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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2019年8月31日土曜日

人生の舵を自分の手に取り戻した感動【マドレ応援団・ご支援者の声】


マンスリーサポーター『マドレ応援団』は、クレジットカードで毎月定額寄付することによりマドレボニータの活動を支援できるしくみです。

新たにご支援くださる方の声をご紹介します。

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4歳になる次男の生後2ヶ月の時、マドレボニータの教室に参加し、自分の人生の舵を自分の手に取り戻した感動がついこの間のようです。
おかげさまで育休明けて元気にフルタイムで働いています。

ずっと応援したくて、友人に勧めたり、Facebookのいいね!とか、チャリボンとか細々とやってましたが、応援団のシステムは全く知りませんでした。応援しています!
(福岡県 A.Yさん)
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教室ご参加以来、さまざまな形でマドレボニータを応援くださりありがとうございます!
教室に参加し、自分の人生の舵を自分の手に取り戻した感動」…この言葉に共感されるご卒業生も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
そのときの感動を忘れずこうして応援団に参加してくださる事、本当に嬉しく思います。
これからもどうぞよろしくお願いします!

 マンスリーサポーター『マドレ応援団』のご案内 

産後ケアを、すべての家族に届けるために。
産後ケアを広げたい!産後ケアで人生が変わった!という仲間とつながる機会に。
マンスリーサポーター『マドレ応援団』に参加しませんか?

毎月1回のメールレター
会員・応援団限定のFacebookグループ
会報・年次報告書(各 年1回送付)
などで活動の様子をお伝えします。

活動報告会や総会など、皆様とリアルに交流する機会もございます。
(オンライン会議ツールでの参加も可能です)


皆さまからのご支援は、
全国での「産後ケア教室」の普及
インストラクターの養成
企業への復職支援プログラム導入推進など、
産後ケアを広めるための活動に
大切に使わせていただきます。







2019年8月29日木曜日

【ご利用者の声】マドレ基金『産後ケアバトン制度』2019年4月 岐阜教室/多胎児の母

産後ケアバトン制度ご利用者の声をご紹介します。

※マドレボニータは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。
社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すため、教室の受講料を補助しています。
2019年7月は、20組の親子が制度を利用して産後の心身のリハビリに取り組まれました。
◆2019年7月末現在までの『産後ケアバトン制度』受講件数(リピート除く)は1,111件です

受講後アンケートでお寄せいただいたご感想をご紹介します。



E.Nさま

2019年4月岐阜教室




受講事由:多胎児の母


***
産後は、双子ということで出かけることにも気合いがいり、なかなか1人で2人を連れては外へ出られず、家での育児にいっぱいいっぱいの毎日でした。 また、何を用意するにも2人分必要で、産後は家計のことを考えると自分のためにお金を使うことにためらいもありました。 そんな時に友人からマドレと産後ケアバトン制度のことを紹介してもらい、これなら外に出て、自分のための時間を過ごせるかもしれない!と参加させていただき、心身ともにリフレッシュすることができました。 このような機会をいただけて感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
***

マドレボニータでは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すために、教室の受講料を補助しています。対象となるのは、ひとり親/多胎児の母/障がいのある児の母/早産・低体重児の母/21日以上入院した児の母/妊娠中45日以上入院した母/10代で出産した母/東日本大震災で避難中の母など。


みなさまのまわりにこのような事情を抱えながら産後を過ごしている方はいらっしゃいませんか?

産後ケアバトン制度は2014年9月コースより、合同会社西友さまの助成にて、平均月18組の母子をサポートできるようになりました。まだまだお受け入れが可能です。制度の利用対象に該当しそうな方へ、ぜひ「産後ケアバトン制度」をご紹介ください!

詳細はこちら
(1)マドレボニータの公式サイトの「産後ケアバトン制度」のページ
「産後ケアバトン制度」で検索していただければヒットします。

(2)産後ケアバトン制度 ご案内チラシ

このチラシの配布・設置にご協力いただける病院や自治体の窓口、子育てサロンなどがいらっしゃいましたら、マドレボニータ事務局(info@madrebonita.com)までお知らせください。

2019年8月28日水曜日

【沖縄県より、グッズ購入者の声】目に見えるところにマドレのロゴを出していきます!

こんにちは、マドレストア担当の若林美保です。

新商品『機能性レディースTシャツ』の予約注文は先日8/26に締め切りましたが(一部の色は秋に販売いたします)、その際に他の商品も合わせて注文してくださったかたのコメントをご紹介します。
ステッカー10枚と、てぬぐい2枚組をご注文いただきました。

「ステッカーは、自分のスマホやタブレット, PCに貼っています。
先日スマホ&タブレットを買い換えたときに新しく貼ったのを見て、娘が『お母さん、それいろいろ貼ってるよね。』と言っていました。
持ち物に貼ることによって、話題のきっかけになるかもと思い、貼り付け続けていきます。配布の予定はありませんが、今回多めに注文させていただきました。
トートバッグやTシャツなど目に見えるところにマドレのロゴを出していきます。

他の方のように積極的な活動が難しいので、少しでも話題にできたらと思い私なりにやっていきます。
手ぬぐいも運動会練習中の日焼け対策に首に巻きます(笑)
これからもマドレの活動を応援します。

正会員・沖縄県 仲西綾香さま」

仲西さんは長いこと会員として参画し、Tシャツなどのグッズもたびたび購入してくださっています。
現在沖縄県で活動中の産後セルフケアインストラクターはおりませんが、日々の生活の中で、さりげなくご自身のまわりにマドレボニータの名前を広めようとしてくださること、とてもうれしく思います。
ありがとうございました。

【公式ステッカー】LIVE YOUR LIFE(1枚)150円
https://madrebonita.shop-pro.jp/?pid=64315394

「マドレボニータ×七梅」コラボてぬぐい[グリーン]1,800円
https://madrebonita.shop-pro.jp/?pid=109670534


2019年8月23日金曜日

「私は働きたい」という想いだけをシンプルに掲げて単身赴任~川尻沙織さんインタビュー(後編)~【vol.75】

メールマガジン『マドレ☆タイムズ』購読登録受付中!(無料)
マドレボニータでは「マドレボニータのことがもっとわかる!」月刊メールマガジンを配信しています。
マドレボニータの教室・講座にお申込みの方とNECワーキングマザーサロンまたはサミットにご参加いただいた方にお送りする他、購読をお申込みいただくことでもお読みいただけます。
配信から1ヶ月を経過したバックナンバーは公式ブログに順次掲載いたします。

まだブログに掲載されていない最新号は、購読をお申込みいただいた方のみご覧いただけます(購読申込完了メールにて最新号特別公開ページのURLをお知らせします)。

バックナンバーをまとめてお読みになりたい方はこちらから
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マドレタイムズ≪ vol.75
  2019年8月23日発行
☆∞★∞☆∞★∞☆∞★∞☆∞★∞☆∞★
≪Contents≫
【1】マドレな人々~川尻沙織さん(後編)~
  https://madrebonita.blogspot.com/2019/08/blog-post_23.html
【2】イベントスケジュール~9/5(木)開催!「積極的育休活用のススメ」申込み受付中です!~
  https://mamabono.org/page-958-2/
  『まどれ暦』
  http://bit.ly/madre_event
【3】養成コースより~実技試験、合格しました!~
【4】マドレストア ~8/26まで!レディース機能性Tシャツ予約注文受付中~
  https://madrebonita.shop-pro.jp/
【5】東京マラソン2020チャリティ~クラウドファンディングエントリーに挑戦中~
  https://www.madrebonita.com/marathon
【6】マドレボニータよりお知らせ
【編集後記】我が家の夏の風物詩
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【1】マドレな人々~川尻沙織さん(後編)~
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こんにちは。マドレタイムズ編集部の木村由樹子です。
今月号の『マドレな人々』は、マドレボニータ正会員の「さおりん」こと川尻沙織さんです。
北海道・北見市を中心に活動する会員チーム「マドレオホーツク(通称:マドオホ)」を立ち上げ、代表も務めるさおりん。第二子出産後の職場復帰ではご自身が東京へ単身赴任するという選択をされました。後編ではさおりんの「働く」についてお聞きしました。
★前編はこちら★
***
ーーさおりんは、第二子ご出産後の職場復帰で、ご自身が東京へ単身赴任するという決断をされたそうですが、そこに至った経緯やお気持ちを、お聞かせください。
北見に来る前は、東京の某移動通信企業の本社で設備計画などの仕事をしていました
仕事を辞めるという選択肢は元々なかったのですが、いざ復職を考えても、北見から東京の元職場にどうやって復職したらいいのか、夫の仕事は、保育園は、住むところは??と、どうしたらいいのかわからない状況でした。
NECワーキングマザーサロンの進行役は復職のためのリハビリとも考えての立候補でしたが、ある参加者さんが「でも働きたいんです、仕事はしたいんです」という言葉をシェアリングで伝えてくれたときに「あ、私もそうだ!シンプルにそれだけでいいんだ!」とハッとする思いがしました。そこからは「でも夫が~」とか「でも保育園が~」というような条件や環境を無しに、「私は働きたい」という想いだけを掲げ、行動するうちに、スルスルっと単身で復職する準備が整った感じがしました。
ーー言い訳を全て横に置いて、「自分はどうしたいか」を軸に行動されたのですね。仕事を辞めるという選択肢が無かったというのは、なにか背景に思いや経験があるのですか?
ちょっとおかしなことを言いますが、・・・
>>>続きはこちらから公式ブログへ!
・さおりんの「働く」への思いとは?
・単身赴任中はどんな生活?
・さおりんの描く5年後とは?
…ぜひお読みください!
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【2】9/5(木)開催!イベント「積極的育休活用のススメ」申込み受付中です!
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ー「復職する日」の私をイメージして育休の過ごし方を組み立てませんか?ー
産前・産後の女性の心と体・キャリアを支援するNPO3団体(一般社団法人ドゥーラ協会 ・認定NPO法人マドレボニータ・ 認定NPO法人サービスグラント Service Grant Japan)で合同開催する人気イベント「積極的育休活用のススメ」。今年は9/5(木)に開催します。現在申込受付中です。
産休・育休中の過ごし方は、復職後の働き方に大きな影響を及ぼします。ひいては、企業の女性活躍推進の大きな転換点にもなるものです。
出産前の方、育休取得中の方、企業の人事ご担当者の方、パートナーの男性の方まで、幅広い方々のご参加をお待ちしております。
また、これから産育休に入る方や産育休中の方への情報のシェアも大歓迎です。
日時:2019年9月5日(木) 10:30 ~12:30 (10:15受付開始)
会場:東京ウィメンズプラザ 第1会議室
渋谷駅より徒歩12分(JR・東急東横線・京王井の頭線・東京メトロ副都心線)
表参道駅より徒歩7分(東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線)
参加費:無料
定員:50名(先着順・事前申込制)
『まどれ暦』でマドレ関連の講座・イベントを一覧でお知らせしています。ぜひチェックしてご参加ください!
★公式ブログ『まどれ暦』はこちら★
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【3】養成コースより~実技試験、合格しました!~
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2019インストラクター養成コース、実技試験結果
去る8月5日、養成コースの実技試験を開催しました。残念ながら体調不良のため途中辞退となった方がいらっしゃり、受験者は1名でしたが、結果は見事合格!現場に駆けつけてくれた事務局スタッフ、先輩インストラクター、そして近くで遠くて応援してくださる方々の期待に応えるかのように、これまでの鍛錬の成果を出し切ってくれました。この実技試験はあくまで通過点にすぎませんが、大きく一歩前進できたことに嬉しさと安堵が込み上げています。

現在は「研修期間」に入り、9月からは産後ケア教室でのアシスタント研修や、体験会の開催もスタートします。お近くの方はぜひ足を運んだり話題にしていただけたら嬉しいです。みなさま引き続き応援よろしくお願いいたします。
実技試験当日のレポートはこちら
好評受付中!『産後プログラム指導法集中講座1day』
さて、前回もご案内した秋に行われる『産後プログラム指導法集中講座1day』、おかげさまで続々とお申込が入っております!
マドレボニータのプログラムに隠されたからくりとは?産後セルフケアインストラクターという職業は一体何をする仕事なのか?を学べるのはこの講座だけ。
直接、マドレボニータ代表・吉岡マコの指導が受けられるチャンスです。現役インストラクターも研修のために参加予定です。
日時:2019年11月2日(土)10:30-16:30
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
講師:吉岡マコ
内容:産後ケア教室4回コースのプログラムの概要と構成、場のデザイン
コミュニケーションワークの目的と意図、ボールエクササイズ ほか
★詳細・申込はこちら★
2020インストラクター養成コース最新情報
なお、2020インストラクター養成コースでは、産後セルフケアインストラクターとボールエクササイズ指導士の両方を養成いたします。詳しい情報は資料請求された方にのみお届けします。9月には受講料等の重要なお知らせをリリースする予定です。
★最新情報はこちら★
【文責:養成チーム 白石あすか】
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【4】マドレストア~8/26まで!レディース機能性Tシャツ予約注文受付中~
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オンラインショップ「マドレストア」では、産後ケアに関する書籍やマドレボニータオリジナルグッズなどを販売しています。
8/26(月)まで新商品「レディース機能性Tシャツ」の予約注文受付中です!
ランニングやエクササイズにぴったりな機能性Tシャツを、3年ぶりにリリースします。
今回はなんと4色展開!リンク先から商品画像をぜひご覧ください。トロピカルピンクが人気です!
サイズはMとL。Lサイズは予約注文でしか手に入りません
前面、背面に『LIVE YOUR LIFE』のデザインが入っています。
予約注文販売のみ!★(税込3,500円)
ネイビー(L)・トロピカルピンク(L)・ホワイト(M)(L)・コバルトブルー(M)(L)
★予約注文・秋の一般販売いずれもあり★一般販売時には新消費税率となります。(3,560円)
ネイビー(M)・トロピカルピンク(M)
予約注文がお得です!締め切りまであとわずか。どうぞお忘れのないよう、ご注文くださいね。
★商品のお求めはこちら「マドレストア」
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【5】東京マラソン2020チャリティ~クラウドファンディングエントリーに挑戦中~
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東京マラソン2020チャリティの「クラウドファンディング」エントリー受付が7月22日からスタートしています!
マドレボニータからも、スタッフ・インストラクター・会員の方・教室OGの方がクラウドファンディングエントリーに挑戦中★
応援、どうぞよろしくお願いいたします!
※「クラウドファンディング」は、9/13(金)17:00までの寄付金額順で上位300名が東京マラソン2020にチャリティランナーとして出走できます。
※7/30時点でエントリーを完了され、かつ掲載OKをいただいた方をご紹介しています。
☆代表:吉岡マコ
https://www.runwithheart.jp/charity_sheet/22783
☆インストラクター:長野奈美
https://www.runwithheart.jp/charity_sheet/22844
☆正会員:生貝 紘子さん
https://www.runwithheart.jp/charity_sheet/23049
☆東海地方産後ケア教室OG:河口ひろ美さん
https://www.runwithheart.jp/charity_sheet/23027
☆東海地方産後ケア教室OG:出口(角谷)文子さん
https://www.runwithheart.jp/charity_sheet/22988
☆東海地方産後ケア教室OG:堀田奈津子さん
https://www.runwithheart.jp/charity_sheet/23141
「クラウドファンディング」についてはこちら
マドレボニータは認定NPO法人につき、確定申告によって寄付金控除等の税制優遇を受けることができます
マドレボニータは、東京マラソン2020チャリティ事業の寄付先団体です。
▼東京マラソン2020チャリティ公式ウェブサイト
https://www.marathon.tokyo/charity/
マドレボニータ特設サイト
https://www.madrebonita.com/marathon
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【6】マドレボニータよりお知らせ
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マドレ基金:産後ケアバトン制度』ご利用・ご支援のご案内
以下にあてはまる方は『産後ケア教室』受講料の全額補助や介助ボランティアによるサポートが受けられる場合があります。
多胎児の母/ひとり親/障がいのある児の母/早産児・低出生体重児の母/出生後から生後180日の間に連続21日以上入院中または入院した児の母/10代の母/妊娠22週以降に連続45日以上入院した母/東日本大震災で被災し、避難中の母
マドレ基金:産後ケアバトン制度』詳細はこちら

2014年9月より、法人では合同会社西友さまにご支援をいただいております。取り組みをご支援くださる法人・個人の方を募集しています。
アプリ『ファミリースタート』
ご友人などから「妊娠した」と聞いたら…ご紹介ください!マドレボニータの産後ケア教室がお近くにない方も、セルフケアや産後の過ごし方を事前に知って準備しておくことができます。
アプリ詳細とダウンロードはこちら

活動を応援してください
マドレ応援団』は「すべての家族に産後ケア」を目指し、産後ケアの普及・啓発活動を行うマドレボニータを毎月定額のご寄付で応援していただく制度です。 マドレ応援団の詳細・申込みはこちら
【編集後記】テーマ/我が家の夏の風物詩
◎夏祭り!です。日本にいる頃は地元の「八王子まつり」を練り歩くのが楽しみでしたが、今はアメリカで日本人コミュニティが主催する日本風の夏祭りに毎年一家でボランティア参加し、子どもが通う補習校のファンドレイズのためにたこ焼きやかき氷を売っています。一日立ちっぱなしで大変なのですが「見る」より「やる」ほうが断然面白いです^^(北澤ちさと)
◎実家のある広島への帰省です。毎年7月末に1週間ほど滞在していますが、お好み焼きや新鮮なネタのお寿司をお腹いっぱい食べて、花火やプールを満喫して…帰る頃には早くも夏が終わった感覚になってしまいます☆(中桐昌子)
◎千葉市内のプールに行くこと!です。息子が生まれる前から毎年7・8月は夫と休みを調整し、プールに行っています。行く前の支度は大変ですが(飲み物、お弁当の材料の買い出し)、それも含め、計画の段階から楽しんでいます!(若菜ひろみ)
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【 編集発行 】特定非営利活動(NPO)法人 マドレボニータ
マドレタイムズ編集部/太田智子・北澤ちさと・木村由樹子・白石あすか・中桐昌子・ボニータ・吉田紫磨子・若菜ひろみ)
【公式サイト】 【公式ブログ】
【Facebook】 【Facebook】英語版
【Instagram】 【ツイッター】
→メルマガの感想をハッシュタグ「#マドレタイムズにてお寄せください!
【お問い合せ】info@madrebonita.com事務局)
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『マドレな人々インタビュー』〜川尻沙織さん(後編)〜

こんにちは。マドレ☆タイムズ編集部の木村由樹子です。
マドレボニータの月間メールマガジン『マドレタイムズ』では7月から2回に渡り、マドレボニータ正会員の「さおりん」こと川尻沙織さんのインタビューをお届けしています。

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北海道・北見市を中心に活動する会員チーム「マドレ・オホーツク(通称:マドオホ)」を立ち上げ、代表も務めるさおりん。第二子出産後の職場復帰ではご自身が東京へ単身赴任するという選択をされました。後編ではさおりんの「働く」についてお聞きしました。
★前編はこちら★

***
ーーさおりんは、第二子ご出産後の職場復帰で、ご自身が東京へ単身赴任するという決断をされたそうですが、そこに至った経緯やお気持ちを、お聞かせください。

北見に来る前は、東京の某移動通信企業の本社で設備計画などの仕事をしていました。
仕事を辞めるという選択肢は元々なかったのですが、いざ復職を考えても、北見から東京の元職場にどうやって復職したらいいのか、夫の仕事は、保育園は、住むところは??と、どうしたらいいのかわからない状況でした。
NECワーキングマザーサロンの進行役は復職のためのリハビリとも考えての立候補でしたが、ある参加者さんが「でも働きたいんです、仕事はしたいんです」という言葉をシェアリングで伝えてくれたときに「あ、私もそうだ!シンプルにそれだけでいいんだ!」とハッとする思いがしました。そこからは「でも夫が〜」とか「でも保育園が〜」というような条件や環境を無しに、「私は働きたい」という想いだけを掲げ、行動するうちに、スルスルっと単身で復職する準備が整った感じがしました。

ーー言い訳を全て横に置いて、「自分はどうしたいか」を軸に行動されたのですね。仕事を辞めるという選択肢が無かったというのは、なにか背景に思いや経験があるのですか?

ちょっとおかしなことを言いますが、私はずっと「私が働かないのは世界にとって損失だ!」と宣伝していました。例えば「結婚したら奥さんには専業主婦になって欲しいんだよね〜」なんて話し始める大学の同期や、「子どもできたら仕事辞めるの?」と気軽に聞いてくる職場の同期などに良くそう言って宣伝・宣言をしていました。失笑されたことも多々あるのですが、軸にあるのはその思いです。私が仕事を通して問題解決能力を身につけることで、能力開発することで、社会の渡り方を学ぶことで、人脈を作ることで、政治力を身につけることで、世間にはとっても大きなメリットがある。その機会損失をあなたは許せますか?と相手に迫っています(笑)。

もっと一般的な言い方に変えると、これまた私が「私の働く」を見つめた原点である就職活動の時期に戻るのですが、結婚や出産というライフイベントを経験しても働き続けやすい企業であることを重視した企業選びをしました。(こういう選択ができたのは恵まれていたと思いますが…)
また、夫は大学院時代の研究室の後輩だったこともあり、同じような環境で勉強をしてきた仲間として「なぜ彼は子どもが産まれても変わらず仕事をするのに、自分だけ・女性だけが仕事に影響を受けるのか」というのは常に比較して考えてきました。理系だったこともあり、周りに男性も多かったので、比較対象がたくさんいておかしいなぁと思うことが多かったのかも。

ーー単身赴任生活に向けて、どんな準備や調整をされましたか。

普通の共働き家族が復職前に準備する内容と同じだと思うのですが、保育園の確保や園長をはじめ担任の先生にも相談し、当時北見には病後児保育しかなかったのですが病後児保育の申込と、いざという時のために民間の派遣型保育への申込などを行いました。
あとは毎週末北見に帰ることは決めていたので、航空会社のカードに申込みしたりもしました(笑)。

ーーパートナー側にも特別な準備は無かったのですか?

夫は比較的自由の効く職種ではありますが、職場の上司や同僚に事情を説明し、理解していただきました。元々私も同じ研究室で学んでいた関係で、夫の上司の皆さんとも一緒に研究をしたり学会ついでに飲みに行ったことがあったのもあり、私の人となりを理解していただいていたので、その点はスムーズだったのは良かったです。
また、第2子妊娠中に私が切迫流産の診断を受け、安定期までの数ヶ月間寝たきりになった経験があったことも幸いしたように思います。当時、夫は仕事を16時頃に切り上げて保育園のお迎えにいき、夕飯作りや寝かしつけをして、深夜に仕事に戻るというような生活をしていました。夕方から始まるような会議は欠席だし、飲み会にも参加できず、夫は思うように仕事ができない生活に何度も頭を抱えていましたが(私も悩んでNPO法人ファザーリング・ジャパン代表の安藤さんにメールしたりしました)、子どもと一緒の生活を体験したり、保育園の先生と真に主体的に関わることで、おもしろさも知れたし子育てへの覚悟もできたのではと思っています。

ーー単身赴任中、一番思い出に残っているエピソードを教えてください。

2歳前の娘が「ママはお仕事でトーキョーに行っている」ということを一生懸命話してくれたと保育園の先生が連絡ノートに書いてくれたことがありました。小さいなりに母親の仕事やいまの状況を理解しているんだな、と思って嬉しいエピソードでした。息子も私のはたらくを応援してくれていて、私よりも愛社精神が強く、「このCMよかったよね!」とか「◯◯先生は他社を使ってる!」とか話してくれるので、私の方が恐縮してしまうくらいです。

周りの人に単身赴任している話をすると、意外と母親の単身赴任というのも珍しくないのもわかって面白かったです。母親が海外赴任をしている例なども耳にして、決して少なくないということを知ることができました。働く場所が限られる社会はおかしいと思いますが、諦めずに働く手段を考える仲間がいることに励まされました。
一方で私の働き方を知って「私なら絶対無理」「うちの夫は絶対無理」等々、皆さんが(勧めているわけでもないのに)自分自身に当てはめて感想を伝えてくれることも面白い反応でした。
北海道新聞に取材していただいたことで、飲食店でとなりに座った人が私の働き方を噂していたよ、なんて話を聞いたりもしました。

ーー単身赴任前・単身赴任中とその後で、ご自身やご家族、その関係性などにどんな変化がありましたか?

最初から夫が協力的だったかというと、そうではなくて、北見に戻る異動届けを出し決定してから夫は完全に協力体制になりました(笑)。それまでは、理解し協力してくれてはいましたが、納得はしていないのが滲んでいました。
ただこの経験をしたことで、夫も私もそれぞれの職場でダイバーシティの活動や働き方改革の活動に参画するきっかけになったのは嬉しい出来事です。(夫は研究職ですが、学会のダイバーシティを考える講演会で妻が単身赴任の働き方の講演をしてスタンディングオベーションをもらったと喜んでいました)

ーーお二人ともお仕事の幅が広がったのですね。今後もその方面でご活躍の機会がありそうですね^^「理解し協力はしてくれるけど納得はしていない」なぜなんでしょう。個人的には、その辺りをぜひ掘り下げてみたいです。決してパートナーを責めたいわけではないです。

「そうは言っても一人で日々の子育てを担うのは大変」というところがあるのではないかなと思っています。
単身赴任の間、掃除・洗濯・片付けや、夕飯に食べるおかずの用意・冷凍保存などは、私が毎週末の帰宅時に行っていました。朝食は以前より夫の担当で、昼間は子どもたちは保育園なので、朝晩送迎して帰宅後夕飯を温めて食べさせ、お風呂に入って寝る、という生活は他人事としては結構楽だったんじゃないだろうかとすら思ってしまうのですが、たとえ夕飯作りや掃除洗濯の家事が免除だったとしても(うらやましい!)細々とした子どもの世話や家に大人が1人であることの緊張感、ちょっとした時に大人と話ができないこと、子どもの成長を一緒にリアルタイムで見て喜べないこと、などなど、自分に余裕がなくて生活を楽しめない状況にも「納得できない」状態だったのではと思います。
私も夫が短い出張のときに、夕飯はレトルトカレーやうどん屋さんで済まし、家事も放置していかに楽をしたとしても「そうは言っても一人で子育ては大変!」という気持ちになることが多々あり、単身赴任という日本的な制度にまつわる苦労には早く制度や文化が変わることを願わずにはいられません。。。

ーー最後に、産後ケア教室やサロンでもお伺いする『5年後の私』について、今思うことをぜひ教えてください。

5年後には「どこではたらくか」の制約がなくなり、もっと自由に自分のしたい仕事ができる環境ができているといいなと思っています。
私がいま北見に異動することができて仕事を続けられているのは、過去に自己都合での転勤が叶わずやめていった先輩・同期たちからするととても恵まれていることだと思います。ただ、北見に異動するという選択肢を取るためには子会社への転籍や地域限定職というコース選択が条件だったこと、それによりキャリアの幅も可能性もかなり削られてしまったことは本当に残念です。単身赴任中も在宅勤務をフル活用しながら仕事ができたことを考えると、さらに残念に思いました。テレワークの先進団体であるマドレボニータのように、私のはたらく会社でも早く制度の壁が取り外されて、どこにいても楽しく仕事ができるようになることを願っています。
また、一方で移住を勧めた方々に「でも仕事がねぇ・・・」と言われてしまうのですが、仕事は自分でつくるものだ!とも思っています(笑)。オホーツクというこの素晴らしく美しい環境の可能性を最大限に活かして、会社の制度が…なんて小さいことを言わずに、私自身を進化させていきたいと思っています。乞うご期待!
***

2か月にわたってお届けしたさおりんのインタビュー、いかがでしたでしょうか。
地元とは遠く離れた場所でコミュニティを立ち上げて地域の活性化にも貢献しながら、自身の「働く」を叶えるために行動する姿に「LIVE YOUR LIFE」を感じました。
さおりん、本当にありがとうございました!

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2019年8月21日水曜日

【ご利用者の声】マドレ基金『産後ケアバトン制度』2019年3月 調布教室/早産児・低出生体重児の母

産後ケアバトン制度ご利用者の声をご紹介します。

※マドレボニータは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。
社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すため、教室の受講料を補助しています。
2019年7月は、20組の親子が制度を利用して産後の心身のリハビリに取り組まれました。
◆2019年7月末現在までの『産後ケアバトン制度』受講件数(リピート除く)は1,111件です

受講後アンケートでお寄せいただいたご感想をご紹介します。



M.Tさま

2019年3月調布教室




受講事由:早産児・低出生体重児の母


***
異常出産であったかどうかに関わらず、産後は人との繋がりが大切だと思いました。
この制度を利用させていただいて1番大きかったのは、色々な立場のママさんと知り合えたことです。 たくさんの方とお話しできればできるほど、産後の自分の選択肢が広がるし、育児を楽しくできるようになると実感しました!育児で悩まれている方にぜひお勧めしたいと思います。
***

マドレボニータでは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すために、教室の受講料を補助しています。対象となるのは、ひとり親/多胎児の母/障がいのある児の母/早産・低体重児の母/21日以上入院した児の母/妊娠中45日以上入院した母/10代で出産した母/東日本大震災で避難中の母など。


みなさまのまわりにこのような事情を抱えながら産後を過ごしている方はいらっしゃいませんか?

産後ケアバトン制度は2014年9月コースより、合同会社西友さまの助成にて、平均月18組の母子をサポートできるようになりました。まだまだお受け入れが可能です。制度の利用対象に該当しそうな方へ、ぜひ「産後ケアバトン制度」をご紹介ください!

詳細はこちら
(1)マドレボニータの公式サイトの「産後ケアバトン制度」のページ
「産後ケアバトン制度」で検索していただければヒットします。

(2)産後ケアバトン制度 ご案内チラシ

このチラシの配布・設置にご協力いただける病院や自治体の窓口、子育てサロンなどがいらっしゃいましたら、マドレボニータ事務局(info@madrebonita.com)までお知らせください。