みなさまから応援をいただいておりました『産後セルフケアインストラクター』養成コース11期。11月には4名、そして12月には2名の養成コース生がインストラクターとしてデビューいたしました。
同じ期に6名ものインストラクターがデビューするのはマドレボニータにとっても初めてのこと。産後ケアプログラムをより多くの方にお届けできることになり、とても嬉しく思っています。
マドレボニータ2017年度年次報告書より |
さて、今月号より3回にわたり、デビューしたばかりの11期生によるリレー座談会をお送りいたします。養成コースを振り返って、今だから話せる本音のアレコレを赤裸々に語っていますので、インストラクターのお仕事に興味のある方は必見です!!
★第一弾:長野奈美さん&今川涼子さん←この記事
★第二弾:新井和奈さん&中川奈津子さん
★第三弾:井端梓さん&小嶋千恵さん
第一弾は『ボールエクササイズ指導士』から『産後セルフケアインストラクター』にステップアップを果たした愛知県一宮市在住の今川涼子さん(以下、りょうちゃん)と名古屋市在住の長野奈美さん(以下、なみちゃん)との座談会です。
(左)長野奈美インストラクター(中)山本裕子インストラクター(右)今川涼子インストラクター |
▼今川涼子インストラクター担当教室
・産後ケアめぐみレディースクリニック教室(岐阜県多治見市)
・産後ケア一宮/篭屋教室(愛知県一宮市)
・産後のバランスボール教室(一宮・浅井/一宮・篭屋/桑名/スタジオBirth)
https://peraichi.com/landing_pages/view/kochi1027
▼長野奈美インストラクター担当教室
・産後ケア植田教室(名古屋市天白区)
・産後のバランスボール教室(平針/赤池/名古屋駅前)
http://35care758.strikingly.com/
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≪齢(よわい)四十にして人生が楽しみでしかたない!≫
聞き手:お二人とも2期通しての養成コースを経て、ついに『産後セルフケアインストラクター』としてデビュー!本当におめでとうございます!いま、どんなお気持ちですか?
りょうちゃん:ありがとうございます!この2年間、ずっと自分の目標に向かって突っ走っている感じでしたが、やっと自分がやりたかったことができるスタートラインに立てた感じで、すごく前向きな気持ちです。
聞き手:1期の養成コースでもかなりの負荷だったと思いますが、それを2期。かなり濃厚な2年間だったかと思います。
りょうちゃん:まさにこれまで経験したことのない負荷でしたが、養成コースのおかげで、人生や仕事への向き合い方という意味でも、自分自身が成長したという自信はあります。来年40歳を迎えるのですが、やりたいことが溢れていて、これからの人生が楽しみすぎてワクワクしています!
聞き手:齢四十にして人生が楽しみすぎる!これぞまさに自分で勝ち取った人生!ですね!ちなみにやりたいこととはどんなことですか?
りょうちゃん:助産師という職業も活かして、医療・行政・企業と連携しながら、”母子保健の空白地帯”で、サポートが抜け落ちてしまっている産後のケアを充実させていきたい。ゆくゆくは公費で産後ケアに取り組める社会にしていきたい!というのがキャリアにおける次なる目標です!
≪元職場の環境に違和感を感じた理由とは?≫
聞き手:キャリアといえば、なみちゃんは『ボールエクササイズ指導士』としてデビューしてから、勤務先の新聞社にも育休を経て復帰されたのでしたよね。
なみちゃん:そうなんです。元々のキャリアプランとしては、『ボールエクササイズ指導士』として活動しながら、数年は新聞社に勤めて、その後『産後セルフケアインストラクター』としてキャリアアップするつもりでした。
聞き手:それがなぜ2期続けての養成コース受講となったのですか?
なみちゃん:去年の養成コースを修了して、実際に復職したことで、すぐに会社を辞めようと決意することになりました。というのも、これまでの職場と、マドレのコミュニティとの違いに衝撃を受けてしまって。マドレではまさにりょうちゃんのように、こうしたい!こうありたい!という希望や目標を持ってキャリアを積み重ねている人たちばかり。でも復職した職場では、この先の自分の夢を思い描けなかったんです。また、養成コースを通じて、他者を思いやり、リスペクトすることの大切さを徹底的に学んだ私にとって、相手の状況を思いやることよりも、日々与えられた仕事をクリアすることを最優先する職場環境に疑問を感じたことも大きかったです。どうすればチーム全体が快適でいられるのかを私はもっと考えたかったんです。1年半しか休んでいないのに、え!私の職場、こんなだった??って。それだけマドレで学んだフィロソフィーは、これからの人生の岐路においても大きな学びと収穫だったと思っています。
≪養成コース、その時、夫はうつに!?≫
聞き手:2期に渡る養成コースにおいて、パートナーはどんな風に応援してくださっていたのですか?
りょうちゃん:実は、今回の養成コースがスタートしたちょうど5月頃に、夫が職場での人間関係が理由でうつっぽくなってしまったんです。それはわかりつつも、私も養成コースの課題にいっぱいいっぱいで、夫を思いやる心の余裕が持てなくて。でも、なみちゃんをはじめ、同期のみんなにも夫のことを心配してもらって、ようやく夏ごろ、夫と話し合いをしました。夫としては私の夢、家族のことを思って、辞めたいとは言いださなかったのですが、私もがんばって働くから納得のいく職場を探してほしいと伝えました。結果的に私がデビューした11月に、夫も新しい職場での仕事が始まり、一緒にスタートラインに立てたことはうれしかったです。
聞き手:パートナーがそんなにも大変な時も、りょうちゃんの夢を応援し続けてくださったのはなぜだと思いますか?
りょうちゃん:子どもを出産し、母になったら仕事を辞めるか続けるか?のどちらかの選択肢しかないと思っていた私が、マドレに出会って新しい働き方を知り、新しい夢を持ったことに深く共感してくれていたからだと思います。最近夫と私の仕事について話した時も「こんなこともできるんじゃない?」と新しいアイデアをくれて、心から応援してくれていることを本当にうれしく思いました。
≪夫にくぎを刺された2回目の養成コース≫
聞き手:なみちゃんのパートナーはいかがでしたか?
なみちゃん:正直、前回の養成コースでは夫に家事育児含めて、かなりの負荷がかかったこともあり、今回の養成コースが始まる時には「またあれが来るの??応援はしたいけど、課題がどんなに大変な時も家族にあたるのだけはやめてほしい」とくぎを刺されました。「身体スキルはクリアしているから大丈夫!」って軽々しく答えたのですが、結果的に今回も余裕がなくなってしまって、子どもの話も、夫の話も聞けない状態に。夫は夜、帰宅したらお酒を飲みながら私に話を聞いてほしいタイプなのですが、私に余裕がないのを察知して、お酒とおつまみを持って自分の部屋にこもってました。
聞き手:まさに前回の養成コースの座談会でも同じエピソードをお聞きしました(笑)!
なみちゃん:そうでしたか(笑)!? それでも夫の支えもあり、無事にデビューできたので夫には感謝しています。養成コース中に迎えた結婚10周年を祝うために、年末に子どもたち三人を実家に預けて、夫婦二人で台湾旅行に行く予定です。そこでは思う存分、お酒を飲みながら夫の話に耳を傾けたいと思います。
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マドレの養成コースだからこその学びや収穫、そしてパートナーシップでのリアルな葛藤…、いかがでしたか??11期生による座談会はまだまだ次号も続きます!どうぞお楽しみに!!
▼2019年は『准認定ボールエクササイズ指導士』資格が取得できる養成コースを開講予定です。
インストラクターのお仕事に興味がある方はぜひ「養成コース体験講座」にご参加ください。
<養成コース体験講座>
1月と2月に開催します。2回とも内容は同じです。
日時:2019年1月24日(木)13:30-15:00
2月20日(水)13:30-15:00
会場:ノアスタジオ 新宿スタジオ
詳しくは公式サイト「インストラクター養成コース」ページをご覧ください。
資料請求も承っております。
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【文責:中桐昌子】