こんにちは。マドレボニータ事務局スタッフの太田智子です。
先週10月15日(木)に、「産後」にまつわるプロジェクトが発足しました。
「3・3(さんさん)産後サポートプロジェクト」。
産後のサポートの必要性を家族、企業、地域に伝え、産後女性と赤ちゃんの笑顔を増やすための活動です。
☆3・3産後サポートプロジェクト ホームページより☆
『産後1~3カ月までが、いちばん孤独で、しんどかった』
そう語る産後ママが増えています。
『産後うつ』の発症、『幼児虐待』も、この時期に起こることが多く、祖父母などの家族のサポートと、職場の意識、ママのニーズを調査したところ、ママのニーズとサポートにギャップがあることが浮き彫りになりました。
そこで、これまでの日本の産後サポートの文化である『床上げ3週間』『1カ月まで』を→『産後3カ月』に延ばし、産後のサポートの必要性を家族、企業、地域に伝え、産後のママと赤ちゃんの笑顔を増やすプロジェクトをスタートさせます!」
「産後」にさまざまな立場から関わる組織や個人が横断的につながる、ありそうでなかったこの取り組み。マドレボニータも「スペシャルサポーター」として参画させていただくことになりました。
そして、このプロジェクトの発足日に、NPO法人ファザーリング・ジャパンさんの全面協力により、文京シビックホールにてキックオフフォーラムが開催されました。
フォーラムではまず、発起人のお一人である棒田明子さんより、プロジェクトの概要と、「赤ちゃんにやさしい家族・企業の五カ条案」の発表がありました。
続いて私太田が「産後も”LIVE YOUR LIFE”!-家族、企業、地域に伝えたい3つのこと-」と題して基調講演をさせていただきました。
講演では、マドレボニータがお伝えしている「産後の三大危機」の他に、産後のサポートとしての夫の役割について、実例を交えてお話しましたよ。
こちらの写真はマドレボニータ正会員の上松恵子さんにご提供いただきました!
夫の役割は…!
「3・3産後サポートPJ」が提唱する「3ヶ月間のサポート」の意義深さについても、マドレ式に分けた産後の3つの期間に重ねてコメントさせていただきました。
冒頭で発表された「赤ちゃんにやさしい家族・企業の五カ条」の案に対しては、休憩中にご参加者の意見が集められ…後半のパネルディスカッションへ。
こちらのお写真をご提供くださったのは、正会員でドゥーラ協会の有山美代子さん!
「こんな項目も含んだほうがいいのではないか」「タイトルにはこういうニュアンスも含んで欲しい!」とご参加者の声も紹介され、活発な意見が交わされました。
「赤ちゃんにやさしい家族・企業の五カ条」は年内には発表される予定とのことです。
関わるみなさんの活動は幅広く、さまざまですが、
「産後について、まだまだ知られていない!」
「産後女性へのサポートが必要。具体的に何が必要かも社会に広く知られていかなければ!」
という思いは共通しているなと思いました。
プロによる産後ケア、それを誰もが当たり前に受けられるための制度面の整備、
加えて、出産と産後を迎える夫婦も支える周りの人も、産後に必要なことを知っていて、当たり前にアクションができる「文化」の醸成。
どれも欠けることなく、みんなで協力して作っていきたいとあらためて思いを強くした一日でした。
3・3産後サポートプロジェクト、これからぜひご注目ください!
(文責:マドレボニータ事務局 太田智子)
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