マドレ☆タイムズ≪ vol.88≫
2020年9月23日発行
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≪Contents≫
【1】マドレな人々~吉岡マコさんに聞くコンポスト生活~
【2】マドレボニータ事務局スタッフ募集のお知らせ
【3】『おうちでオンライン産後ケアプロジェクト』よりお知らせ
【4】マドレストアお知らせ
【5】これからの両親学級プロジェクト・動画視聴募集中!
【6】マドレボニータよりお知らせ
【編集後記】私のエコ活動
ボニータさんへの相談を受け付けています。
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※編集部註:
・ボニータさんとは、マドレボニータのロゴマークにも登場しているアフロヘアーにブーツの女性です☆
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【1】マドレな人々~吉岡マコさんに聞くコンポスト生活~
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今年の夏も全国的に厳しい猛暑が続きました。そして、先日は米国コロラド州のデンバーで、気温が1日のうちに摂氏で約37度下がり、夏日の翌日になんと雪が降ったという「これぞ気候変動」ともいえるニュースも記憶に新しいかと思います。気候変動の問題は、もはや人ごとではなくなり、子どもたちに残すこの地球を少しでも持続可能な状態にするために、私たちができることはないだろうか?そう思っている方も多いのではないでしょうか。
外出自粛をきっかけにお家で過ごす時間が増えたことで、今までできなかったことや新しいことを始めたいという方も多いと思います。そんな中、数年前から自宅に段ボールコンポストを導入しているマドレボニータ代表・吉岡マコさんのSNS投稿などを見て、お家でコンポストを始める方が増えているようです。
身近なところから、私たちの住む地球のためにできることがあるのでしょうか。今日は最近、コンポストアドバイザーの資格も取得されたマコさんにお話を伺ってみます!
ーーコンポストをはじめたきっかけや、コンポストのおおまかな仕組みについて教えてもらえますか?
「生ごみの90%は水分で、焼却するにもたくさんの燃料を使い二酸化炭素(CO2)を出しています。本当は、生ごみは『ゴミ』と呼ぶにはもったいないくらい、栄養がたっぷり含まれているから捨てるのはもったいないの。キッチンでのちょっとした工夫でそれを堆肥化することができる。ココナッツピートともみ殻くん炭を混ぜたもの(基材と呼びます)に、生ごみを入れると微生物の働きでその生ごみが分解され、畑の栄養(堆肥)になるんだよ」と福岡のNPO法人循環生活研究所の代表たいら由衣子さんが教えてくれました。
たいらさんとは、社会イノベーター公志園というNPOのリーダー育成プログラムでご一緒して仲良くなり、たいらさんに教えてもらってダンボールコンポストを始めたのが5年前のことです。
生ごみはゴミとして焼却しなくてもいい。生ごみが腐敗して嫌な臭いを放つ前に、コンポストの基材の中に入れて混ぜたら、それが分解されて、数ヶ月後には堆肥になる。不思議なことに、分解された生ごみからは、嫌な腐敗臭が全くせず、なんとも言えない自然の匂いがします。森の匂い?と思う時もあります。こうして、生ごみを分解させて作った堆肥で野菜を育てる、育った美味しい野菜を食べる、その野菜の皮などの生ごみも、もちろんコンポストに入れて堆肥に…という「都会でもできる小さな循環」の世界。こうして家庭や地域で小さな循環が作れるという試みに魅了されています。
ーー堆肥が完成したら、どんなふうに活用されていますか?
プランターや小さな庭の家庭菜園の肥料として使っています。堆肥に紛れ込んでいたトマトの種が発芽して、そのまま大きくなり実をつけることもあるんです。そんな予測不可能な面白さもあります。
ーーコンポストを使っていて、嬉しかったり楽しかったりすることはどんなことですか?
私にとって生ごみは、もはや「ゴミ」ではなく、資源です。ごみ出し・回収・焼却の負担軽減、CO2の削減、ごみ袋代も減る、おいしい野菜が育つ、いいことばかりです。あ、野菜作りは失敗することもありますが、それも一つの貴重な経験、と思っています。
ーー興味がありつつ「マンションだから庭がない…」「ズボラなのできちんとできるかな…」「臭いが心配…」などの心配をされる方へのアドバイスなどあればぜひ教えてください。
コンポストの基材のなかに生ごみを入れて混ぜる、というお世話の時間自体は1分くらいなんですよ。20年以上、ダンボールコンポストの普及に尽力してきた循環生活研究所のたいら由衣子さんが開発したバッグ型のコンポストは、とても簡単でオシャレで、ズボラな人でもついついお手入れしたくなる可愛さもあり、2020年の1月に販売を開始してから、「バッグ型ならできそう!それになんだかオシャレ!」といってたくさんの人がコンポストを始めています。
ーーこういった取り組みのインパクトや意義についてどう思われていますか?
生ごみを焼却するために使うエネルギーや排出するCO2の量を考えると、それはそれは膨大です。その生ごみが焼却炉に行かずに、堆肥として土に戻れば、CO2の排出量を押さえたり、エネルギーの節約の効果もあります。そのごみ処理のコストを福祉や教育に回すことができたらいいですよね。生ごみを捨ててしまえば一方通行ですが、コンポストを実践すると、有機物は循環する、という自然の素晴らしい仕組みを実感することができます。
質問は以上です。ありがとうございました!
記事に登場したバッグ型コンポストは、購入時に「マドレボニータの紹介」と伝えていただくことでマドレボニータへの支援にもつながります。よろしければぜひこちらの販売サイトをチェックしてみてくださいね。
★循環生活研究所(じゅんなま研)のサイトはこちら
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【2】全てリモートワーク!マドレボニータ事務局スタッフ募集のお知らせ
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NPO法人マドレボニータでは現在、経理スタッフを募集しています。
マドレボニータでは創立以来10年以上に渡りリモートワークを実践しており、スタッフは海外含む全国各地から勤務中です。
リモートワークで産後ケアを支えるお仕事に興味の有る方、ぜひ以下の詳細をご覧ください!
▼スタッフ募集の詳細はこちら
https://bit.ly/2ZH1IvV
情報のシェアも歓迎いたします。ご応募お待ちしております!
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【3】『おうちでオンライン産後ケアプロジェクト』よりお知らせ
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こんにちは。産後セルフケアインストラクターの永野間かおりです。
『オンライン産後ケアプロジェクト』チームは、広報の一環としてnoteマガジンを開始しています。
中でも注目いただきたいのが、オンライン教室担当インストラクターを紹介する連載「Instructor’s File」です。
元新聞社の校閲ガール・長野奈美インストラクターが聞き手となり、インストラクターに個別インタビューを実施し、その人となりやおもいをギュッと濃縮した連載を始めました。
第1弾は″りんちゃん”こと、宮澤千尋インストラクター。産後2ヶ月で産後ケア教室を受講し、そこから一気に養成コースエントリーを決めたという、りんちゃん。何がそこまでりんちゃんを突き動かしたのか?や、オンライン産後ケア教室へ懸ける希望や期待が、りんちゃんご自身の言葉で語られています。
▼noteの記事はこちら
「出産しても自分の人生を歩めるよって男女問わず伝えていきたい」
今後もインストラクターインタビュー記事の連載や、オンライン教室の舞台裏など発信していきます。noteに登録されている方はぜひフォローやスキで応援をお願いします!
また、6月からスタートしたオンライン産後ケア教室(4回コース)はただいま11月コースを、60分ショートレッスンはさまざまな曜日と時間帯で随時受付中です。
★産前・産後のセルフケアオンライン教室 詳細・お申込みはこちら
周りに妊娠中・産後の方がいらしたら、ぜひご紹介ください。これからもオンライン産後ケア教室の応援をどうぞよろしくお願いいたします!
【文責:永野間かおり】
お好きな時間に受講できるマドレボニータのオンライン動画講座もあります☆
●踊れるからだづくり 超超超基礎
●踊れるからだづくり2 超超基礎
●身体スキルトレーニング講座オンライン
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【4】マドレストアよりお知らせ
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9/25(金)まで期末セール!「マドレジャーナル」バックナンバーが半額で購入できます
年度末となる9月、期末セールとして「マドレジャーナル」のバックナンバーをお得な価格で販売中です!
9/25(金)まで以下の商品は半額となります!
・20,22,23,24,26,27号:1冊1000円→500円(22号はあと5冊のみ)
・28,29,32号:1冊1520円→750円 (28号はあと8冊、29&32号はあと9冊のみ)
・バックナンバー6冊セット(14,20,23,24,26,27号)2700円というセットもございます!
こちらは1冊あたり450円となります。
すでに持っている方も多いバックナンバー。
でも、ここ1年2年でマドレのことを知った、応援団や正会員になった、というかたはまだ読まれたことがないと思います。
期間限定の価格とセットとなります。
在庫わずかの号もあります。増刷はしませんので早い者勝ちです。
いよいよ販売終了!9/30(水)まで『マドレ式対話の場づくり手引き』ダウンロード販売中!
昨年実施のクラウドファンディング「マドレ式対話メソッドを次世代へ~8,386人と育てた10年の知見」。その成果物が「普及版(PDF)」として「9月末までの期間限定」で大好評販売中です。
家庭で、職場で、コミュニティで、対話の場をつくることに興味のある方に、ぜひ読んでもらいたい一冊です。
販売以来、たくさんの方にご注文いただきました。「データなのでいつでも手元で読めるのが嬉しい」というご感想もいただいております。
販売期間はいよいよ今月末まで、その後の販売はございません。注文しそびれていた方、今すぐご注文ください!
★【普及版】『マドレ式対話の場づくり手引き』1,500円(内税)
★『産褥記3』『産後白書シリーズ』『マドレジャーナル』などの書籍や、オリジナルグッズのお求めはこちらから!「マドレストア」
【マドレストア担当:若林美保】
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【5】これからの両親学級プロジェクト
「ふたりが仲良くいるための赤ちゃんを迎える準備」視聴募集中
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東京都福祉保健財団の助成による「これからの両親学級プロジェクト」。
2020/6/16から動画視聴を開始しました。これまでに117組のカップルが応募してくださり、28組が視聴後アンケートに答えてくださいました。
動画視聴ご案内サイトはこちらから。
第1子の妊娠中のカップルの視聴申込が66.4%と一番多く、次いで第2子以降の妊娠中のカップルが12.1%、妊活を考えている9.5%、妊活中7.8%です。視聴を知ったのは「マドレボニータの公式Facebook」が一番多く、次いで「知人・友人のSNS投稿」、その次に「知人・友人に直接聞いて」が多かったです。
定期的に公式Facebook、Twitter、Instagramで投稿しますので、ぜひシェアして身近な方に届けていただけると嬉しいです。
【文責:林 理恵】
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【6】マドレボニータよりお知らせ
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いまこそ『すべての家族に産後ケア』
~マドレ応援団キャンペーン~
『マドレ応援団』は産後ケアの普及・啓発活動を行うマドレボニータを毎月定額のご寄付で応援していただく制度です。いまだからこそ私たちの挑戦を継続的に応援してくださる方、ぜひ『マドレ応援団』のお仲間になってください。 キャンペーンサイトでマドレボニータの歩みや現在の取り組みもご紹介しております。ぜひご覧ください。 マドレ応援団の詳細・お申込みはこちら
☆アプリ『ファミリースタート』☆
ご友人などから「妊娠した」と聞いたら…ご紹介ください!マドレボニータの産後ケア教室がお近くにない方も、セルフケアや産後の過ごし方を事前に知って準備しておくことができます。
アプリ詳細とダウンロードはこちら
【編集後記】テーマ/私のエコ活動(エコバッグ・マイボトル、その他工夫)
◎アメリカのスーパーのレジ袋はとにかく薄くてすぐ破れるためたくさん入らず、レジ係の方にお任せするとへたすると一品ずつ一袋に入れられてしまうため、大容量エコバッグは必需品です。そして街に自動販売機がほぼ無く、あっても水!コーラ!ソーダ!以上!という感じなので好きな飲物をいれたマイボトルも必須!スタバのマイタンブラーはコロナの影響で使用禁止になってしまったのが残念です。(北澤ちさと)
◎小2になった三女が、「水はどこから来てどこに流れていくの?」「電気はどうやってつくられるの?」と疑問を持ち始めたことで、一緒に調べたり、話題にする機会をもらっています。おかげで三女が誰よりもマメに照明を消すようになり、家族全員の意識改革のきっかけに。当たり前のように享受している資源にも限りあることを知ることで、行動も変わることを感じています。(中桐昌子)
◎長女が10歳の誕生日プレゼントにふくろうのぬいぐるみ(かなりリアル!)を選びました。つけた名前が「リペット」。由来を聞いたら「リサイクルのRe、ペットボトルのPet」だそう。「どんだけエコなふくろうやの!」とツッコミました。社会科でゴミ処理の勉強をしている影響です。名古屋はゴミの分別処理の先進地であり、有名な干潟を守ったりと実はエコ都市なので、子どもたちにも伝えていきたいと思います。(長野奈美)
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【 編集発行 】特定非営利活動(NPO)法人 マドレボニータ
(マドレタイムズ編集部/北澤ちさと・木村由樹子・白石あすか・中桐昌子・長野奈美・ボニータ・吉田紫磨子・若菜ひろみ)
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