こんにちは。マドレボニータ事務局スタッフの太田智子です。
去る9月12日(土)に、周年イベント「Madre Bonita DAY 2015」(以下MBDAY)を開催しました。本日はそのご報告をさせていただきます。
会場は六本木のミッドタウンにある「d-laboミッドタウン」さんを、スルガ銀行さまのご厚意で無償でお貸しいただきました。お借りするのは3回目です。
アカデミックであり、かつあたたかみのある、本当に素敵なスペースです。いつも本当にありがとうございます!
今回のMBDAYのテーマは「産後ケアバトン制度」。
産後ケアバトン制度とは…
2011年3月よりマドレボニータが行ってきた
多胎児の母やひとり親、早産・低出生体重児の母などへ
産後プログラムを届ける仕組みです。
詳しくはこちらをご参照ください。
制度開始から今年9月までの間にお迎えした母子は、なんと345組にのぼります!
会は、「マドレボニータの『手作りの公(おおやけ)』を体感していただけたらうれしい」とお伝えしてスタートしました。
普通「公」って、税金を納めたら普通に享受できるもの…という感覚ですよね。
でも、多くの社会的課題は、まず課題として多くの人が認知する段階を経て、ようやく「公」による支援の対象となっていきます。
その課題に気付いた人が、集まって、力を持ち寄って行動を起こしていくことの先に、誰もが認知するというフェーズがあるのだと思います。
この集まって、力を持ち寄って、家庭や職場以外に自分の力を活かす場をもつ(=手作りの公の担い手になる)ことは、実はとっても大きな喜びや生きがいにもなるんです!そんな背中を子どもたちにも見せられたらいいですよね。
多くの方が、何か自分の力を差し出したい課題を見つけ、行動する世の中になったら嬉しいし、そのテーマに「産後」を選んで仲間になってもらえたら…!とマドレボニータは考えています。
さて当日の様子をご紹介しましょう!
第1部は「誰もがLIVE YOUR LIFEできる社会へ 〜産後ケアバトン制度のあゆみ〜」と題し、代表の吉岡マコが「産後ケアバトン制度」のご紹介と実績のご報告、今後の展望をお話しました。
吉岡とマドレボニータの紹介動画から始まり、もうここで目頭をおさえている方も…!
この制度を使って産後のリハビリに取り組まれた竹中歩さん(多胎児の母)もステージにお招きし、当時の様子や感じられたこと、その後の変化についてお話いただきました。
続いて登壇されたのは合同会社西友の金山亮執行役員。
2014年9月から、西友さまのご支援を受けて「産後ケアバトン制度」の利用可能件数を増やすことができました。
2014年度の利用件数(見込)は147件。
2013年度が58件だったので、なんと約2.5倍!
第1部のスライドより
「今後も企業として『産後ケアバトン制度』への支援を通じて産後女性への支援を続けていきたい」と力強いお言葉をいただきました。
第1部のスライドの一部はこちらにて公開しておりますので、ぜひご覧くださいね。
第2部は産後うつに関する著作もおありの産婦人科医宗田聡先生による「宗田先生教えて!産前産後の心と体のリアル〜あなたの隣の、産後うつ〜」。
院長を務められる「広尾レディース」での診察や出張でご多忙な中、ご登壇くださいました。
産後うつは、誰か特別な人に起こる別世界のことではなく、誰にでも起こりうる同じ世界のことだということをお医者さまの立場から、でもとてもわかりやすくお話してくださいました。
「産後ケアが抱える問題点についてわかりやすい説明だった」「リアルに心に響きました(産婦人科の先生からこういう話をきいたことがなかったので)」と大変好評でした。
第2部の後の休憩では、同窓会のように再会を喜び話に花が咲いたり、産後クラスの卒業生のご参加者に、会員さんが会員活動について紹介してくださったりする姿が見られました。
恒例の出張マドレストアに加え、今回は翌々日から期間限定でマドレボニータオリジナルデザインのTシャツやバッグを企画販売くださるJAMMINさんの特別先行予約ブースも開設され、ともに賑わっていました!
出張マドレストアの店員、萱沼道子インストラクター☆
「産後うつ」を特集したマドレジャーナル17号(こちらでもお求めいただけます)を手に行商?!
第3部はMBDAYでは初の試み、「アイデアソン」を開催!
アイデアソンとは、参加者がアイデアやふと浮かんだ発想を持ち寄って、ある課題やテーマについての解決策を創出していくワークショップです。
今回のテーマは「産後ケアのバトンを渡す〜大切な人のために私が明日からできること〜」。
まずは2重の輪になり、目の前の人とペアを組み、お互いのアイデアについて相手に話します。
次に輪を1つずらし、また目の前の人とペアを組み話していくのですが、その際にさっきのペアの相手が話して「それいい!」と思ったアイデアがあればそれを加えてもいいし、自分のアイデアを更に深めて話しても、変更してもいいのです。
このように3人の方と話をしてから、アイデアを紙にまとめて、床に置きます。
参加者が回遊し、いろいろなアイデアをみながら、3つまで特にいいと思ったアイデアに投票。
多くの票を集めたお二人の方にアイデアを発表してもらいました。
- 「出産プレゼントは産後クラス!」
- 「妊娠中から地域とつながる」
その他にもいっぱい素敵なアイデアが生まれていました!
「初めて体験しましたが、アイデアが広がっていくのがすごく体感出来た」「3人の方と話している中で最初では出てこなかった言葉が出てきた」といった感想も聞かれました。
最後に吉岡より、一足早く新しいインストラクター養成制度「ボールエクササイズ指導士」のスタートについて発表があり、MBDAYは幕を閉じました。
終了後も、お時間許す限り、ご参加者同士の交流を楽しまれていましたよ☆
回答いただいたアンケートから、いくつかご感想を紹介させていただきます。
- 「手づくりの公」ということで、とてもすばらしいイベントだと思いました。ぜひ、男性にももっと(アウェイ...だなんて思わずに)参加してもらえると、輪も広がっていくと思いました。
- 知らなかった事もたくさんあり勉強になりました。
- 来年も参加したいな
- 産後決まった人とばかりと生活してたので皆さんとの交流が刺激的で充実した時間でした。
- とにかく楽しかった。パートナーにマドレの事を知ってもらえた。
- 医療の専門の方とマドレが今後アプリ等でタッグを組み産後ケア普及を広められる事がとても心強くよかったと思いました。
- 最初は3時間のイベントって長いなあ・・と感じていましたがあっという間でした。
- マドレ基金、ケアバトン、知ってはいたけれども、ちゃんと理解していなかったので、お話聞けて良かったです。アイデアソンでママ達のアイディアが素敵すぎて感激しました。
- 結婚予定も出産予定もない私ですが、”予防””予習”の大切さは改めて感じました。産後クライシスにおちいらないようにしたいです。お疲れさまでした。
- 参加して良かった!今後の自分のためにたくさんのおみやげをもらいました。
- コンテンツがどれも充実していて大変楽しく学ぶ事ができました。
- 初めて参加しましたが、来年もぜひ又行きたいと思いました!
ご参加のみなさまからいただいた寄付金総額は43,100円にものぼりました。この寄付金と、ご参加費から経費を除いた49,531円を合わせた92,631円は、『産後ケアバトン制度』の運用、普及、インストラクターの養成、その他「産後ケア」を広く啓発していくためなどに大切に使わせていただきます。本当にありがとうございました。
今後もこの制度を通して、より多くの母となった女性が人生を美しく豊かに歩み進んでいただけるよう団体としても取り組んでまいります。
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