産後ケアバトン制度ご利用者の声をご紹介します。
2015年5月は、12組の親子が制度を利用して産後の心身のリハビリに取り組まれました。
◆2015年5月末現在までの『産後ケアバトン制度』
M.Tさま
2015年5月下北沢教室受講事由:多胎児の母
双子を妊娠したとわかったとき、医師からリスクばかりを説明され、旅行やマタニティヨガやスイミングも禁止と言われ、マタニティ雑誌に載っているような楽しいイベントに参加するのを楽しみにしていたのですが、ほとんど参加できませんでした。
いざ出産してからも、自分ひとりでは首の座らないふたりを連れてタクシーに乗ることさえ難しく、単胎出産の友人はどんどん外出して楽しくすごしているのに、どうしてよりによって我が家に双子なんだろうと思ったことも一度や二度ではありません。
子どもはかわいいのに、そう思ってしまった自分のことが嫌になってしまって、の悪循環でした。近所を散歩したり、健診のために外出することはあっても、自分のために電車に乗って外出するなんてまだまだ先のことと思っていました。
そう思いながらも、産前の運動不足のためか膝がひどく痛み、週一で整骨院に通っていて、からだを動かしたいという気持ちもありました。そんなときに産後ケアバトン制度を教えてもらいました。
講座の受講代金が補助されるのももちろんありがたかったのですが、それ以上に介助ボランティアの方の存在が何よりありがたかったです。さすが先輩ママ、あやすのもオムツ替えも、何もかもがスムーズで、短い時間でしたがたくさんおしゃべりして、たくさん教えてもらいました。
最後のレッスンが終わり、ボランティアの皆様に卒業のご報告をするときに、あまりに感謝の気持ちでいっぱいで、何と表現したらいいのかわからないくらいでした。講座で出会ったメンバーとはグチったり、笑ったり、同じ時間を共有した同志、とてもいいご縁に恵まれたと感謝しています。
外に出たいのに出る勇気が持てないという多胎母は絶対にいます。産後ケアバトン制度のおかげで、私も一歩前に進めたと思っています。
寄付をしてくださった皆様、先生、ボランティアの皆様、レッスン同級生の皆様、どうもありがとうございました。
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マドレボニータでは、産後ケア普及のため「マドレ基金」を設置し「産後ケアバトン制度」を運営しています。社会的に孤立しやすい境遇にある母子の参加を促すために、教室の受講料を補助しています。対象となるのは、ひとり親/多胎児の母/障がいのある児の母/早産・低体重児の母/21日以上入院した児の母/妊娠中45日以上入院した母/10代で出産した母/東日本大震災で避難中の母など。
みなさまのまわりにこのような事情を抱えながら産後を過ごしている方はいらっしゃいませんか?
ご紹介の方法
(1)マドレボニータの公式サイトの「産後ケアバトン制度」のページをご案内いただく
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=7544
「産後ケアバトン制度」で検索していただければヒットします。
(2)紙のニューズレターを印刷してお渡しいただく。
https://www.dropbox.com/s/wzxdq6exs9x1630/SangocarebuttonNEWS201408.pdf?dl=0
少しお手数をおかけしますが、こちらのPDFファイルを印刷いただき、お渡しいただけると制度の内容とお申し込み方法をお分かりいただけます。
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このニューズレターの配布・設置にご協力いただける病院や自治体の窓口、子育てサロンなどがいらっしゃいましたら、マドレボニータ事務局までお知らせください。
info@@madrebonita.com ←@を一つにしてお送りください。