「平日は家事も育児もまかせっきり。だから今日は俺にまかせて、外出しておいでよ!」
そう言って妻を送り出したものの、母親の姿が見えなくなった瞬間泣きまくる赤ちゃん、
慣れないミルクの調乳、比較的得意なはずの料理にも集中できず、はっと気づいたら夕方。
あれ、そういえばオレ、洗濯物干し忘れてた!?
そして、妻が帰宅する頃には、「おかえりー」の笑顔も出ないほど疲れ果てて・・・
そんな経験をお持ちの男性、案外多いのではないでしょうか?
愛する妻や子どものために、と思っていたのに、想定をはるかに越える「うまくいかなさ」の連続。
かなりの衝撃体験です。
でも、もしかしたらその「うまくいかなさ」こそが、夫婦のパートナーシップを深めるチャンスかも
しれません。
女性側からは、こんな声もあります。
ーーー
父親学級や両親学級で、男性に出産や産褥期のエピソードを聞くと、
「名付け」「赤ちゃんの便のこと」「寝かしつけのこと」などの話が出てきます。
育児に積極的に関わっている男性にこそ多いエピソードです。
でも、女性が望んでいるのは育児そのものよりも、
実はコミュニケーションや「大変さの共有」なんです。
ドヤ顔で完璧に家事・育児をされるよりも、
1人っきりで育児をしている時間の大変さを理解して、
一緒に弱音をはいて、2人でお手上げになって周囲にヘルプを求めてくれること。
どんなに寝かしつけが上手なパートナーよりも、
一緒にヘトヘトになってくれる方がありがたいのです。
もちろん、一緒に音を上げるからこそ、「赤ちゃんのかわいさ」も共有できます。
(『産褥記3』より)
ーーー
疲れて不機嫌になったり、
「やっぱりママがいないとダメだな」とあきらめる必要はありません。
むしろ、「育児」というかけがえのない体験を妻と分かち合うチャンスです。
「抱っこしてたら全然家事できなかったよ!」と一日の様子を話したり、
「いつもこんな風?」と普段の妻の生活を聞いたりしてみてください。
妻の「産後」にどんなサポートが必要?夫としてどうコミットしていく?
カップルで「産後」を過ごすためのヒント満載!
▼『産褥記3』(吉田紫磨子著/1240円)
(送料無料のお得なセット割引もあります!)
http://madrebonita.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=708357&csid=0