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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2019年12月18日水曜日

育休中に挑戦したこと大公開!~鈴木かおるさんインタビュー(後編)~【vol.79】


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マドレタイムズ≪ vol.79≫
  2019年12月18日発行
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≪Contents≫
【1】マドレな人々 ~鈴木かおるさん【後編】~
【2】養成コースより~NEWボールエクササイズ指導士誕生!~
【3】今月末まで!『すべての家族に産後ケア』マドレ応援団100人キャンペーン
  http://bit.ly/2PI3PcS
【4】産後ケアバトン制度:介助ボランティアのFacebookグループに参加しませんか?
【5】イベントスケジュール~『まどれ暦』~
  http://bit.ly/madre_event
【6】マドレボニータよりお知らせ
【編集後記】もらって嬉しかったクリスマスプレゼント
ボニータさんへの相談を受け付けています。
相談&アンケートフォームはこちら!365日24時間受付中よ。

※編集部註:
・ボニータさんとは、マドレボニータのロゴマークにも登場しているアフロヘアーにブーツの女性です☆
ボニータの部屋バックナンバーはこちら
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【1】マドレな人々 ~鈴木かおるさん【後編】~
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こんにちは。マドレタイムズ編集部の北澤ちさとです。
今月号の『マドレな人々』は、10月号に引き続きマドレボニータ正会員の「つじっこ」こと鈴木かおるさん(東京都小平市)へのインタビューです。今回の【後編】では、2度目の育休から現在に至るまで、どんなふうに過ごし何を見つけたのか?をくわしくお聞きします。とってもエネルギッシュな過ごし方の中に、今育休中の方やこれから新しいことにチャレンジしてみたい方にもヒントが沢山あると思います!
★インタビュー前編はこちら
***
-2度目の産育休に入るとき、何か「テーマ」や「やりたいこと」はありましたか?
テーマ、ありました!
「これからどうする?」とモヤモヤザワザワの中の妊娠だったので、無事の出産、心身の回復を大前提に、気になることに手を伸ばし足を運んで、自分がどんなことに心が動くかを知って、これからのはたらき方、生き方をじっくりと考える期間にしたい、そう考えて臨みました。
まず最初(にして最大?)のチャレンジは産褥期プロジェクト。そもそも産褥期という言葉を知らなかった第1子のとき、当たり前だと思っていた「里帰り出産」が、本当に当たり前なのか?私の望みってなんだっけ?という視点に立ち返り考えてすすめていきました。
私の望みは、これから暮らしていく地域で産み、そこでどんな人たちと一緒に育てていきたいかを考えること。
生後まもなくから夫と時間を共有した子育てをしたいこと。
長男にはできるだけ普段どおり過ごしてもらいたいこと。
産褥期少なくとも1ヶ月は授乳とトイレとごはんとお風呂以外しっかりと横になること。
美味しくてやさしいごはんが食べたいこと。
そして、大人の話し相手が欲しいこと。
こんな気持ちがあるけれど何から始めればよいのかまごまごしていたら、隣町の産褥ヘルプ先輩(マドレボニータ事務局もこちゃん・みほちゃん)が声をかけてくれて相談に来てくださり、私の望みや、どうやったらそれが叶うかをまとめ、Facebookグループを立ち上げて準備することができました。夫と、どんなスタンスでいてほしいか、私がどんなことを望んでいるかを話し合い、朝の支度や長男の送りと帰宅後のお風呂、産後の無事の報告や、友人たちに来てもらう日の調整をするなど、本来であれば苦手であろう、前に立つ役を担ってくれました。心身ともに負担をかけてしまったけれど、私の希望を尊重してくれたのはとても嬉しかったです。
両親、産後ドゥーラさん、きららさん(小平市の子育て支援NPO)に掃除洗濯ごはん作りなどをお願いし、ファミサポさんやご近所さんに長男のお迎えをお願いしました。そして何より、おにぎりや干し芋をもって話し相手として来てくれた友人たちの存在がどれほど心強かったことか…産褥期明けあたりでは、ZOOM(オンライン会議ツール)でのヘルプもしてもらいました! めちゃくちゃ嬉しかったです。恐れていた産後の隔世感が全く無く、今までと地続きで生活をすることができました。
今思えば、第一子の実家暮らしは、「子どもを産んだわたし」が今までの私と繋がっていなかった感じがします。それは私の主体ではなく、何か、社会にある(ように感じる)誰かの「こうすべき」で動いていたからなのだなと思います。
自分の望みに沿って、色んな手をお借りして「委ねる」を実行して、体現する。その一歩を、それこそ皆さんの協力を得て実現できました。おかげで体を休めながら精神的に健やかに過ごすことができ、このプロジェクトに関わってくださった皆さんに心から感謝しています。
そして産褥期が明けたら、マドレの教室にすごく沢山行きました(笑)。そもそもそれ以前にマタニティケア教室に3回!(第1子の頃知っていたら行きたかったリベンジ)。産後ケア教室はまさかの4回! ボールをおりた後からスタートする数々の企画や挑戦の原動力は、マドレの心身の回復プログラムは勿論、教室で出会った仲間たちのパワーかもしれません。
そのおかげで私の育児休暇中の活動はここから飛躍的に加速しました。とくに、吉祥寺5月メンバーとは、ベビマ企画を皮切りにしたカップル講座、ハロウィン、クリスマス、卒業式など、パートナーも巻き込みながら楽しみの中で場づくりの実験をした感があります。誰かの「やりたい」に「やろうやろう」と乗ってくるファーストフォロワーが居ること、私自身がファーストフロォワーになることがどれだけ人を後押しするかということ。やっていることは違えど、第1子産後でチャレンジしたNECワーキングマザーサロン東京西チーム同様、「同じ熱量を持つ仲間たちとともにつくりあげていく場」がいかに自分にとって楽しく、必要で、やりたいことなのかが、かなりはっきりしました。これら、チームでの楽しき場づくりが、『ハナコマドレ』誕生と、ワークショップデザイナーの学びへ加速度的に向かっていったきっかけだったのではないかと思います。
-「場づくり」がキーワードなんですね。それぞれ詳しく聞かせてください!
>>>続きはこちらから公式ブログへ!
・ハナコマドレはどんな「場」?
・「ワークショップデザイナー」の学び
・「マドレ式対話の場づくりラボ」に参加しての気づき
・育休中にやったこと…などなど
ぜひお読みください!
★鈴木かおるさんが発起人のハナコマドレFacebookページはこちら
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【2】養成コースより~NEWボールエクササイズ指導士誕生!~
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2019インストラクター養成コース修了
今年5月からおよそ半年間の養成コースを経て、このたび新たなインストラクターが誕生しました! 「りんちゃん」こと宮澤千尋さんが准認定ボールエクササイズ指導士として12月よりデビューします。
養成コースは5月半ばから…ですが、エントリーは3月。スタートラインに立つ準備はそれ以前から始まっていました。
1月の養成コース体験講座でお会いした当時のりんちゃんは、お世辞にも恵まれた身体スキルとは言えず…。
それが今では名前の通り凛とした佇まい、しなやかな筋肉、くしゃっとした笑顔と透き通る美声で産後女性を魅了しています。
埼玉県・和光市、そして産後ケア教室もある東京練馬区・大泉学園にて「産後のバランスボール教室」が開講します。
お近くの方は、ぜひりんちゃんのリードを体感しにいらしてくださいね。
★宮澤千尋さんの教室 詳細・申込はこちら★
そして!来年2020インストラクター養成コースのスケジュール概要や諸費用について専用WEBサイトに掲載しました。
詳しい情報をお知りになりたい方は、こちらの専用フォームより資料請求をしてください。
お申込み受付中!『産後プログラム指導法集中講座1day』
マドレボニータの教室はレッスン時のフォーメーションやインストラクターの声かけ一つ一つまですべて意図を持ってプログラムされています。現場で一緒に体を動かし学びながら、その全貌を紐解く濃厚な講座です。
インストラクターに関心のある方はもちろん、マドレボニータのことをもっと知りたい、プログラムの裏側を覗いてみたいというかたも、ふるってご参加お待ちしております。
日時:2020年1月26日(日)10:00-16:30
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
講師:吉岡マコ
内容:産後ケア教室4回コースのプログラムの概要と構成、場のデザイン
コミュニケーションワークの目的と意図
ボールエクササイズ ほか
★詳細・申込はこちら★
マドレキャラバンin札幌 開催報告
マドレキャラバンでは、11月に北海道・札幌へ。
『産前・産後ケアに携わる方のための「支援者に必要なあり方とコミュニティ」~支える仕組みを”点”から”面”へ~』では、多様な背景をおもちのみなさんがお集まりくださり大成功で幕を閉じました。いえ、これは新たなコミュニティの幕開け!これからの北海道の産前産後ケア事情にぜひご注目ください。
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【3】今月末まで!『すべての家族に産後ケア』マドレ応援団100人キャンペーン
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寄付月間としてさまざまなイベントが行われている今月、マドレボニータでは「『すべての家族に産後ケア』マドレ応援団100人キャンペーン」を実施中です。
インストラクターの養成や、企業や自治体への働きかけ、そして双子の母やひとり親などの産後ケア教室参加をサポートする「産後ケアバトン制度」など、産後ケアの裾野を広げるためのさまざまな活動は皆さまのご寄付からなるマドレ基金によって支えられています。
「産後ケアに出会ってよかった!」「産後ケアがもっと広がったらいいな」と思ってくださる方、ぜひマドレ応援団として産後ケアのバトンを次の時代につなぐ仲間になっていただけませんか?
キャンペーンサイトもぜひご覧ください。
★『すべての家族に産後ケア』マドレ応援団100人キャンペーンサイトはこちら★
キャンペーン期間:11月22日(いい夫婦の日)~12月31日
【特典】期間中にマドレ応援団にご入会くださった方には、会報『マドレ通信』直近のバックナンバー(18号・19号)をお送りします。
※寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。(寄付月間公式サイト より)
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【4】産後ケアバトン制度:介助ボランティアのFacebookグループに参加しませんか?
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産後ケアバトン制度は、よりサポートが必要な母たちに「産後ケア教室」の受講料を全額補助する制度です。加えて、教室受講にあたり介助が必要な方(主に多胎児の母)はご希望に応じて介助ボランティアによるサポートを受けられます
みなさまの中にも、この制度を使って産後のリハビリをされた方、参加した産後ケア教室に制度ご利用者がいらした方、また介助ボランティアをしたことがある方、産後ケアバトン制度のために寄付をしてくださった方…がいらっしゃると思います。
介助ボランティアは、産後ケア教室の卒業生からご協力者を募っています。交通費として1回2000円をお支払いしています。
その募集情報などの提供方法の一つとして、以前よりFacebookグループ「マドレ産後ケアバトン・介助ボランティア」を運営してまいりました。このたびグループに参加いただける対象者を「会員・マドレ応援団」のみから「産後ケア教室卒業生」にも拡大ることになりました!
このグループの役割・目的は
・各インストラクターが「介助ボランティア募集」をする
・事務局から、介助ボランティアをしていただくにあたって必要な情報をシェアす
・みなさんからのボランティアとして活動する際の疑問点・不明点などを投稿していただき、それにみんな(事務局・インストラクターだけでなく)で答えたり、知見を共有したりしていく
などです。
介助ボランティアをやりたい!やってもいいよ!やったことあるよ!というみなさま、ぜひグループページにアクセスして「参加する」ボタンを押してください。
ご留意事項:
・「参加する」ボタンを押していただいたあと、そのページに表示される「参加対象者でいらっしゃるかをお尋ねする質問」への回答をお願いします。回答の確認後事務局スタッフが承認作業を行います。回答から承認までのタイムラグが生じますのでご了承ください。
全ての介助ボランティアの募集情報が投稿されるわけではありません。インストラクターが必要に応じて投稿します。
▼Facebookグループ「マドレ産後ケアバトン・介助ボランティア」
https://www.facebook.com/groups/252567005234325/
▼産後ケアバトン制度について(公式サイト内)
https://www.madrebonita.com/madre-carebaton
▼ご不明点・ご質問などはマドレボニータ事務局まで
info@madrebonita.com
産後ケアバトン制度は個人や法人からのご寄付で運営しています★
(教室事業部:太田智子)
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【5】イベントスケジュール~『まどれ暦』
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『まどれ暦』でマドレ関連の講座・イベントを一覧でお知らせしています。ぜひチェックしてご参加ください!
★公式ブログ『まどれ暦』はこちら★
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【6】マドレボニータよりお知らせ
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マドレ基金:産後ケアバトン制度』ご利用・ご支援のご案内
以下にあてはまる方は『産後ケア教室』受講料の全額補助や介助ボランティアによるサポートが受けられる場合があります。
多胎児の母/ひとり親/障がいのある児の母/早産児・低出生体重児の母/出生後から生後180日の間に連続21日以上入院中または入院した児の母/10代の母/妊娠22週以降に連続45日以上入院した母/東日本大震災で被災し、避難中の母
マドレ基金:産後ケアバトン制度』詳細はこちら

2019年12月コースまで、合同会社西友さまに産後ケアバトン制度へのご支援をいただきました。5年4ヶ月の長きに渡ってのご支援、本当にありがとうございました。
この取り組みをこれからも継続するために、ご支援くださる法人・個人の方を募集しています。
アプリ『ファミリースタート』
ご友人などから「妊娠した」と聞いたら…ご紹介ください!マドレボニータの産後ケア教室がお近くにない方も、セルフケアや産後の過ごし方を事前に知って準備しておくことができます。
アプリ詳細とダウンロードはこちら

ぜひお仲間に!『マドレ応援団』を募集しています!
マドレ応援団』は「すべての家族に産後ケア」を目指し、産後ケアの普及・啓発活動を行うマドレボニータを毎月定額のご寄付で応援していただく制度です。限定Facebookページや限定メールレター、会報等で活動の最新情報をお届けします。 マドレ応援団の詳細・申込みはこちら
【編集後記】テーマ/もらって嬉しかったクリスマスプレゼント
◎小学生の頃、なぜか当時流行っていたリカちゃんやジェニーちゃんではなく、高さ10センチちょっとのコンパクトなブロンドヘアのお人形と、ビデオテープ(古い)サイズのパタンと折り畳める小さなキッチンをセットで買ってもらいました。とても気に入って遊んでいましたがそのお人形の名前がどうしても思い出せません…。昭和50年代に小学生だった方、情報提供お待ちしています!(北澤ちさと)
◎10年前のクリスマス、朝目が覚めると枕元に5000円の商品券が!5年前のクリスマスには箱に入ったよく切れる包丁が!毎年は来ない我が家のサンタですが、実用的なものがうれしいのはオトナになった証拠でしょうか…!(中桐昌子)
◎小3ぐらいにサンタさんからもらった「あみっこ」というくるくるハンドルを回すとニットステッチができて小物がつくれるというもの。枕元にあった大きな箱にもテンションが上がったし、編み物好き少女に育つ原点となりました。このお正月休みに久しぶりに編み物しようかな…(長野奈美)
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【 編集発行 】特定非営利活動(NPO)法人 マドレボニータ
マドレタイムズ編集部/太田智子・北澤ちさと・木村由樹子・白石あすか・中桐昌子・長野奈美・ボニータ・吉田紫磨子・若菜ひろみ)
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