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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2021年8月19日木曜日

骨盤ベルトって必要?不要?/産後白書4ボランティア募集!【vol.99/8月19日】

「マドレボニータのことがもっとわかる!」月刊メールマガジン「マドレ☆タイムズ」
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マドレ☆タイムズ≪ vol.99≫
  2021年8月19日発行
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編集部より

天候の変動が激しく落ち着かない残暑ですが
いかがお過ごしですか?
先月は「ひとり時間」について沢山のご回答を
頂き、ありがとうございます!

<ひとり時間を作るための工夫>

★早起き(多数!)

★パートナーとの協力
「夫とのスケジュール共有、1人時間の
大切さの説明、夫にも1人時間を持ってもらう」
「預けられるときはまとまった時間お願いする。
子供のことで心配にならないように
育児のこと等は事前に共有しておく」

★ツールやサポートの力を借りる
「家事を食事の準備以外しない日を作る。」
「便利家電を購入する。」

★気持ちの持ちよう!
「子どもの昼寝時間に自分も寝て休憩。
寝たからとこちらが動くと起きてしまうので
これも大事な時間だと頭を切り替える(笑)」
「一人の時間にしかできないことしかしない。
(家族がいてもできることは一切しない)」
「予定を自ら作り、先に入れ込むことで、
諦めてしまわないようにする。」

などなど、沢山の工夫のシェアをありがとうございました!

「もっとひとり時間ができたらやりたいこと」は
「勉強」「旅行」「カフェ」「飲み会」
「エステ」「ヨガ」「読書」等が多かったです。
「登山、トレイルランニング、水泳、クロスカントリースキー、マウンテンバイク」 というひとり五輪状態の方も!!

今月は、「読書」について教えてください!
▼ ▼ ▼
【質問】読書(本・マンガ)について
ご回答をぜひこちらからお願いします★

≪Contents≫
【1】ボニータの部屋
~ 骨盤ベルトって必要?不要? ~
【2】『マドレ応援団』ご案内ページができました
【3】『産後白書4』制作ボランティア募集
【4】新しい養成スクールの現場から
【5】オンライン教室
~ アドバンスコースが始まります! ~
【6】調査研究報告会開催しました
【7】マドレボニータよりお知らせ
【編集後記】ひとり時間の楽しみ

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【1】ボニータの部屋
~ 骨盤ベルトって必要?不要? ~
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ご相談
「こんにちは!二人目妊婦です。一人目のとき、
産前のバランスボール教室に通っていました。
(今回はこのご時世のため通えず…家で
思い出しながら頑張っております。)

さて質問なのですが、ボニータさんは、
骨盤ベルトについてどのようにお考えですか?
特に産後の骨盤のゆるみについて、
骨盤ベルト必要論、むしろ逆効果論、両方
あって悩んでおります。教えてください!」
(ペンネーム:マタギティン)

はーい、ボニータよ☆
マタギティンさん、2人目の妊娠おめでとう!

いろいろ制約のあるご時世だからこそ、
体づくりが大切よね。ボニータは筋肉ベルト派で
骨盤ベルトを使ったことないわ。

骨盤や骨格を支えるのは、骨盤ベルトではなく、
天然のベルト=筋肉だから!そもそも骨盤ベルト
で骨盤をしめることはできないわ。

仮にしめられたとして、骨盤ベルトを外したら
元通り!?それとも支えるために一生涯
骨盤ベルトをつけ続ける?

とは言え腰痛があったり、そもそも筋力が
低下しきっている時には骨盤ベルトの支えが
ある方が痛みを軽減できる人もいるはず。

不調な時は骨盤ベルトを使って、痛みや不調が
おさまってきたら、快適な状態をキープする
ための筋肉を強化していく。

骨盤ベルトも正しく使って、
卒業していくことが大事だと思うわ。

【文責:ボニータ】

ボニータさんへの相談を受け付けています。
相談&アンケートフォームはこちら!
365日24時間受付中よ。

※編集部註:
・ボニータさんとは、マドレボニータのロゴマークにも登場しているアフロヘアーにブーツの女性です☆
ボニータの部屋バックナンバーはこちら

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【2】『マドレ応援団』ご案内ページができました
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マドレボニータでは、産後ケアをより多くの方へ
お届けするために、マンスリーサポーター制度
『マドレ応援団』をはじめ、さまざまな形で
ご寄付を募っています。

このたび、公式サイトにご寄付に関する
メッセージページを公開しました。

応援くださっている皆さまからのメッセージや
団体のあゆみ、取り組んでいる活動などを
ご紹介しています。

これから先、子育てのスタートを迎える家族が
産後について知り、備え、適切な養生や
産後ケアの機会を得られるように、
一人でも多くの方に『マドレ応援団』として
応援いただけたら幸いです。

単発でのご寄付や読み終えた本でのご寄付も
ご紹介しております。

★こちらのページをぜひご覧ください!
https://www.madrebonita.com/donate

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【3】『産後白書4』制作ボランティア募集
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マドレボニータでは現在
「コロナ禍における産後のパートナーシップ」
をテーマに『産後白書4』を製作中です。

産後白書1のPDFはマドレボニータ公式サイトで公開しています。

産後白書4アンケート結果途中報告はこちら。

「産後白書1」の発行から13年。
社会状況も変わり、最新の実態を調査し、
コロナ禍における産後のパートナーシップの
状況を把握し、

これから妊娠・出産を経験する方や、
今現在産後のカップルの
よりよいパートナーシップの構築に貢献したい
と考えています。

今回の白書4は、日頃よりマドレボニータや
産後ケアにご関心を寄せてくださっている
皆さまと、一緒につくりあげたい!と
考えています。

つきましては、『産後白書4』制作に参画下さる
ボランティアスタッフを、
マドレボニータの教室卒業生・会員の皆さまを
対象に募集させていただきます。

具体的には各ページごとに担当グループを作り、
アンケート結果から見えてきたデータをもとに
ページ案を作成します。

●発行予定:2022年1月
(同月に記念イベント(オンライン)も予定)

●活動内容:2021年9月~12月
週1回、火曜14時~15時30分にmtg(Zoom)を開催します。
このほか、グループに分かれて具体的な作業に
関わっていただきます。

※マドレの講座や教室に参加したことがある方、
もしくはマドレボニータ会員/応援団の方を対象
にしています(男女問わず)。

詳細・申込みはこちら
締切:8月25日(水)

ご参加にあたりご質問がある方は、
info@madrebonita.com (産後白書4制作チーム宛)までお寄せください。

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【4】新しい養成スクールの現場から
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5月よりスタートした
『産後セルフケアインストラクター/
ボールエクササイズ指導士養成コース』。

半年間の養成期間のうち、
前半3か月の基礎スキル鍛錬の集大成となる
実技試験を実施しました。

これまでは全国の養成スクール生が一同に会して
行っていた実技試験ですが、感染状況が
落ち着かない中、今年度は新たな試みとして、
課題動画提出と、オンラインでのリアルタイム
試験を組み合わせたハイブリッド評価を採用。

例年とは違う緊張感の中で、スクール生それぞれ
が3か月間の鍛錬の結果を発揮し合いました。

実技試験の結果は…
『産後セルフケアインストラクター』コースの
下記4名が見事合格!

◆桐原沙織さん(埼玉県戸田市)
https://ameblo.jp/saorikirihara/
◆竹原瑠衣さん(千葉県船橋市)
https://note.com/ruitakehara
◆平野聡恵さん(北海道北見市)
https://ameblo.jp/you-go-girl-fun/
◆宮澤千尋さん(東京都練馬区)
https://www.35familylife.com/

『ボールエクササイズ指導士』コースに挑戦中の
◆杉村美穂さん(静岡県浜松市)
https://note.com/miho_sugimura
は惜しくも合格ラインに届きませんでした。

しかしながら、「自分自身、このままの状態では
自信を持って現場に出ることはできなかった。
こうしてきちんと評価くださったことに感謝して
いる。この先、全員でデビューできるよう頑張り
たい!」とコメントをくださり、一同、涙…!!
杉村さんは8月下旬の追試に向けて、養成事業部、
同期全員で伴走しながら鍛錬を重ねていきます。

実技試験はあくまでも通過点。
試験を終えた現在は、実際の産後ケア教室の
現場にオンラインで繋ぎ、それぞれのエリアから
研修に臨んでいます。
(こちらも今期からの初めての試み!)

教室現場は学びの宝庫です。
秋のデビューに向けて、学びをさらに深めていく
後半戦のスタートです。
引き続き、みなさまからの応援もよろしく
お願いいたします!

★養成スクール公式ブログはこちら

【文責:養成事業部長 中桐昌子】

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【5】オンライン教室
~ アドバンスコースが始まります! ~
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●オンライン・アドバンスコースのご案内
マドレボニータのオンライン教室が始まって
1年が経ちました。

この1年でワクチンの接種が始まるなどの
社会的変化はありましたが、
小さなお子さんを育てる家庭の暮らしは
大きくは変わっていません。

そんな時勢の中でも、体を動かし、
みんなで対話することを継続し
自分自身の健康とご機嫌を
自分でケアしていきたいですよね。

オンラインの4回コースや、産後ケア教室を
卒業した後も、無理なく、楽しく続けていける
アドバンスレッスンとして
新しいクラスを始めます。

ストレッチ筋トレも対話も、少し負荷を高めに。
産後から少し時間が経った方も、
日々のメンテナンスにどうぞお越しくださいね。

担当インストラクターは 井端梓インストラクターと
長野奈美インストラクターです。

詳細はこちら

●カップルで参加できる講座のご案内
今回は8月に開催する、カップルでご参加できる
講座をご紹介いたします。
ぜひご夫婦で産後ケアに取り組んでみませんか?

◆8/21(土) (対面)
あたらしい両親学級@苫小牧
詳細はこちら

◆8/28(土) (対面)
心とからだを整える産後のセルフケア カップル編
@男女共同参画センター横浜 フォーラム
詳細はこちら

◆8/28(土) (オンライン)
夫婦で取り組む 産後ケアサロン
対象:妊娠中~産後1年未満のカップル
詳細はこちら

【文責:広報チーム 山本裕子】

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【6】調査研究報告会 実施報告
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昨年、マドレボニータでは
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、
オンライン型の産後ケアプログラムを開発しました。

同時に、前例の少ないオンラインプログラムの
効果を測定し、持続可能な支援の方法を
模索する必要があると考え、
日本体育大学と協働し、プログラムによる影響を
精神的・身体的側面から評価することを
目的に調査研究も同時並行で行ってきました。

この度、調査結果を発表できるようになり、
7/28に調査研究報告会を開催しました。

当日は、研究者、医療関係者、
産前産後のサポートに関わる方、
マドレ会員さんや教室卒業生の方など約40名
の方にご参加をいただきました。

<ご参加者から寄せられたコメント>
・もともと予定されていたとはいえ、
調査活動のスピードにおどろきました。

・産前産後の母親への支援をエビデンスに基づい
て実施していくことに関心を持っています。

・今後もマドレボニータの活動ならびに
研究活動の応援をしております。

・(印象に残ったのは)、産後はネガティブ感情
もポジティブ感情も併せ持っている事。
産後1年ですが、自分自身もそうだなぁと
感じています。

■報告会の動画や資料は公式サイト内
「産前・産後の調査研究」のメニューから
ご覧いただけます。

これからもマドレボニータは、
産後ケアのパイオニアとして産前産後の実態や、
プログラムの調査研究を続けてまいります。
ぜひご注目ください。

【文責:プロジェクト担当 井端梓】

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【7】マドレボニータよりお知らせ
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◎読み終えた本は「チャリボン」へ!
集荷依頼はWEBで簡単!この機会にぜひ、
読み終えた本のご寄付をお願いします。
「チャリボン」お申し込みはこちら

◎Amazonでマドレブックス発売中
マドレボニータ公式ブログに、
Amazonで購入できる書籍のリンク
掲載しています。

◎年次報告書を公開しました
マドレボニータの昨年度の活動やご寄付、
財務状況などをまとめた年次報告書です。
★2019年度年次報告書はこちらから

◎『すべての家族に産後ケア』
~マドレ応援団のご案内~
マンスリーサポーター『マドレ応援団』は
産後ケアの普及・啓発を行うマドレボニータを
毎月定額のご寄付で応援していただく制度です。

コロナ禍でも妊娠・出産はまったなし。
産後ケアをさまざまな形で届けていく私たちの
挑戦を継続的に応援してくださる方、ぜひ
『マドレ応援団』のお仲間になってください!
\マドレ応援団の詳細・お申込みはこちら/

【編集後記】
テーマ/ひとり時間の楽しみ

◎テレビの見逃し配信サービスで、
企業のトップやさまざまな分野で活躍する
話題の人たちの働き方、生き様を番組を通して
垣間見ることで、力や刺激や胸の高鳴りを得る
のが最高のひとり時間の楽しみです。
気を付けているのは「時間を区切る」ことと、
ストレッチやセルフマッサージもセットに
することです。
(中桐昌子)

◎うちにいるとついつい、ネットを見たり、
洗濯ものや夕食が気になってしまうので、
カフェに行って美味しいもの飲みながら
(最近はデカフェ専門)読書やボーっとするのが
至福。
公園のベンチも最高なんですが、暑かったり、
寒かったり、蚊や熱中症が不安だったり…
楽しめるシーズンが少なすぎるのが残念。
(吉田紫磨子)