こんにちは、マドレボニータ事務局の北澤ちさとです。
先日、そのお一人である塩川哲也さんにお話を伺ってきました。
(ゼロックス・コーポレーション 在日代表/富士ゼロックス株式会社 監査役)
写真左:マドレボニータ代表 吉岡マコ 写真右:マドレボニータ事務局長 北澤ちさと
■マドレボニータを知ったきっかけ
代表のマコさんが出場した第四回社会イノベーター公志園に伴走者として参加したのがきっかけです。それまでいわゆる社会起業、NPO等の世界にはほとんど関わりがなかったのですが、前職やビジネススクールの先輩である安渕聖司さん(SMFLキャピタル(株)代表取締役社長・マドレ応援団)に誘われて活動に参加しました。
マドレボニータチームの伴走者として関わるなかで、自分はいかに社会問題からかけ離れたところで生きているのだろう、とショックを受けたんです。自分は娘が一人いるのですが、妻の出産後も、手伝いなどしたつもりだったけど全然足りなかったのだと実感しました。
■マドレボニータを応援しようと思った理由
マドレボニータの活動は、これからの社会情勢、少子化、労働人口の減少に対して大きな手がかりになると思ったからです。産後ケアを通じて女性も意識が変わってくるのではないかと。妊娠・出産して社会復帰するにはネガティブな思いや迷いも出てきやすいと思いますが、産後ケアでそれを取り除ければ、女性のモチベーションも上がり、社会で力を活かしやすくなるはず。
また、自分も含め男性の産後に生じる問題への意識もまだまだ変えていかなくてはいかないと感じています。この活動は必ず社会にイノベーションを起こすと思いましたし、なんといってもマコさんの情熱、リーダーシップに大きく心を動かされました。
■マドレボニータの魅力
カップル講座に参加させてもらったのですが、エクササイズが予想以上にハードで…!日頃からジョギングしていたけれど筋肉痛になって、日常生活の中で体に生じている歪みにも気づきましたし、「産後」の筋肉の衰えなどについて実感できました。夫婦で行うプログラムはとても良いですね。夫婦間で考えを共有できるし、コミュニケーションがとれて、産後の大変さが理解できるからこそ男性側も参画する意識が持てる。他の参加者とのコミュニケーションを通じて連帯感が生まれるし、自分はひとりじゃないという気持ちを持てて、ひとつのコミュニティができるのも素晴らしいですね。
バーチャルを通しては全く得られないものが得られるというのが実体験として心でも体でも感じられましたし、こういった活動は「想い」がないと本当にできないと思いました。
ゼロックス社の在日代表として海外とのビジネスで多忙ななか、公志園への参画をきっかけに、現在は新たに設立される大学院の企画活動に関わっておられ、また今年から慶応義塾大学の非常勤講師として現代ビジネス論に登壇されるなど、次世代育成のためにも多方面に渡りご活躍されている塩川さん。
お忙しい中、マドレボニータへの熱いご支援のお気持ちと、お仕事や人生に対する価値観をお伺いでき、一言一言が大変励みになりました。
塩川さん、本当にありがとうございました。
■マドレボニータの継続寄付制度「マドレ応援団」
ご寄付はクレジットカードで毎月500円から。男性のご支援者も多数おられます。▼詳細・お申込みはこちらをご覧ください
https://www.madrebonita.com/donate-monthly
【文責:マドレボニータ事務局 北澤ちさと】