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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2020年2月6日木曜日

【ご利用者の声】マドレ基金『産後ケアバトン制度』2019年10月 押上教室/障がいのある児の母

産後ケアバトン制度ご利用者の声をご紹介します。

※マドレボニータは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。
社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すため、教室の受講料を補助しています。
2020年1月は、8組の親子が制度を利用して産後の心身のリハビリに取り組まれました。
◆2020年1月末現在までの『産後ケアバトン制度』受講件数(リピート除く)は1,183件です

受講後アンケートでお寄せいただいたご感想をご紹介します。



Y・Sさま

2019年10
月押上教室



受講事由:
障がいのある児の母

***
今回、第一子に口蓋裂の障害があり、産後ケアバトン制度でレッスンを受講させていただきました。
産後は子供中心の生活でしたが、マドレのレッスン中は自分を主語にして行動し、考え、話す時間が持てたので、とても新鮮でした。初回の自己紹介で、産後何ヶ月です、というのも衝撃的でした。
バランスボールのレッスンでは、久しぶりの汗や筋肉痛や心地よく感じました。また、回を追うことにボールの扱いにも慣れ、複雑な動きにもついていけた時には、達成感を味わうことができました。段階的に負荷を上げるよう工夫してくださっているおかげだと思います。
シェアリングでは、仕事のこと、5年後の私のこと等、これまでお休みしていた脳をフル回転しながら思いを言葉にすることができました。この時間はとても貴重で、漠然としていた将来に明るい希望が持てたような気がします。
スタジオの全面鏡で自分の姿勢や表情とひたすら向き合う中で、育児中も美しい母でいたいという願望を持つようになりました。そして、レッスンのお陰で、普段の姿勢も意識するようになりました。
子供の障害のことで、心の奥底にずっと罪悪感を抱えながら過ごしていましたが、目の前でマットの上を転がっている我が子を見てふと、くよくよ悩むより、その瞬間瞬間の我が子を全力で愛すことに心を使った方がハッピーだなと気づくことができました。
産後の不安定な時期に、心と身体への栄養補給ができたことは、何物にも代えがたいです。
産後ケアバトン制度には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

***

マドレボニータでは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すために、教室の受講料を補助しています。対象となるのは、ひとり親/多胎児の母/障がいのある児の母/早産・低体重児の母/21日以上入院した児の母/妊娠中45日以上入院した母/10代で出産した母/東日本大震災で避難中の母など。


みなさまのまわりにこのような事情を抱えながら産後を過ごしている方はいらっしゃいませんか?
制度の利用対象に該当しそうな方へ、ぜひ「産後ケアバトン制度」をご紹介ください!
▼詳細はこちら
マドレボニータの公式サイトの「産後ケアバトン制度」のページ
https://www.madrebonita.com/madre-carebaton
「産後ケアバトン制度」で検索していただければヒットします。

2019年12月コースまで、合同会社西友さまに産後ケアバトン制度へのご支援をいただきました。5年4ヶ月の長きに渡ってのご支援、本当にありがとうございました。
この取り組みをこれからも継続するために、ご支援くださる法人・個人の方を募集しています。
▼詳細はこちら
マドレボニータの公式サイトの「マドレボニータを応援する」のページ
https://www.madrebonita.com/get-involved