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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2019年7月30日火曜日

【ご利用者の声】マドレ基金『産後ケアバトン制度』2019年2-3月【1】高円寺教室/障害のある児の母

産後ケアバトン制度ご利用者の声をご紹介します。

※マドレボニータは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。
社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すため、教室の受講料を補助しています。
2019年7月は、20組の親子が制度を利用して産後の心身のリハビリに取り組まれました。
◆2019年7月末現在までの『産後ケアバトン制度』受講件数(リピート除く)は1,111件です

受講後アンケートでお寄せいただいたご感想をご紹介します。



N.Tさま

2019年2-3月高円寺教室




受講事由:
障害のある児の母

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この度は、産後ケアバトン制度で受講させて頂き本当にありがとう御座いました。 産後一年経過していますが、障がいのある児(入院中の病児)とほかに2人のきょうだいを育てています。病院への面会とワンオペの子育ては、仕事をしている時と変わりません。しかし、病院と職場を往復するパートナーとの会話時間は圧倒的に減りました。また、職場でしていた様な他愛もない会話もなくなりました。病院でも家でも子供としか接していないととても孤独感があります。 常に自分のことは後回しでしたが、受講することで週に1回だけ自分の身体や心と向き合う時間が作れました。自分の身体や心に向き合うと、モヤモヤしていたことが形になり、とても前向きな気持ちになりました。 仕事への復帰や社会と繋がることは、今すぐには難しいですが、5年後だったら?! 今とは違う、未来予想図が出来ました。 子供のことではなく、“私”について話しを聴いて貰えたことで、自分のことが愛おしく思えました。 自分よりはるかに小さく弱い子どもが、当たり前に出来るようなことが出来ずにいる時に、自分のことを優先的にすることに始めは罪悪感が伴いました。しかし、受講をする中で、私自身も大切にして良いのではないか。その方が子育てには必要なことなのではないかと思いました。 母の笑顔が子どもの笑顔に繋がる。 これからも、多くの産後の母にマドレボニータの産後ケアが届けば良いなと思います。
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マドレボニータでは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すために、教室の受講料を補助しています。対象となるのは、ひとり親/多胎児の母/障がいのある児の母/早産・低体重児の母/21日以上入院した児の母/妊娠中45日以上入院した母/10代で出産した母/東日本大震災で避難中の母など。


みなさまのまわりにこのような事情を抱えながら産後を過ごしている方はいらっしゃいませんか?

産後ケアバトン制度は2014年9月コースより、合同会社西友さまの助成にて、平均月18組の母子をサポートできるようになりました。まだまだお受け入れが可能です。制度の利用対象に該当しそうな方へ、ぜひ「産後ケアバトン制度」をご紹介ください!

詳細はこちら
(1)マドレボニータの公式サイトの「産後ケアバトン制度」のページ
「産後ケアバトン制度」で検索していただければヒットします。

(2)産後ケアバトン制度 ご案内チラシ

このチラシの配布・設置にご協力いただける病院や自治体の窓口、子育てサロンなどがいらっしゃいましたら、マドレボニータ事務局(info@madrebonita.com)までお知らせください。