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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2015年8月28日金曜日

【産後ケアバトン+制作日誌】UI(ユーザインターフェイス)を考える面白さ

こんにちは、マドレボニータの林です。

今日はみどり荘2で中期経営計画のうち、人資源についての検討を実施しました。
そのあと、恒例のマドレTVオンエア。
Madorebonita day 2015についてご紹介し、産後ケアバトン+のUI検討についてお話ししました。

今産後ケアバトン+プロジェクトでは、ソニックガーデンさんのお試し期間に当たる1ヶ月間で「産後の準備を計画する」機能を作ってます。
そこに入れるコンテンツの整理と見せ方の検討を進めているのですが、これがまた面白いんです!
マドレボニータが出版やネットでご紹介してきた産後ケアに関する知見を体系的に整理してみる、という初の試みにワクワクする。
そして、物作りの醍醐味である、伝えたい物をどうやったら効果的に伝えられるか、また、体験として楽しいもの、やりたいものにできるか、そこに集中して考えることができる。

というのも、アプリ制作に限らず、受注して物を作るとき、発注される側は、いかに発注される側の意図と予算や納期、品質と擦り合わせて形にして完成させるかに腐心します。
時にはハードな交渉か必要になったり。。

また、発注する側も自分たちがなぜつくるのか、目的を見失ったり、設計する人に意図が伝わりにくかったり。
ビジネスの諸事情を勘案して、作りたくても諦めなければならないことが出てきたり、と一筋縄ではいかなかったりします。


今回の産後ケアバトン+の場合、アプリをつくる目的が明確。

具体的に言うと、
・妊娠中の夫婦が産後ケアの知識を得て、2人で協力して準備。
・周囲の人たちの力を借りて産褥期を乗り切る
・そしてリハビリに取り組み
・社会復帰を果たしていく
この流れを実行できることが目的。

そのためにはどんな役割をアプリにもたせて、どんな風に見せたり、体験して貰えば良いか。アプリは技術的にどう作ればよいか、ひたすらに考えていくことが可能なチームと環境があります。
一番大切なことに全力を注げるのです!

と暑苦しく語ってしまいましたが、このUIを考える面白さをプロジェクトメンバー一同感じながら、楽しく進めております。