2020年5月20日水曜日

「インストラクターの現場から」 ~「産前・産後のセルフケア講座」開発の裏側 ちょっとのぞきます?~

みなさん、こんにちは。
名古屋の産後セルフケアインストラクター長野奈美(なみちゃん)です。


最後にスタジオでレッスンをしたのはもう2ヶ月近く前。
産後ケア千種教室3月コースをなんとか修了まで漕ぎつけて以降、4月、5月と教室は開講できていません。東京都内では3月コースも開催できなかった教室が多い状況でした。

私たちは「産後のプロフェッショナル」と言いながらも、現場がないと産後の女性にプログラムをお届けすることができない…今回味わった一番の喪失感です。

でも、コロナ禍といえど日々新しい命が誕生し、赤ちゃんの育児はまったなしで始まる。
そして何より、里帰り出産ができなかったり、産後へルパーさんなど外部の手を借りにくかったり、新生児訪問や3・4ヶ月健診が中止になったり…。産後の家族が置かれている状況は、平時のときより何倍も厳しい状況に。

これを見過ごすわけにはいかない…インストラクター誰しもがそう思っています。

私個人は4月コースを中止にすると決定し、なんとかオンラインで産後ケア教室の代替になるものができないかと、お申し込みをいただいていた方とzoomでつないで3回の「産後ケアオンライン教室」を開催しました。

ご自宅までボールを貸し出しに伺いました。
「久しぶりに夫以外の人と話しました!」と感激されるお姿に、外の空気に飢えていた自分自身の産後の感覚をありありと思い出しました。

オンライン教室4月コースのレポート『「母」「妻」以外の「私」があるはず』


全国のインストラクターも「何かできないか」とそれぞれが模索していました。
そんな中、岐阜の山本裕子インストラクター(ひろりん)が「マドレボニータとしての共通プログラムをつくってみませんか?」と声を上げてくれました。

ひろりんは「おうちでWORK OUT」というストレッチのプログラムにトライしていました(当ブログ内『まどれ暦』に掲載しています!)。

有志インストラクターが集まり、4月からゴールデンウィークにかけて週1・2回のオンラインミーティングを開き、プログラム案を練りました。

ボールエクササイズではなく、オンラインでも母子ともに安全に取り組めるストレッチとコミュニケーションワーク、セルフケアの3本柱で、これまで産後ケア教室でお伝えし続けてきたことを、オンラインでも展開しようとまとまっていきました。

同時期に先行して始まっていたマコ先生の「シングルマザーのためのセルフケア講座」にもアシスタントとして参加し、久しぶりの研修レポートも書きました!

個人的に一番楽しかったプロセスは「練習会」でした。
何人かのインストラクターが集まり、できあがったプログラムのリードを順番に担当し、フィードバックと考察をするという会。

同じプログラムでもインストラクターの声やトーン、個性でガラッと雰囲気が変わるのがいい! ボールから降りてもやっぱりその人らしさは失われないんだなという気づきに、私は大いに励まされました。

またヨガやピラティスなどマドレとは別の場所でそれぞれが自己研鑽のために勉強してきた知識が、このプログラムのブラッシュアップにも大いに役立っていきました。

こうした過程を経て、マドレボニータの新しいプログラム「産前・産後のセルフケア講座」は生まれました。

●産前・産後のセルフケア オンライン講座 4回コースのサイトはこちら●

●産前・産後のセルフケア オンライン講座 ショートレッスンのサイトはこちら●



そして今なお、プログラム開発は続いています。6月からオンライン4回コースをスタートできるように、今まさに「産後女性の腹筋に張りを取り戻すために、何をやるか」「どう負荷を上げていくか」というところを考えています。ね、これを聞くとワクワクしますよね??

最後に。
この春から初夏にかけての日々は、産後すぐの家族だけじゃなく、すべての家族・個人に我慢や不便や不安をもたらしました。それはみなさんも、そして私たちインストラクター・事務局スタッフも同じです。

子どもが傍らにいながら、工夫したり家族の協力を得ながら、仕事に取り組む時間を確保してきました。

家庭内調整がうまくいかずにしんどい思いをしたり、途中でプロジェクトから離脱しそうになりながらも、何とか一般向けに提供できるところまで進めてきました。

そしてこのプログラム開発は、開発費ゼロでスタートしています。今なお無償で提供しています。収入に直結しないけれども、やっぱりこの状況下で産後の女性のために何かせずにはいられなかった。

トライアル期間中に本講座を受講していただいた方に、再度お願いです。

このプログラムで「体がラクになった」「初めてこのインストラクターのレッスンを受けたけれどなかなかよかった」など価値を感じていただけましたら、ぜひ今後の開発への支援としてご寄付をいただけたら嬉しいです。
(★単発ご寄付のお申込みはこちら)

いつもいつもみなさまからは、温かいご支援とご声援をいただきまして、本当に感謝しております。
新しいプログラムが少しずつ育っていくさまを、どうぞワクワクしながら見守ってくださいませ。

(文責:オンラインプロジェクトチーム・長野奈美)


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