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2013年3月29日金曜日
【前編】3/2産後研究会・第一回勉強会「新生児訪問を語ろう」開催報告
関東地方は桜が満開…とおもったらもう半分くらい散ってしまいました!
春本番…とおもえば、まだ冷える日も続いていて要注意ですね☆
今週末4月7日(日)にはPARACUP2013~世界の子どもたちに贈るRUN~に
出場します。マドレボニータの会員さん、スタッフ、家族も出場する予定です!
よろしければ応援にいらしてください☆
さて、先日3月2日(土)に、マドレボニータの新しい取組み・挑戦でもある
「産後研究会」の第一回勉強会『新生児訪問を語ろう』を開催いたしました。
長年「産後」について取り組んできたマドレボニータは、
「産後問題」は産後女性(当事者)だけで完結するものではない!
ということを日々痛感してきました。
そこで、母となる女性だけでなく、
その家族や、その家族が抱える問題に関わる人々と
たくさん言葉を交わし語り合いたい!語る言葉をもっと豊かに…
と考え、昨年夏に「産後研究会」を立ち上げました。
ひとりひとりが「産後」を語り、
産後を語る言葉をもっと豊富にしていくことで、
よりよい産後の過ごし方が見えてくるのではないか、
また、より豊かな産後文化を醸成していけるのではないか、
と思ったからです。
そして、日ごろマドレボニータの活動を応援してくださっている
マドレボニータ正会員のみなさん、「産後」の女性に接する機会のある
周産期医療・現場をお持ちの専門家のみなさんと、
「産後」という文脈で言葉をつむぐ機会を作りたい!
と思いで、第一回の勉強会を企画しました。
こちらの産後研究会キックオフミーティング(2012/8/14)リポートもぜひご覧ください!
出産すると誰もが経験する「新生児訪問」を第一回のテーマに
しよう、と決まったのもこのキックオフMTGの場でした。
2013年3月24日日曜日
オフィスがなくても寄付はあつまる?!〜FRJ2013に登壇しました〜
3月から4月にかけて、いろいろと環境が変わる季節ですね。
気持ちばかりが焦ってしまうときこそ
「身体を動かそう!」と事務局内でも声を掛け合っています。
さて、本日のご報告は…
去る3月9〜10日に都内で行われた
『ファンドレイジング日本・2013(FRJ2013)』について。
ファンドレイジングとは…
民間非営利団体が活動のための資金を個人、法人、政府などから集める行為の総称。
方法は、企業と同様に、事業やサービスの提供、業務委託などによる収入(事業収入)もあるが、それ以外にも寄付、会費、助成金、補助金、借入金、預託金などによる収入も重要な財源である。
(Wikipediaの「ファンドレイジング」ページを編集させていただきました)
日本の母子保健のシステムに欠けていた「産後ケア」の大切さを
より多くの人に知ってもらい、
「全ての産後女性が産後に適切なケアを受けられる社会」
を目指しているマドレボニータ。
私たちにとってもファンドレイジングはとても大切なことです。
事務局スタッフでは事務局長の北澤と私太田が
「准認定ファンドレイザー」の資格をとり、
スタッフも、インストラクターも、常にファンドレイジングを意識しています。
『ファンドレイジング日本・2013(FRJ2013)』に話を戻しますと、
このイベントは、年1回この時期に行われる、
日本最大のファンドレイジングの博覧会です。
今年は1000人を超える参加者が全国から集まり、
2日間で行われたセッション数は50あまり。
どのセッションも熱気にあふれ、質疑応答も活発に行われていました。
そんな中、今回はマドレボニータも「公募セッション」で登壇。
タイトルは
「オフィスがなくても寄付は集まる!クラウド事務局のファンドレイジング」です。
2年前の3月、マドレ基金を立ち上げる直前の年度は、
年間の寄付額が何と536円だったのですが…
翌年度は80万円、昨年度は140万円!と寄付額をのばしてきました。
(当日のスライドより)
タイトルにもある通り、マドレボニータにはオフィスがありません。
事務局スタッフ8人が在宅でワークシェアしながら業務を遂行しています。
地方在住メンバーもいます。
日々の業務運営で駆使しているクラウドコンピューティングを、
当然ファンドレイジングにも活かしています。
今回のセッションではその具体的な方法とポイントを時間の許す限りご紹介しました★
広報担当の宮下も同席し、
2人で同時にGoogleドライブのドキュメントにアクセスしたり、
Skypeの「給湯室チャット」でのやりとりをしてみたり
といったデモンストレーションも行いました。
会場は満席!追加で椅子を出していただきました★
まだアンケートは集計中なのですが、
終了後直接お話した参加者の方々からは
「とってもわかりやすかった!」
「具体的な方法をたくさん紹介してもらえて、やってみたいことがたくさんみつかりました!」というお声をちょうだいしました。
ちなみに、セッションのはじめに
「オフィスがない団体の方は?」と挙手をお願いしたら、
1割くらいしかいらっしゃらず、びっくり。
オフィスがあって、頻繁に顔を合わせていても難しいファンドレイジング。
徹底した情報共有とお互いのコミュニケーションは、オフィスの有無を問わず大切なことはいわずもがな。
クラウドコンピューティングによってそれが実現できるということを実感しました。
さてさて、私も担当セッション以外の時間は、
一参加者としてさまざまなセッションを受けてきました。
いろいろ取り入れてみたいことがみつかり、うずうずしています。
マドレボニータでは、以前よりもたくさんの方の思いを
「寄付」としていただけるようになりましたが、
現在、「マドレ基金」で支援できる母は月5組までと制限せざるをえない状況です。
全ての基金利用ご希望の方におこたえできているわけではありません。
年間約100万人の女性と家族が迎える「産後」。
その全てに適切な産後ケアを届けるためには、
まだまだやらなければならなければならないことがいっぱいあります。
良質な産後ケアをよりたくさんの人に届け、
一回り成長して、また来年のFRJに帰ってきたいと思います!
【賛助会員なら月あたり208円。マドレボニータを応援しませんか?】
マドレボニータでは会員を随時募集中です。あなたが「産後」かどうかは問いません。
・常にK.U.F.U.(工夫)と進化を続けるマドレボニータの活動の最新情報をお届けします。
・産前・産後にまつわる問題に対して、何かしたい!という方に。ボランティアは原則会員さんから募っております。
・最近注目を集める「クラウド事務局」や「マドレ流組織運営」についても身近に感じていただけます。
・マドレ会員さんは面白い人がいっぱい。マドレスピリットを共有できるコミュニティもうまれています。
・正会員が集うFacebookグループも誕生しました。(非公開グループ:任意参加です)
詳細はコチラからご覧いただけます★
(文責:マドレボニータ事務局 太田智子)
産後のカラダを整えるって「贅沢品」でなはくて「必需品」!/新所沢東公民館講座
こんにちは!産後セルフケアインストラクターの永田京子です。
埼玉県所沢市、西東京の田無で産後&にんぷクラスを開催しています。
春らしく、暖かい日が続いていますね。桜も早くも満開です
今日は、新所沢東公民館、マタニティサロンOG企画
「産後の心と体のセルフケア講座」の報告をさせてください
今回のこの講座、公民館側が企画・開催してくださったのですが、
妊娠した全ての女性が母子手帳を配布されるように、
出産した人が当たり前に産後ケアを受けられる社会を目指して、
「公費で、産後ケアを届ける」というのが、
インストラクターになってからの目標でもあったので、
こうしてお伝えできることがとても嬉しいです。
(開催にむけて奔走してくださった、
職員のMさん、Tさん、ほんとうにありがとうございます)
集まった19組のみなさま、「外に出たい!」、「友達がほしい」、「体重が減らない」
「お腹が気になる」、「家に引きこもりがちなので」、「人と交流したい」、「運動したい!」
などなど、参加動機や意気込みを言葉にしてもらい、まずはエクササイズ
「スッキリした!」「気持ちいい~」、「肩こりが改善された!」との声も^^
体を動かした後は、手や口、そして、頭も動かします!
ワークシートを使って行うのですが、ちょっと仕掛けがあると、
隣の人が「○○ちゃんのママ」というくくり(!)ではなくて、「○丁目の○○さん」というように、
その人個人が見えてくるのがおもしろい!
赤ちゃんを連れて、こうして体を整えたり、
コミュニケーションのスキルを磨いたり、自分を表現する機会をもつことって、
決して「贅沢」なことではないんですよね。
「贅沢」ではなく、心身ともに健全に子育て取り組むためには「必要なこと」。
声をあげて伝え続けていきたいです。
今日は、ほんとうにありがとうございました!!!
☆
3日後に新潟に転居される、うっちーインストラクターも
今日はアシスタントに駆けつけてくださいました!ほんとうに感謝~~~!!
新潟でのご活躍も、期待&応援しています~~~☆
(文責:永田京子)