マドレボニータでは、2020年4月に新型コロナウイルス感染症の影響を受ける0歳児家庭の虐待や産後うつ等のリスク軽減のための緊急支援として、急遽オンライン型の産後ケア教室プログラムを開発し、「産前・産後のセルフケア オンライン教室」として、6月に提供をスタートしました。
妊娠中〜0歳児の母子に、2020年6月~2021年3月に延べ1159組へ無料で提供しました(単発レッスン含む)。2021年秋までにさらに約1,000組へ無料提供予定です。
こうした在宅の妊婦や産後女性に向けたオンラインプログラムについては前例が少なく、知見も少ないため、実践しながらその効果を測定し、持続可能な支援の方法を模索する必要があると考えました。
そこで、日本体育大学と協働し、コロナ禍における産後1年未満の母親の健康増進を目的としたオンラインプログラムについて精神的・身体的側面から評価することを目的に本調査研究を行いました。
そこで分かってきた調査結果をまとめ、本日プレスリリースを発表しました。
そして、より詳しい調査研究報告会をオンラインでも開催いたします。
周産期に関わる方、子育て支援関係の方、このテーマに関心がある方、そして調査研究にご協力くださった卒業生のみなさまも、ぜひご参加ください。
■日時:2021年7月28日(水)15時00分〜16時00分(Zoomにて) ■内容: ・マドレボニータの活動、オンライン産後ケアプログラム、調査の背景、今後の活動について (NPO法人マドレボニータ 共同代表理事 中桐 昌子) ・研究報告 「コロナ禍における産後女性の心身の健康増進を目的としたオンラインプログラムの効果」 (日本体育大学体育科学研究科助教,博士(スポーツ科学)野村由実氏 / 大阪行岡医療大学助教、理学療法士、博士(医学)荒木智子氏) ・質疑応答 ■参加費:無料
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