその人らしさは失われないんだなという気づきに、私は大いに励まされました。

またヨガやピラティスなどマドレとは別の場所でそれぞれが自己研鑽のために勉強してきた知識が、このプログラムのブラッシュアップにも大いに役立っていきました。

こうした過程を経て、マドレボニータの新しいプログラム「産前・産後のセルフケア講座」は生まれました。

●産前・産後のセルフケア オンライン講座 4回コースのサイトはこちら●

●産前・産後のセルフケア オンライン講座 ショートレッスンのサイトはこちら●



そして今なお、プログラム開発は続いています。6月からオンライン4回コースをスタートできるように、今まさに「産後女性の腹筋に張りを取り戻すために、何をやるか」「どう負荷を上げていくか」というところを考えています。ね、これを聞くとワクワクしますよね??

最後に。
この春から初夏にかけての日々は、産後すぐの家族だけじゃなく、すべての家族・個人に我慢や不便や不安をもたらしました。それはみなさんも、そして私たちインストラクター・事務局スタッフも同じです。

子どもが傍らにいながら、工夫したり家族の協力を得ながら、仕事に取り組む時間を確保してきました。

家庭内調整がうまくいかずにしんどい思いをしたり、途中でプロジェクトから離脱しそうになりながらも、何とか一般向けに提供できるところまで進めてきました。

そしてこのプログラム開発は、開発費ゼロでスタートしています。今なお無償で提供しています。収入に直結しないけれども、やっぱりこの状況下で産後の女性のために何かせずにはいられなかった。

トライアル期間中に本講座を受講していただいた方に、再度お願いです。

このプログラムで「体がラクになった」「初めてこのインストラクターのレッスンを受けたけれどなかなかよかった」など価値を感じていただけましたら、ぜひ今後の開発への支援としてご寄付をいただけたら嬉しいです。
(★単発ご寄付のお申込みはこちら)

いつもいつもみなさまからは、温かいご支援とご声援をいただきまして、本当に感謝しております。
新しいプログラムが少しずつ育っていくさまを、どうぞワクワクしながら見守ってくださいませ。

(文責:オンラインプロジェクトチーム・長野奈美)


★マドレボニータのマンスリーサポーター『マドレ応援団』を募っています★
ぜひ応援してください。
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2020年5月18日月曜日

【お知らせ】産前・産後のセルフケア(オンライン教室)スタートします

こんにちは、マドレボニータ代表の吉岡マコです。

今まで、「教室」という現場で産前・産後の女性と赤ちゃんに向き合って来た私たちですが、このcovid-19の影響により、みんなで集まる教室の開催ができなくなりました。レッスンが大好きなインストラクターたちは、大切な場を失い、本当に落胆していました。

しかし、そんな時にも赤ちゃんは誕生し、子育ては待ったなしで始まっている。妊産婦さんのストレスや不安は日に日に増している。今、私たちができることは何だろう?と考えました。

マドレボニータの認定インストラクターが個々に様々なオンラインクラスをすでに実施していますが、団体として標準化したものを作ろう!という声が有志のインストラクターから上がり、緊急チームを作って4月から準備を進めてきました。
そして、5月からスタートできることになりました。

オンライン「産前・産後のセルフケア講座」サイトはこちら


この画像は、マドレボニータの教室の卒業生が作ってくれました。育休中にマドレに参加して本当によかったので、無事職場復帰したいま、私たちに何かできることをやらせてください!と申し出てくれました。心から感謝いたします!

心身の健康に大切な3つのこと


スタジオで実施されていたマドレボニータの教室は120分でしたが、オンラインの講座は60分。家にいて気軽に参加できる長さに配慮しました。短い時間ではありますが、参加する前と後では、体の感覚も、気持ちも全く変わります。

やることはこの3つ。
1)ストレッチで自分の体に向き合う 
2)他者と会話することで、自分に気づき、他者からも気づきをもらう 
3)レッスンが終わっても自分でできるセルフケアを覚える

スタジオに集まって実施していたレッスンと、本質は変わりません。この非常時だからこそ、この3つのことの大切さが、身をもって実感できると思います。

5月はチャリティ週間


産前・産後の女性(と赤ちゃん)に参加していただける講座を用意しました。日程や詳細はこちらでご確認ください。
空きがあれば当日申し込みも大丈夫です。
https://sites.google.com/madrebonita.com/onlineclass/


徐々に制限が緩和されてきているとはいえ、赤ちゃんを連れて外出するのは、まだまだリスクも高く、不安だと思います。お家で、安心して心身のケアができて、60分という短い時間でも、誰かと繋がれる嬉しさを感じていただければと思います。

このチャリティ週間でめざしたいこと


6月の本スタートに向けて、担当インストラクターは、より良いレッスンを提供できるよう、練習を重ね、ブラッシュアップしています。これを書いている今日の午後も、インストラクターが集まって勉強会をやります。さらにこのチャリティ週間で、できるだけ多くの一般の産後女性のみなさまにぜひご参加いただき、ご感想やご意見などお聞かせいただければ嬉しいです。


そして、マドレボニータを応援いただければ嬉しいです。
マドレ応援団キャンペーン始まっています。
https://www.madrebonita.com/donationcampaign2020

2020年5月16日土曜日

10年間応援しつづける理由【マドレ応援団・ご支援者の声】

マンスリーサポーター『マドレ応援団』は、クレジットカードで毎月定額寄付することによりマドレボニータの活動を支援できるしくみです。

以前より正会員として産後ケアの普及にともに取り組んでくださっている「ななちゃん」こと光瀬奈々江さん。このたび「マドレ応援団」にもお申込みいただきました。ご入会にあたってのメッセージをご紹介します。



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産後から10年たちましたが、マドレボニータの正会員として、いつもマドレボニータの応援をしています。

私が応援し続ける理由は。10年前の産後にマドレボニータに通って心とからだが元気になったからです。

当時を振り返ると、初めての待ったなしの育児。命を守る責任の重大さ。赤ちゃんが生まれて幸せなのはもちろんのことですが、急に背負うものが増え、知らないうちにプレッシャーの石が何段にも積み上がり、今にも潰れそうになっている自分の心とからだに気づくことさえできていませんでした。

マドレボニータに通って、からだを動かしてスッキリすること、言葉を他者に紡ぐことで思考が整理される清々しさを実感できました。

からだが元気になると、不思議と心にもスペースが生まれ、育児や家事に追われても心穏やかに過ごすことができました。

また、産後にずっと家にいるのは、最初は大丈夫でしたが、だんだん社会に断絶されたような孤独感を感じることもありました。

マドレボニータの産後ケア教室に継続して通うことで、「私」を主語にして話せる仲間ができ、その仲間との繋がりは人生における財産にもなっています。

4月からマドレボニータでは、ジョンソン&ジョンソンのdonate a photoの寄付金の支援により、シングルマザーのためのセルフケア講座(オンライン)を実施しており、現在、寄付金の枠がほぼ埋まってしまっているほか、今後継続のめどが立たない状況とお聞きしました。

私が通っていた当時でさえ、産後にマドレボニータの産後ケア教室に通うことや、自分のための時間を確保してセルフケアを行うことが、「贅沢」とか「お金がある人がするもの」という声を聞いたことがあり、怒りと悲しみがこみあげてきたことを思い出しました。

さらに、待ったなしの育児をしながら家事、仕事をこなすシングルマザーほど、いつからだを壊すかもしれないという不安やプレッシャーと戦いながら日々過ごしていると思います。

そんな中でも、少しだけでも自分自身の心とからだを緩めることが、贅沢なことなのでしょうか?私は決してそうは思いません。

私自身も、忙しい育児や家事、仕事の中でも、自分自身をいたわるセルフケアはとても大切にしています。
自分自身が心身ともに健康でいることで、家族に対して思いやりが生まれ、子どもに不必要にイライラしなくなり、良好な親子関係を築くことができています。
これは10年経った今でも変わりません。むしろ何度もマドレボニータの講座を受講することで、日々の自分の体調の小さな変化に気づいたり、今私がイライラしそうなのはからだが疲れているからだ、無理はしないで休もう、などと自分を客観的に見ることができるようになり、昔より今のほうがずっと体調が良く快適に過ごしています。


有志のグループ「マドレゆるラン部」も立ち上げ、30kmのランニング大会にも出場!

シングルマザーが少しでも自分のからだを緩めて安心した時間が持てるようこの講座が継続するために、何か支援ができないかと考えました。

マコさんの投稿をシェアするのはもちろんのこと、イベントを企画して寄付を募ることもできますが、もっと定期的に支援が可能なマドレ応援団に入会することにしました。

正会員だと応援団に入れないと勝手に思い込んでいましたが、正会員と応援団両方とも入っている方がいることを知り、今回入会させていただきました。

微力ではありますが、マドレボニータの活動の素晴らしさをさらに広めていけたらと思っています。

(正会員・マドレ応援団 東京都 光瀬奈々江さん)

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 マンスリーサポーター『マドレ応援団』のご案内 


産後ケアを、すべての家族に届けるために。
産後ケアを広げたい!産後ケアで人生が変わった!という仲間とつながる機会に。
マンスリーサポーター『マドレ応援団』に参加しませんか?


皆さまからのご支援は、
全国での「産後ケア教室」の普及
インストラクターの養成
企業への復職支援プログラム導入推進など、
産後ケアを広めるための活動に
大切に使わせていただきます。


毎月1回のメールレター
会員・応援団限定のFacebookグループ
会報・年次報告書(各 年1回送付)
などで活動の様子をお伝えします。

活動報告会や総会など、皆様とリアルに交流する機会もございます。
(オンライン会議ツールでの参加も可能です)


詳細・お申込みはキャンペーンサイトをご覧ください
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2020年5月9日土曜日

いまこそ『すべての家族に産後ケア』〜マドレ応援団キャンペーン始まりました〜


マドレボニータは、創業以来、教室という現場で母となった女性に向き合ってきました。「運動」と「対話」を通じて、出産後の身体を元気に、産後特有の孤独感や精神的なつらさに寄り添いサポートしてきました。

しかし、Covid-19の影響で、みんなで集まる教室は休講を余儀なくされ、5月スタートを予定していたインストラクターの養成も延期の判断をしました。

そんな時にも、赤ちゃんは誕生し、子育ては待ったなしで始まっており、妊産婦のストレスや不安は日に日に増しています。自粛期間が続き、妊産婦が人とつながることや自分の心身をケアすることが難しいいまこそ、マドレボニータが培ってきた知見を持って貢献したい。

マドレボニータは自宅にいてもできる「すべての家族に産後ケア」をサポートするべく、新しい挑戦を始めています。母の日に、改めて、全国の妊産婦とその家族に思いを馳せ、ぜひ、私たちの挑戦を応援してください。

キャンペーンサイトでは、受講者の声や応援団の皆様からのメッセージ、シングルマザー向け講座に協力いただいた認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ赤石理事長からのメッセージも掲載しています。ぜひ、お読みください!

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