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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

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2014年3月17日月曜日

定例報告会(インストラクターの更新制度)(【発掘★マドレスピリット】より)


『発掘★マドレスピリット(※)』では、マドレボニータの“プロフェッショナリズム”
について書かれた過去のブログ記事を”発掘”してご紹介しています。
(※)マドレスピリット
 =マドレボニータが設立された当初から一貫して変わらない精神

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今回は、産後セルフケアインストラクターの認定制度の拡充について
書かれた記事をご紹介します。


『定例報告会(インストラクターの更新制度)』2009.2.13記(吉岡マコ代表)

産後ケアのパイオニアとして、提供するプログラムや、
その担い手であるインストラクターのクオリティに決して妥協しない
という姿勢は確かに、設立された当初から一貫して変わらない
「マドレスピリット」だといえます。

とはいえ、そのマドレスピリットを実現するための「制度」や「仕組み」
については、何度も何度も議論を重ねながら、
常に改良を重ねてきました。
2007年にはインストラクターの認定制度を整備、
そしてこの記事に書かれているように、
2009年には、年に1度のインストラクターの「更新制度」を導入しています。

今も現在進行形で、認定制度の拡充のための
試行錯誤の道のりは続いておりますが、
こうして軌跡を振り返ることで、
制度を通じてマドレボニータが何を実現したいと願っているのか、
その譲れない「核」の部分を分かち合って確認できたらと思います。

≪記事より≫
12日(木)は、月に一度の認定インストラクター報告会でした。
2年前から、認定制度を整備してきて、
いまも、その制度を少しずつ充実させていっています。

4月から導入されるのは「更新制度」。
産後セルフケアインストラクターは、
産後のデリケートな時期と小さな赤ちゃんに接する責任ある仕事をおこなう
「資格」である以上、一年に一度、1年間の活動を振り返り、
活動や行動やスキルなど、その資格にふさわしいかどうかの審査を受け、
更新をおこなっていこう、というもの。

この制度の導入については、理事会だけでなく、
現役のインストラクターの声を募り、半年かけて議論してきました。

2009_02120902-20039.JPG

人間のやることですから、何でもスムーズ決まるわけではありません。
その議論のなかで、いろいろな問題点も炙り出されてきました。

でもどこかで着地点を見つけて、決めることを決めて、進んでいかなければなりません。
質の良い産後プログラムを受講したい、という産後女性たちが待っていますから・・・

そんなわけで、更新制度の導入にあたり、書類もつくりまして、
今回の報告会に参加できなかったメンバーに、
みんなで手紙を書いて、書類を発送するという作業も。

2009_02120902-20035.JPG
字のきれいな若菜さんが宛名書きをしてくれて、
更新申請書、資格解除申請書、覚書(契約書)の3種類のほかに、
『自分の仕事をつくる』の引用も同封して・・・

2009_02120902-20038.JPG

インストラクターのもとに、発送しました。

この更新制度が導入されることによって、もしかしたら、
一時的に、認定インストラクターの数はすこし減るかもしれません。
認定を受けずに、個人で活動していきます、という人も出るかもしれません。

毎月の報告書、毎月の報告会、年に一度の総括レポート、奨励されるスキルアップ、などなど、
認定インストラクターとして活動するには、いくつもの義務があります。

でも、これは、「やらされている義務」ではなく、
複数のインストラクターの知見を持ち寄って、研究、考察することで、
より、このプログラムをいいものにして行こう、という
「コミュニティへの貢献の気持ち」から、
自発的にできあがってきた制度でもあります。

でも、長く続けていると、
「そういった義務が多すぎる、厳しすぎる、こんなんじゃ広まらないんじゃないか」
という声も内外から聞かれるようになりました。

が、やはり、法人としての責任、パイオニアとしての責任を果たすためには、
複数の目があること、複数の知見が蓄積されて醸成されていくこと、
ということは、非常に大切です。

認定インストラクターのコミュニティは、
積極的にその義務を果たすことのできるインストラクター個々の集まり
であることが、そのコミュニティの強みでもあり、それによって、
信頼していただいたり、応援していただいたりしているのだということも、
忘れてはならないとおもいます。

その義務を「やらされている」、というふうに負担に感じてしまう人は、
それは、もう適性の問題だとおもうので、
認定からは外れて、個人で活動することを奨励する、
というのが団体としてのスタンスです。

「広める」ということに関しても、
義務を減らし、基準を低くして、認定インストラクターの数を増やしたとしても、
それはタカが知れています。

それによって、コミュニティの雰囲気がルーズになることのほうが、
ダメージは大きいと考えます。

一方で、こういったプログラムものは、特許のように独占できるものではないので、
認定インストラクターの資格を解除して個人で活動する人をきもちよく送り出すほうが、
「広める」ことには貢献するのではないかと思います。

そもそも、認定を最初から取らずにやっている人もいますし、
産後女性を対象にしたクラスや催しは明らかに増えてきていますよね。
競合すらいなかった昔に比べたら、状況は良くなっているとおもいます。

その中で、いろんな個人がいて、いろんな団体があって・・・
個人がどういうスタンスでいるか?団体がどういうスタンスでいるか?
というのはそれぞれだとおもいますが、
「NPO法人マドレボニータとしては、プログラムの質の検証、向上にもまじめに取り組んでおり、こういう認定制度を運営しています」
ということにすぎません。

一度は、認定を授与した人が、コミュニティを離れるのは、
とてもつらいことですが、せめて笑顔で送り出せたらとおもっています。

認定を外れる場合は、商標を使用しない、今後もインストラクターとして活動する場合は、
プログラムをアレンジしてオリジナルなものをつくるなど、
知的財産をめぐるルールについての書類を交わして、それをお互いに守るなど、
トラブルの防止についても、専門家にアドバイスいただきながら、仕組みを整えています。

フリーで活動することを決意することだって、大きな決断だとおもいます。
それを、団体としても、笑顔で送り出したいとおもってます。
(文責:吉岡マコ)

***ここまで



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出産後1ヶ月間の「産褥期(さんじょくき)」は、特に養生が必要な時期。
しかしこの時期の母親は心身のダメージを受けながらも新生児の世話に追われています。
不調や周囲からの孤立は、産後うつや児童虐待の原因となることも…。
『産褥記3』は出産後の心身の不調やその対処法・予防法といった具体的な情報を含め、
産後の母親の現状を広く伝える1冊にしたいと考えています。
『産褥記3』を一人でも多くの産後女性やパートナー、出産後の母支えたいと思っている方々に
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2014年1月16日木曜日

資格と職業(【発掘★マドレスピリット】より)


こんにちは!マドレボニータ事務局の太田智子です。


『発掘★マドレスピリット(※)』では、マドレボニータのプロフェッショナリズム
について書かれた過去のブログ記事を”発掘”してご紹介しています。
(※)マドレスピリット
 =マドレボニータが設立された当初から一貫して変わらない精神



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その投稿でこの記事をさらに知ってくださる方がいるそんな
循環も起きています。ぜひぜひシェアお願いします★

今号ご紹介するのは、杉並区の「杉並子育て応援券」の事業者選定にまつわる話から始まる、
マドレボニータの産後ヘルスケアプログラムや、それを手渡す
産後セルフケアインストラクターについて書かれた20083月の記事です。

記事のご紹介の前に、少しご説明しますと・・・
「杉並子育て応援券」とは、一時保育、子育て講座、親子参加行事などの
有料の子育て支援サービスに利用できるチケットを、
就学前のお子さんがいる家庭に行政が発行し、
サービスを利用しやすくすることで地域の子育てを支援するもの。

つまり、杉並区では公による産後ケアが受けられる、税金が投入されているということで、
大変先進的な事例です。

事業者に選ばれるには、杉並区が定めた「こうあって欲しい」
と考える子育て支援サービスであるかという基準がありますが、
この制度の立上げにも関わらせていただいた私たちは、
この制度の意義深さを受け止め、その責任を果たすべく、
団体の組織運営もプログラムも、精度を高めてきました。

では、当時の記事をぜひご覧ください!

『資格と職業』2008.3.16記(吉岡マコ代表)

13日に行われたすぎなみ子育て応援券・利用者アンケート報告会で、

杉並区の田中氏、山本氏のお話をうかがって、

子育て応援券の制度は、
市民の力を信じ、活かそうとする、すごく洗練された制度だと感じた。

事業者の選定にも、確固たる基準を設けており、
それが、ガチガチの融通のきかないものではなく、
要するに、「お母さん」「子ども」たちのためになるか、
という視点でフレキシブルに工夫されている。

たとえば、美容院でのヘアカット料金には子育て応援券は使えないが、
その美容院が「お母さん」たちを集めて、
「子どものヘアカット教室」を開催したら、その参加費は子育て応援券が使える、という。
そこにお母さんたちの輪が生まれるからだ、とのこと。



そうやって、新たな子育て支援のサービスが生まれる

という効果も生んでいるそうだ。

そのほか、「お母さんの特技を活かして」事業者になる、というのも奨励しているそうだ。

「お母さんのデビュー」のきっかけとして、子育て応援券を活用してほしい、という。
母親たちを支援の受けてにさせない、母親たちの力を信じ、活用する、

お役所的でない、「攻めの施策」だなぁと感銘をうけた。

ただ、私たちは、「お母さんのデビュー」という段階は卒業して、
このプログラムを参加者が受講するために、
当事者以外の血税が使われているのだ、
ということを忘れずに、このプログラムの効果、有効性の証明、質の保障に、
より意識的に取り組む、という覚悟でやっている。


そのために、インストラクターの認定制度をつくり、
認定インストラクターが絶え間なく腕をあげていけるような、
サポート体制をつくり、その運営の器として
NPO法人をつくった。

また、「お母さんの輪」が生まれたときに、そこで、何が起こるか、
ということまで考えて、プログラムを構成している。


10年かけて鍛え上げてきたこのプログラムは、
お母さんの娯楽ではなく、
母となった女性に最低限必要な、ヘルスケアプログラムであり、
その内容を、受け取りやすいかたちに構成し、
その内容を、受け取ってもらえるよう、
インストラクターたちもそれを手渡すための訓練をうけている。

そして、やっていくうちに、これは、一部の人たちだけでなく、
母となったすべての人たちが取り組んでおいたほうがよいプログラムだということを、
たくさんの受講生から助言いただき、私たちも、それを自覚し続けてきた。

つまり、産後のヘルスケアは、自己責任ではなく、
社会の問題であり、社会全体で支援するべきだと。
それが一部実現したのが、すぎなみ子育て応援券の施策でもあったのだ。

しかし、そうなると、繰り返しになるが、受講する女性たちだけでなく、
税金を払うすべての市民に対しての責任が生じる。


それを果たしていくために、
NPO法人という器をつくり、その運営の透明性を保証し、
インストラクターの認定制度をつくり、インストラクターの報告書の仕組みをつくり、
年に一回、総会でその成果を発表することにした。

こういうことは、役所に言われてからやるのではなく、市民の側から自発的にやっていく、
というのも、NPOの役割なのではないかとおもう。

最後に、産後セルフケアインストラクターと産後白書プロジェクトのメンバーで記念撮影をさせていただいた。

「市民」が担う「公」、私たちもがんばります!



そんなわけで、
産後セルフケアインストラクターというのは、娯楽ではなく、
上記のようなミッションを遂行する産後のプロフェッショナルです。


「産後」の資格もあるなら、「産後」のもついでに資格をとっておこう、
という心構えでは、産後セルフケアインストラクターになれない、
ということはご承知置きください。

いま、趣味の分野では、そういう「認定」を出す団体が沢山ありますが
私たちは、ただ認定を出すだけでなく、
その後も、認定インストラクターが、日本の産後文化を豊かにする担い手として、

産後セルフケアインストラクターの活動を誇りをもってやっていただく、
というところまで、重視しています。

「資格」ではなく、「職業」なのです。
そのくらいの、知識と技術を身につけた人にのみ、認定を授与していますし、
認定インストラクターのコミュニティも、
ひとりひとりが、産後セルフケアインストラクターという「職業人」として、

かかわっています。



ちょっと暑苦しいですが、
このしらけた時代に、熱くがんばる人たちが集まったマドレボニータは、
なかなか面白いとおもってます。
そんな暑苦しいなかに飛び込む覚悟のあるかた、
歓迎します☆

***ここまで


【文責:マドレボニータ事務局 太田智子】

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しかしこの時期の母親は心身のダメージを受けながらも新生児の世話に追われています。
不調や周囲からの孤立は、産後うつや児童虐待の原因となることも…。
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2013年12月18日水曜日

文化の創造と伝承(【発掘★マドレスピリット】より)

こんにちは!マドレボニータ事務局の北澤ちさとです。

以前もお伝えした通り、先月よりアメリカに転居し新生活を開始しています。
「マドレ☆タイムズ」編集部のミーティングは朝5時から。こちらの時間では
午後3時となり、寝坊の心配がなくなったことにホッとしています!


今回もお届けします『発掘★マドレスピリット(※)』!
このコーナーでは、マドレボニータの“プロフェッショナリズム”について
書かれた過去のブログ記事をご紹介しています。
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NPO法人マドレボニータでは、先日第6回通常総会を開催いたしました。
総会後には、ご参加くださった会員さんと共にワールドカフェを開催し、
マドレボニータの「これから」の姿について意見を交わしました。

10月の新年度にむけ、話し合いを重ね新たに定めた団体のミッションは

【「美しい母」文化の追求】です。
======================================

★マドレボニータの考える「美しい母」とは…

親となったことをきっかけに
自分自身の生き方に向きあい、
人としての真の美しさを
追求しようとする人のこと。


★「美しい母」文化とは…
母となった女性が
健康な心と体を取り戻し、
家庭で、社会で、
自分の持つ力を発揮し、
そのエネルギーが個人の枠を超え、
コミュニティや多世代に開かれ、
循環していくこと。

======================================


今号ご紹介する文章は、前出のミッションにも関わる、
「産後」にまつわる「文化」について語っているこちらの記事です。

『文化の創造と伝承』2008.2.19記(吉岡マコ代表)




産後セルフケアインストラクターの吉田紫磨子先生が執筆し、
その後、私と紫磨子さんでイラスト(という名の落書き)をかきまくった
『産褥期』が完成してから1年半くらいでしょうか。

いつの間にか5版です。(1回の印刷が300冊ですが・・・)

読者の方々のリクエストにお答えして、
陣痛中、産褥期コミュニケーションシートをつけたり、
紫磨子先生がプチ改善を施してくれています。

母親学級の教材に!なんていうリクエストや熱い感想もあいかわらず頂いており、とても嬉しいです。


手前味噌でアレですが、
このような本や、私たちのクラスの存在意義は、
いろいろな理由でいろいろな物の陰に隠れてしまっている「産後」について
本当に必要な知識を伝えるというところにあるとおもいます。

産後のことというのは、
いままで、知識や情報がゆがめられて伝承されてきた、
というのがあります。

そのからくりについては、
『産褥期2in沖縄』をまとめ始めた仲井果菜子先生が、
ご自身のブログでいいことおっしゃってます。


産後は大変…というのは知識と体験としては、程度の差はあれ、みんな知っている。
けれども、それを言葉にして、自分の家族以外の人にわかってもらえるように伝える機会
というのは実はとても少ない。

そうこうしているうちに、赤ちゃんはどんどん成長し、自分も育児に慣れ、
産後の大変さをどんどん忘れていく。

そして産後の修羅場も、
「新米ママと赤ちゃんとダーリンと、大変だったけど楽しかったあの日々」
に記憶が置き換わり・・・(人間の記憶は都合いいようにすり替わるので)。


でも!産後の時期が、どう大変で、どうしんどいのか、
そしてその原因は何で、どうすればそのしんどい心と体を回復させられるのか、
ということは、経験者が自分の経験を振り返り、
自分の言葉で語り、さらに考察していくことで、
未来の産後女性にも継承していかなくてはいけない知識だと思うのです。


みんなが「なかったこと」にして涼しい顔をして通り過ぎてしまったら、
未来の産後女性たちは、「こんなにしんどいのって私だけ?」と孤独感を感じ、
誰にも思いを伝えられず、より苦しみが深くなってしまう。

へそnetブログより


しんどいのは短期間だし・・・といって、何もしないで過ぎてしまう、
という産後を過ごす人は多いとおもいます。
というか、そのしんどさについて、何かするという発想すら思いつかない、
というふうになってしまう。

そのことについて、疑問すらわかないとか。

誰だって自分のカッコ悪い過去はさらしたくない、
そうやって、産後の深刻さは、うやむやにされてきたのです。


でも、
「しんどいのは短期間だし・・・」
で済んだ人はいいですが、
それをこじらせてしまう人だっているし、
それが原因でパートナーとの関係がダメになってしまう人もいるし、

やはり産後の話というのは、
世間話で終わらせてしまってはいけないものだとおもうのです。

「みんな乗り越えてきた」っていうけど、
「Not evrybody」ですよ。(ルー語?)
かならずしも、乗り越えられた人ばかりではない。

それに、乗り越えたというよりは、なんかわけわからないうちに時がすぎた、
というほうがほんとなんじゃないか。


というわけで、「産後」について、
「大変だけど、子どもかわいいから全然がんばれるよ~」
みたいな、つよがりだけではなく(でも、本人はつよがってることにすら気付いてない)
産後をしっかり乗り切るための知恵が伝承されていくよう、
文化をつくっていきたいとおもいます。

産褥期、まだ読んでいない人は、ぜひ!!

※ただいま、『産褥記(2012年改訂版)』が絶賛発売中です!



(文責:吉岡マコ)

***ここまで

マドレストアで好評発売中の『産褥記(1,2)』では、リアルな産後の心身
の記録や、「産褥ヘルプ」を仲間うちで行う様子を紹介しています。

出産後のお宅に「ケーキ持って顔見に行く」よりも、
「おかずをもって産褥ヘルプに行く」ほうが一般的になれば、
産後はもっと健やかに過ごせると思いませんか?


今後も、産後のボディケア&フィットネス教室の開催やインストラクターの
育成、書籍の発行やリーフレットの配布などの活動を通じて、「美しい母」
文化を追い求めてまいります。できることから一緒に!と思ってくださる
方は、ぜひ会員としてご参画いただければうれしいです☆

「産褥ヘルプ」にご興味がある方は、
マドレストアで発売中の『産褥記2』もぜひお読みくださいませ。

『産褥記2 みんなで支える産後1か月』(マドレストア)

【文責:マドレボニータ事務局 北澤ちさと

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https://readyfor.jp/projects/sanjokuki3 
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2013年11月20日水曜日

鳩山首相がマドレボニータの産後のボディケア&フィットネス教室を視察(【発掘★マドレスピリット】より)


こんにちは!産後セルフケアインストラクターの若菜ひろみ@千葉です。

今回もお届けします『発掘★マドレスピリット(*)』!
このコーナーでは、マドレボニータのプロフェッショナリズムについて
書かれたブログ記事をご紹介しています。
(*)マドレスピリット=
マドレボニータが設立された当初から一貫して変わらない精神

20102月、みなさんが受講してくださった
『産後のボディケア&フィットネス教室』を、当時の総理であった鳩山元首相が視察されました。
今日はそのときの報告記事をご紹介します。


『鳩山首相がマドレボニータの産後のボディケア&フィットネス教室を視察』2010.2.20記(吉岡マコ代表)


hato20100220.jpeg
鳩山首相と記念撮影!!
なんと、今日は、マドレボニータの産後のボディケア&フィットネス教室に、
鳩山首相が、視察にお見えになりました!!

「新しい公共」を実践している現場の視察ということで、
●三鷹のコミュニティスクール、
●太田区の池上駅前通り商店街、
を視察され、そして最後に、
マドレボニータの産後のボディケア&フィットネス教室を、視察してくださったのです。

マドレボニータを視察先に推薦してくださったのは、NPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹さん。
駒崎さんのような目利きの存在は本当に重要だとおもう。
「新しい公共」というテーマで、マドレボニータを推薦してくださった駒崎さんに感謝。

hato20100220-2.png

視察といっても、ただの見学ではなく、総理のぶんのバランスボールも用意しておいたので、
一緒に、腹筋運動をしてくださり、その後の、シェアリングも、一緒に参加してくださいました。

hato20100220-3.png

総理の腕の形が↑こんなふうになってるのは、おそらく、
他の母親たちが赤ちゃんを抱っこしてるので、その体勢を無意識に真似られたものと思われます。

そして、続いては、シェアリングの時間。産後クラスでやってる同じワークを、
総理も一緒にやってくださいました!!
マドレOGのみなさんは、この構図みたら、感慨深いものがあるんじゃないでしょうか。

hato20100220-4.png

2人組になってのシェアリングも!
人生、仕事、パートナーシップの3つから1つテーマを選んで話すというワーク、
総理はパートナーシップについて、総理と組んだSさんは、仕事についてお話。

hato20100220-5.png

子育て中の女性と、こうして一対一で話す機会なんて普段は絶対にないから、すごく貴重な場面!!
「保育園が足りない」っていう声がたくさんあるのは情報として知っていても、
ほんとにリアルな女性を目の前にして、本人たちの声を聞くことはほとんどない。
先日の鳩カフェにつづいて2回目くらいでしょう。
でも、こういうインパクトって大事!ぜったいに優先順位に関係してくるとおもう。

hato20100220-8.png.jpg

「新しい公」という文脈でいうと、
マドレボニータは、これまで(現在も)「医療」も「行政」も「企業」も扱ってこなかった「産後のヘルスケア」という分野を、市民発で開拓してきた、パイオニアであると自負しています。
その10年の試行錯誤、研究の成果を蓄積しつつ最新の情報も公開しています。

また、専門家(産後セルフケアインストラクター)を育てるシステムをつくり、
その認定・更新制度を築き、産後の心と体のヘルスケアの専門家として、
良質なプログラムを複数の地域で提供できるような仕組みを築き、
現在は、全国25箇所(注 現在は単発開催含め50箇所)で、認定インストラクターが、産後プログラムを提供しています。

つまり、「町のママさん体操教室」というレベルではなく、
「新しい公共」の、産後のヘルスケアの部分を担わせてください、
という気概をもって活動してます。

病院でも保健センターでも、本業の傍ら、自前で、
これだけの専門性の高いプログラムを作ることはなかなかできないし、担い手を育てることもできない。

産後というのは、本当に特殊な時期で、誰かが片手間にケアするようなものではなく、
そこに特化した専門家が必要なのです。(11年の経験から語る)
その部分を、市民発の専門家が担うというのは、とても意味あることだとおもっています。

なぜなら出産は病気ではないので、何か治療が必要なわけではなく、
でも、出産によって身体は大きくダメージを受けているのは本当で、
そこで必要なのは、治療ではなく、リハビリとエンパワメントだからです。

医師、患者という関係性では解決できないものが「産後ケア」である、
そこで、産後セルフケアインストラクターの出番、というわけです。

でも、専門家と名乗るからには、ある一定の客観的な基準が求められる。
その基準を作り、試験をし、認定をするということも、NPOとして、
私たちは、責任もってやってるわけです。

そんなマドレボニータが開発し、実施している産後のボディケア&フィットネス教室の、
後半のシェアリング、車座になって、みんなで感想を話す時間にも、
真っ先に手をあげて発言したのは総理!
ほんとーに、いつものマドレのクラスそのまま、体験していただきました!!

 ↓ 鳩山首相が描いてくれたマインドマップ。
hato20100220-6.png

最後に、余白にメッセージを書く、というのも、やってくださいました。

普段は男子禁制の産後クラスに、今日はゾロゾロと視察のみなさんが入るなか、
マドレOGの参加者のみなさんは、マドレで鍛えた笑顔と体幹部で、いつもどおりエクササイズをこなし、
シェアリングでも、まったく臆せず、感じたこと考えたことを自分の言葉で語り、
そんなハハたちの姿が、とっても誇らしかった。

hato20100220.jpeg

総理が訪問しても、舞いあがったりしない。この笑顔もいつもどおり!
官邸のみなさんもつられてすごいいい笑顔(笑)

NHKのニュースでは、「ボランティアのみなさんの力を・・・」
っていう総理の発言だけが切り取られて放送されてたけど、
新しい公共っていうのは、それだけじゃないはず。

行政が面倒をみきれていない分野で、でもケアが必要とされている分野で、
すでに草の根で始めていて、豊富な経験と、高い専門性をもつ、
公共性の高い活動をしている人たちの事業を公的に認め、
その専門性に、正当な対価を払えるよう、
その費用を、受益者にかわって税金で負担するようにするとか、
寄付税制を改善して、寄付によってサステイナブルに運営できるようにするとか。

たとえば、杉並区では、
「区が金券(子育て応援券)を発行し、それを使って市民が事業者やサービスを選ぶ」
というかたちですでに実現してるんだけど、
それは、杉並区がすべてのサービスを自前で用意することはできないってわかってるから。

そして、市民がサービスや事業者を選ぶことができるという仕組みによって、
自然と、その質が高まるという効果も狙える。

たとえば、保健センターで実施している母親学級(行政が提供)は、選べない。
質があまりよくなくても、他を選ぶってことはできない。せいぜい行かないっていう選択するくらい。
それでは、質はなかなか高まらない。税金が投入されているのに。

そこで、民間の参入を促し、市民に選択肢を与えたのが、子育て応援券。
これは、ほんとに画期的な仕組みだとおもうんだけど、
そういう取り組み、まだあまり官邸では知られてないみたい。
もっと知らせていかなければね。

ところで、今回の視察が決まったのが、なんと今週の水曜日!!
そこから、会場を確保し、参加者に声をかけ、官邸と連絡をとりあい、
今日の場を迎えることができました。

お見送り
hato20100220-14.jpg

視察先に推薦してくださった駒崎さん、
会場の確保や参加者の声掛けなどに動いてくれた、マドレのCEO高橋葉子、そしてHさん、
子どもたちをお義母さんに預けて手伝いにきてくれた白石あすかインストラクター、
もうひとりのCEO吉田紫磨子は車を出してくれて、ヨガマットやらバランスボールやらを運んでくれました。
男性に囲まれてのレッスン参加を快諾してくれたマドレOGのみなさん、
ツイッターにアップしたらまっさきにRTしてくれたfumiさん、
ひとつのことをやろうとしたときに、こうやって、ばーってすごい勢いで動いてくれる人たちが集まってる、
そのコミュニティ力、組織力は、心強い!っておもいます。

ご協力してくださったみなさま、ほんとにほんとにどうもありがとうございました。

***ここまで

200711月にNPO法人を設立し、この11月で7年目になったNPO法人マドレボニータ。

当初掲げた、団体のミッション・ビジョンは現実に近い
いや、それ以上に達成されていることも多く、
今年度からは新しいミッション・ビジョンとなり活動していきます。

2013 新ミッション・ビジョン策定への道のり』はこちら(動画リストです)
新しいミッションとビジョンは、今月26日の総会で発表です☆

ご紹介した記事の文中にも
「専門家と名乗るからには、ある一定の客観的な基準が求められる」とありますが、
現在は、全国に24人いるインストラクターと事務局スタッフが、
4つのチームに分かれ、Skypeミーティングや、チーム合宿、お互いの
クラスに通ったりと、コミュニケーションを密にとりながら、
インストラクターとして、スキルを維持、さらに向上していくためには?と
話し合い活動をしています。

今年度のマドレボニータの活動も、ぜひ応援してください☆

【文責:産後セルフケアインストラクター 若菜ひろみ】