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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2016年3月29日火曜日

【ご利用者の声】マドレ基金『産後ケアバトン制度』2016年1月【1】赤羽/妊娠22週以降に連続45日以上入院した母

産後ケアバトン制度ご利用者の声をご紹介します。

※マドレボニータは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。
社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すため、教室の受講料を補助しています。
2016年1月は、21組の親子が制度を利用して産後の心身のリハビリに取り組まれました。
◆2016年1月末現在までの『産後ケアバトン制度』受講件数(リピート除く)は411件です

受講後アンケートでお寄せいただいたご感想をご紹介します。



F.Tさま

2016年1月赤羽教室

受講事由:
妊娠22週以降に連続45日以上入院した母

今回、切迫早産での入院を事由に産後ケアバトンの制度を利用させて
いただきました。本当に感謝の一言です。体が変われば心も変わる!
というインストラクターの話を聞いて、受講して本当にそのとおりでした。
体力がつくと子どもの遊びにも泣いているときにも一生懸命になれます。
それに、夫に対してもこういうことで悩んでいる、どうかな?と
話し合いを求めることもでき、~~して欲しい!!という
欲求不満のかたまりのようなものからほんの少し解放されました。
もちろん、イラっとしてしまうことも有りますが・・
そんなときも、あっ私今こういう状態だからイラッとしたんだな、
これにイラっとしたけどそもそもの原因はこっちだなとか
自分を客観的に見ることができる余裕が生まれています。
産後すぐにこちらのクラスに参加していたら赤ちゃんとの生活を

っと楽しめたのかなと思うと、少し悔しいですが、
仕事復帰前に参加できて本当によかったです。
第二子に恵まれたら、妊婦クラスから受講して体力つけて子育て楽しみたいなと
密かに思っています。そして今回は産後ケアバトンの制度を
利用させていただき本当にありがとうございました。
これからは産後クラスやケアバトンの制度を必要としている方に
の情報が届くように少しでもマドレの活動を広められるお手伝いを
させていただければと思います。

それと、もしかすると切迫早産での入院がなぜ産後ケアバトンの

制度に入っているのか、無事に生まれたのだからいいじゃない
と思われる方もいるかもしれないので、私の経験をお伝えします。
切迫で入院した方の中には私と同じような経験をされた方もいるかもしれません。ぜひ周りの切迫入院経験の方にもマドレの産後クラス受講を伝えてあげたいと思いますし、伝えて欲しいと思います。

切迫早産で入院し、妊娠中は不安をなかなか人に吐き出すこともできず、

生まれてくる子どものための準備を楽しむこともできず、
とても辛かったの一言です。
無事に子供が生まれてきてくれてほっと一安心。
でも、寝たきりだったため階段をのぼれないほど体力は落ちていて、
子育ても不安ばかり。夫からもマタニティブルーだね・・と言われて、
最初の一ヶ月半ほどは子育てを全く楽しいと思えませんでした。
子どものこともかわいいような、ここにいるのは我が子??
おなかの中にいた子?と、宇宙人でも見ているようなとても不安定な状態でした。
そんな中、友人や親戚に会うと、入院していたことは、大変だったねー
でも無事に生まれてくれて良かったねと一言で片付けられる。
もっと私の話を聞いてー!!と思っていました。
でも、あのときはそれを言う気力も体力もなかったのだなー、
そして子育てを楽しもうという意欲も気力も体力もなかったのだな
今振り返ると思います。もう出産していっぱいいっぱいだったのだと思います。
もし戻れるなら、あの新生児のふにゃふにゃ感、もっと味わいたいです。

切迫での長期入院は、周囲の人が想像する以上に心と体のバランスを崩します。

ぜひ、これからも切迫の入院経験者の方にもケアバトンの制度を
続けていただき、私のように、最初子育てを楽しめなかった・・
という人が減ることを願っています。
長々と拙い文章を失礼しました。

***

マドレボニータでは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すために、教室の受講料を補助しています。対象となるのは、ひとり親/多胎児の母/障がいのある児の母/早産・低体重児の母/21日以上入院した児の母/妊娠中45日以上入院した母/10代で出産した母/東日本大震災で避難中の母など。


みなさまのまわりにこのような事情を抱えながら産後を過ごしている方はいらっしゃいませんか?

産後ケアバトン制度は2014年9月コースより、合同会社西友さまの助成にて、平均月17組の母子をサポートできるようになりました。まだまだお受け入れが可能です。制度の利用対象に該当しそうな方へ、ぜひ「産後ケアバトン制度」をご紹介ください!

ご紹介の方法
(1)マドレボニータの公式サイトの「産後ケアバトン制度」のページをご案内いただく
「産後ケアバトン制度」で検索していただければヒットします。

(2)紙のニューズレターを印刷してお渡しいただく。
少しお手数をおかけしますが、こちらのPDFファイルを印刷いただき、お渡しいただけると制度の内容とお申し込み方法をお分かりいただけます。
このニューズレターの配布・設置にご協力いただける病院や自治体の窓口、子育てサロンなどがいらっしゃいましたら、マドレボニータ事務局までお知らせください。
info@@madrebonita.com ←@を一つにしてお送りください。