マドレタイムズ2月号では、ボールエクササイズ指導士としてデビューした宮澤千尋さんのインタビューをご紹介します!
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マドレな人々 ~ボールエクササイズ指導士“りんちゃん”デビュー記念インタビュー☆“好き”を仕事に!(2)
『ボールエクササイズ指導士』として昨年12月にデビューした“りんちゃん”、こと宮澤千尋さん。現在、練馬区大泉学園と埼玉県和光市にて『産後のバランスボール教室』を開催中です!前回に引き続き、ご自身の産後や養成コースを振り返ったインタビューをお届けいたします。★前回のインタビューはこちら
“第三子、産む?産まない?”問題が、パートナーとの関係性を見つめ直す機会となったりんちゃん。念願の『産後ケア教室』参加を通して、社会とのつながりや仕事に対する想いを再燃焼させることになったというお話は、今まさにキャリアについて葛藤したり、悩んでいる方の力になること間違いナシです!
▼宮澤千尋インストラクター『産後のバランスボール教室』のご案内
・大泉学園教室(練馬区)
毎月第1・3火曜日 10:30-11:30開催
・和光市教室(埼玉県)
毎月第2・4木曜日 10:00-11:00開催
「好きなことを仕事にしたい!」自分の想いを再確認
聞き手:第二子の産後から気になっていた『産後ケア教室』に、第三子の産後でついにご参加が叶ったのですね!りんちゃん:はい!たけし先生(竹下浩美インストラクター)のレッスンがとにかくすごく楽しくて。エクササイズはもちろん、コミュニケーションのワークで自分を主語に語ることでどんどん本当の想いが溢れてきたことを覚えています。
第二子妊娠中から自分も社会復帰したいという気持ちが少しずつ湧いてきていたのですが、改めて「私も働きたい!自分の手で稼げたら!」と話していました。そして何より「好きなことを仕事にしたい!」という想いが根本にあることがわかりました。
聞き手:前職から大事にされていた「好きなことを仕事にしたい!」という想いを再確認されたのですね。
りんちゃん:三度の妊娠、出産、産後の経験を生かして、女性が笑顔になるような仕事がしたい。誰かに委ねて終わり…ではなく、自分の力で生活を整えられるようなサポートがしたい。ぼんやりと描いていた思いが、4回のレッスンに参加したことでくっきりと浮かび上がってきました。
ボロボロだった産後の体がどんどん変化していくのを感じられたり、人生についてこんなにも深い話ができる場所は他になかなかない。同じ参加者の方たちも本当に楽しそうに受講されていましたし、何より前に立つインストラクターがとても素敵で魅力的で。こういう場がもっともっと広がっていったらいいな。自分も産後ケアの担い手になれたら…と、自分の想いと、未来のビジョンがビビビとつながったような感覚でした。
そんな中、マドレボニータから送られてきた産後ケア教室の卒業生向けメルマガ(※当メルマガ)で「インストラクター募集!」というフレーズを見つけて。「私もインストラクターになれるかも!いや、なりたい!」と一気にテンションがあがりました。
聞き手:偶然目にしたメルマガの一文が、りんちゃんの人生を変えることにもなったのですね!
りんちゃん:そう思います。もしメルマガを読んでいなかったら、憧れだけで終わっていたかもしれません。
養成コースエントリーに向けて真っ先に取り組んだこと
聞き手:養成コースにエントリーすることを決意され、準備されたことはありますか?りんちゃん:まずはエントリー時には1歳となる第三子の預け先を探すところから始めました。仕事をしていないこともあり、認可保育園には入れず…地域のありとあらゆる保育施設に問い合わせたり、見学して、小規模保育を行っている保育ママさんにお世話になることになりました。
あとはエントリー時に提出する身体スキルチェック動画の準備のために、パーソナルトレーナーさんに専用のプログラムを組んでいただき、朝5時に起床して毎朝2時間取り組みました。これまでまともに身体を動かす経験がなかったのでもちろん最初は苦労しましたが、だれにも邪魔されず集中して鍛えられる時間はとても充実していました。
養成コース中、自分を支えてくれたものとは…
聞き手:実際に養成コースがスタートしていかがでしたか?りんちゃん:見本動画の動きを見て真似をするところからトレーニングがスタートしたのですが、視点がまったくつかめず、自分のできていないところばかりを見てしまい、自己嫌悪の日々でした。
今、振り返ると、見る目なんてすぐに養われるものではないとわかりますが、最初はまさに“自分との闘い”という感じでした。でも初期の頃の動画と比較すると確実に変化していましたし、毎日着実に取り組めている自分を信じるしかない!と頑張りました。
子どもを出産して以来、ずっと子どもと密着して過ごしてきた中で、自分の時間がしっかりと確保されていて、やりたいことに向かって努力できる。こんなにも自分がやりたいことに没頭できるのはいつぶりだろう!と、大変さよりも希望や喜びのほうが勝っていました。子育て以外で、夢中になれることや話したいことが溢れてきたことが何よりうれしかったです。
聞き手:自分が求めていたものを追及できる充実感に、養成コース期間中は支えられていたのですね。
りんちゃん:そうですね。ですから苦しいとは思いましたが、やめたいとは思いませんでした。また、第三子を預かっていただいていた保育士さんが愛に溢れる方で、子どもにしっかりと向き合ってくださったことで、子どもも幸せそうでしたし、家族以外の方に自分の子どもに愛情を注いでもらえることも大きな支えになっていました。私の養成コースへの挑戦も応援してくれていました。
聞き手:応援くださる方の存在!心強いですね!パートナーはどんな風にサポートくださっていたのですか?
りんちゃん:これまであまり弱音は吐けないタイプだったのですが、第二子の産後以降、夫にだけは弱音を吐けるようになったんです。養成コース中の私を見かねた夫が私と一緒に身体を動かしてくれたり、トレーニング中の体の動きを見てくれて。養成コースのプログラムに取り組むことが夫とのコミュニケーションにもつながったこと、そして「りんちゃんならできる!」と夫が信じてくれたことにとても励まされました。
また、養成コース中に限って、これでもか!というくらい子どもが体調を崩すことが多かったのですが、夫が仕事を調整してくれたおかげで、日々のトレーニングにはしっかりと取り組むことができました。夫の応援と理解がなかったら絶対できなかったと思います。
あと、マドレボニータの先輩インストラクターや事務局のみなさんがいつも応援くださっていることを感じられたことも大きな支えになりました。実技試験にはたくさんの方が駆けつけてくださり、試験の講評でさえも、私のこれからのことを考え、発してくださる言葉の一つ一つに泣きそうになりました。
次なる目標と、未来の仲間へのメッセージ
聞き手:改めて、周囲の応援に支えられての半年間を振り返ってみていかがですか?りんちゃん:終わってみればあっという間ですが、一年前の自分とは、まったく違う自分がここにいるという感覚です。
聞き手:『ボールエクササイズ指導士』として活動しながら、次なるステップアップとして今年は『産後セルフケアインストラクター』養成コースにも挑戦されるのですよね。
りんちゃん:はい!単発のレッスンだけではなく、4回コースを開催できるスキルと知識を習得すべく再び頑張ります。インストラクターの強く美しい佇まいと存在感に、産後だった私自身、たくさんの力をいただきました。言葉だけではなく、身体的にも説得力を持ったインストラクターになりたいと思うので、これからも日々の鍛錬は続けていきますし、自分を見る目も引き続き養っていきたいと思います。一緒に養成コースで切磋琢磨できる仲間もたくさん欲しいです!
聞き手:インストラクターのお仕事に興味がある方へメッセージはありますか?
りんちゃん:興味を持ったり、チャレンジしたいことがある時こそ、チャンスだと思います。でも心の中で思うだけだと時間はどんどん過ぎてしまう。私も運動経験はほとんどありませんでしたが、思い切って飛び込んでみました。簡単ではないけれど、自分の体と心に向き合って頑張れば、その先がきっとあると思います。チャレンジして、初めて見える風景がある。養成コースに興味を持った方はぜひ飛び込んできてほしいです!!一緒に頑張りましょう!
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2回にわたるりんちゃんの養成コース振り返り座談会、いかがでしたでしょうか?
りんちゃんの熱い想いと、その行動力にエンパワメントされた方も多いのではないでしょうか?りんちゃんと同じく、「インストラクターになりたい!」と胸を熱くされているみなさま、まずは資料請求をしてくださいね。もれなく『マドレ養成メルマガ』が届きます。そして、体を動かしてみてください。近くに教室がある方はインストラクターに会いにレッスンに参加するもよし!
5月より2020インストラクター養成がスタートしますのでぜひご注目ください。
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【文責・聞き手:中桐昌子】