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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2013年12月27日金曜日

マドレ基金『産後ケアバトン制度』ご利用者の声(2013年10〜11月)

ご受講者のみなさまからお寄せいただいたご感想を紹介いたします。
マドレ基金については左のバナーより公式サイトへ★



産後の体調不良はこれといって病名がついているわけではないので、理解してもらいにくいもの。それを解消したくても、費用がかかってしまうとなかなか1歩が踏み出せないこともあります。


今回寄付してくださった皆様のおかげで、その1歩を踏み出してみようという気持ちになりました。実際に参加してみて、体調改善は長い眼で見てエクササイズを継続していかないと難しいのですが…、日常的に行える色々な方法があるということや、同じような境遇のママたちと交流できたことが財産になりました。
又機会があったら参加したいとおもっております。 
皆様、本当に感謝しております。ありがとうございました。
(上前津教室2013年10月コース 川崎香子さま)


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双子出産後、赤ちゃん2人が泣くと、 同時に抱っこしてあげられず、周りの人に迷惑がかかってしまうから…と思い、なかなか外出できずかないました。 

そんな時にこちらの制度の話を伺い、サポートしていただける事を知り、それなら私でもできるかも!と参加させてもらいました。

 結果、とても良かったです。 サポートに入ってくださった方のおかげで、安心して思いっきり体を動かすことができ、運動の気持ち良さを久しぶりに実感しました。 
週一回のエクササイズと仲間とのお話で、産後引きこもりがちだった生活が、少しずつですが、外に出るようになりました。 普段の生活の中で、姿勢にも気をつけるようになりました。 

また、通っているママ達は、ポジティブな考えの方ばかりで、そんな仲間に出会えた事にも感謝です! まだ小さな変化ですが、産後のバタバタのこの時期に、とてもよい体験をさせていただきました。
 どうもありがとうございました。
(西麻布教室2013年11月コース K.Fさま)

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双子の育児に追われ毎日家の中で孤独になりがちでしたが、マドレボニータのことを双子ママ友から聞き、なんと素晴らしいシステムだろうと思い参加させて頂きました。


参加するにあたって子供たちが大泣きして迷惑をかけないか、二人を連れての移動のことなど不安はありましたが、介助サポーターの方に助けられ無事に受講することができました。 受講後には皆でランチまで取ることができ、夢のような時間でした。 

マドレ事務局の皆さんを始め、吉祥寺東クラスの吉田紫磨子先生や介助サポータのお二人、マドレ基金に関っていただいている皆さんに本当に感謝です。
 ありがとうございました。
(吉祥寺東教室2013年11月コース A.Gさま)



吉祥寺東11月クラス 最終回の様子
http://plaza.rakuten.co.jp/totolecafe/diary/201311220000/








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妊娠したら『にんぷクラス』へ!妊娠12週から臨月まで参加OK☆
新刊『産褥記3〜四女の産後一か月の日記&伝えたい産後のリアル』マドレストアで発売中です
リーフレット『妊娠中~産後の過ごし方ガイド』ダウンロードはこちらから☆
【公式サイト】http://www.madrebonita.com

【Facebook】http://www.facebook.com/NPOmadrebonita
【Twitter】http://twitter.com/madrebonita


2013年12月26日木曜日

◆2014年1・2・3月 マドレボニータ各種講座の開催予定◆

2014年1・2・3月の各種講座開催予定

おもに吉祥寺エリアでの開催予定を一覧にしております。
全国の教室(「産後のボディケア&フィットネス教室」「にんぷクラス」)の
開催一覧はコチラをご覧くださいませ。

新年弾み初め・踊り初めにぜひ☆カラダを動かすことで心も動きます!
お申込みを心よりお待ちしております。

【産後クラス】
●吉岡マコの≪産後のボディケア&フィットネス教室≫(4回コース)
 
1月 9・16・23・30日(木)10:00-12:00【受付中☆】
2月 6・13・20・27日(木)10:00-12:00【受付中☆】
3月 6・13・20・27日(木)10:00-12:00【1月初旬より受付開始!】
※1月コースは2013年7月4日以降に、2月コースは2013年8月1日以降に、
3月コースは2013年8月29日以降に生まれた赤ちゃんは4回通してご一緒に参加できます。
(会場:スタジオアムリタWEST地下1階 講師:吉岡マコ)


【ダンス】
●2月 13・27日・3月 13・27日(木)13-15時 踊れるカラダづくり講座 ≪4回コース≫
踊る楽しさと、全身をおもいっきり使う爽快感をめいっぱい味わえます!
※単発でのご受講も大歓迎です☆お申込時にご希望の日程をお知らせ下さい。
(会場:スタジオアムリタWEST地下1階 講師:吉岡マコ)


【ダンス】
●2/24(月)1330-1500 踊れるカラダづくり講座 ≪超基礎≫
ストレッチと筋トレ中心のメニューです。
踊れるカラダになるための基礎をみっちりやります。
(会場:スタジオアムリタEAST 講師:白石あすか)


【講座】
●1/6・7(月・火)10:30-16:30産後プログラム指導法集中講座2DAYS
4回コースの構成や内容の詳細、プログラムの根底に流れる理念・フィロソフィー、
レッスン運営の舞台裏やからくり、そして指導者に必要な産後の運動生理学や
解剖学の知識などを集中的に学ぶ、密度の濃い2日間です。
(会場:スタジオアムリタEAST2階ほか 講師:吉岡マコ)


【エクササイズ】
●1/27(月)10:10-12:00 ボールエクササイズ講座/ウォーキング講座
産後クラスを卒業したら、ぜひこちらへ。
ボールエクササイズとウォーキングのみの講座です。
「体の軸を鍛えたい」「美しく歩きたい」という方はぜひ☆
※生後210日以内の赤ちゃんは同伴可能です。
※ボールエクササイズのみ、ウォーキングのみの単発受講も可能です。
(会場:スタジオアムリタEAST2階 講師:白石あすか)


各講座タイトルをクリックしていただくと詳細ページをご覧いただけます。
お手数ですが、お申し込みフォームへのご記入をお願いいたします。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております!!


(文責:マドレボニータ事務局)

2013年12月21日土曜日

リーフレット『妊娠中〜産後の過ごし方ガイド』完成!普及にご協力をお願いたします


こんにちは、マドレボニータ事務局の北澤ちさとです。


いよいよ年の瀬が近づいてまいりましたね。
マドレボニータでは、昨年から進めてきたプロジェクトがひとつ形になり、
さらなる広がりが生まれていることも実感できた2013年となりました。

このたび、啓発リーフレット『妊娠中〜産後の過ごし方ガイド』が完成し、
配布を開始いたしました!


事の始まりは、インストラクター、スタッフ有志で
全国の教室案内チラシのリニューアルを検討したことでしたが、
「そもそも、なぜ『産後ケア』が必要なのか?」をお伝えすることが
大切なのではないか?ということから「リーフレット制作」へ
方向転換したこのプロジェクト。

手探りの状態から何度も打合せを重ね、
外部の方からもアドバイスをいただきながら…

より「手に取りやすく」「見やすく」「伝わる」
紙面づくりに挑戦しました。
何度も何度も推敲を重ねて…
そして、9月のMadre Bonita DAYでご来場者にお配りしようと
一気に追い込みを重ね、パイロット版が完成。
みなさまにもご好評をいただき、11月に正式版が完成いたしました。
詳細は公式サイトにてご案内しております。 PDFデータをダウンロードしていただき、お友達に
ご紹介いただくことも可能です☆以下のバナーよりどうぞ。
現在、企業・医療機関・自治体・公共施設などで
配布にご協力くださる団体さまを募集しております。 現在、普及にご協力いただいているみなさまをこちらでご紹介しています 配布リーダー・事務局スタッフ太田のブログでも設置例をご紹介しています また、印刷に関しましては、「アサヒワンビールクラブ」さまのご寄付、 送料などの経費は「マドレ基金」を使わせていただいております。 このような、普及のためのご寄付も「マドレ基金」にて募っておりますので どうかご支援いただければ幸いです。 2013年度(2014年9月まで)に、50,000部を配布することを目標としております。 より多くの方に「産後ケア」をお伝えできますよう、みなさまのご協力を よろしくお願いいたします。 お問い合わせや配布のご協力、ご紹介などは こちらの【お問い合わせフォーム】からマドレボニータ事務局へご連絡くださいませ。 (文責:マドレボニータ事務局 北澤ちさと) *********************************************************************** 5/31(土)まで、READY FOR?でクラウドファンディングにチャレンジ中! 「出産後の母親のリアルを伝える本をつくりたい!」 https://readyfor.jp/projects/sanjokuki3  『産褥記3』制作費へのご寄付と情報シェアへのご協力をお願いいたします 出産後1ヶ月間の「産褥期(さんじょくき)」は、特に養生が必要な時期。 しかしこの時期の母親は心身のダメージを受けながらも新生児の世話に追われています。 不調や周囲からの孤立は、産後うつや児童虐待の原因となることも…。 『産褥記3』は出産後の心身の不調やその対処法・予防法といった具体的な情報を含め、 産後の母親の現状を広く伝える1冊にしたいと考えています。 『産褥記3』を一人でも多くの産後女性やパートナー、出産後の母支えたいと思っている方々に お届けできるよう、寄付、そして情報のシェアへのご協力をよろしくお願いいたします。 ***********************************************************************

2013年12月20日金曜日

【マドレ☆タイムズvol.7】大掃除で!年賀状で!「スッキリ デ キフ キャンペーン」開催☆

メールマガジン『マドレ☆タイムズ』購読登録受付中!(無料)
マドレボニータでは「マドレボニータのことがもっとわかる!」月刊メールマガジンを配信しています。
マドレボニータの教室・講座にお申込みの方とNECワーキングマザーサロンまたはサミットにご参加いただいた方にお送りする他、購読をお申込みいただくことでもお読みいただけます。
配信から1ヶ月を経過したバックナンバーは公式ブログに順次掲載いたします。

まだブログに掲載されていない最新号は、購読をお申込みいただいた方のみご覧いただけます(購読申込完了メールにて最新号特別公開ページのURLをお知らせします)。

バックナンバーをまとめてお読みになりたい方はこちらから
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マドレ☆タイムズ

NPO法人マドレボニータ http://www.madrebonita.com?=vol7
≪メールマガジンvol.7≫ 2013年12月20日(金)発行

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*このメールはマドレボニータの教室・講座にお申込みくださった方と
購読をお申込みくださった方にお送りする、
「マドレボニータのことがもっとわかる!」メールマガジンです。

ごあいさつ
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はーい!ボニータよ。前回は首周りを温める話で一方的に盛り上がったけれど、
マドレ界隈で「温め自慢」「防寒自慢」が始まると冬の到来を感じるわ。温め
るって言うとどうしても着る、巻く、履く、覆う、貼る、浸かる、飲むってい
うのが出てくるけれど、もっとも手っとり早いのが「自家発電」よね。どうし
てこの発想、抜け落ちやすいのかしら?ってか、どんだけずぼらなのかしら?
腹巻もレッグウォーマーも、こうして内側から温めた上での保温ですから!

さてさて今日は初のボニータの部屋宛てお手紙をご紹介&回答するわー!私の
アナログ気質を見越してのお手紙作戦、グッジョブよー。
みなさんも気負わず、毛筆でどうぞ!

「はじめまして!ボニータさん。いつもそこかしこから漂う昭和のかほりを楽
しみながら読んでいます。酸いも甘いもかみ分けたボニータさんに教えてほし
いことがあります。私の同世代の母友から『かわいいおばあちゃんになりたい』
とよく聞くんです。で、このフレーズを聞くと何とも言えない違和感を感じる
んです。が、この違和感の正体がよくわからず。このモヤっとした思い。ぜひ
ボニータさんに分析してほしいです」≪Kさん/37歳≫

『かわいいおばあちゃんになりたい』って確かによく聞くフレーズね。「可愛
い」しかも「おばあちゃん」ってどういうこと?どういう人?水森亜土ちゃん
的な?それともアフタヌーンティー・ルームによくいそうなおかっぱ頭の大橋
歩さん的な熟女?そもそも、おばあちゃんになって可愛い人って、若いうちか
ら可愛かったと思うのよねー。

Kちゃんの違和感は「今現在と向き合っていない感」じゃないかしら?「今で
はないいつか」「ここではないどこか」の理想像を求める時って、今と向き合
いたくない時。産後クラスでも時々聞く「子どもたちが巣立って、老後に夫婦
二人になった時に仲良くしたい。チャー●ーグリーンのCMのようにおじいちゃ
ん&おばあちゃんになっても手をつないで」…ってこれ逃避の妄想よね。

産後の今、パートナーシップと向き合っていなくて、数十年後に仲良くなる
って不可能ですから。大体、老後になって暇になってから仲良くするより、
今、大変な時間を二人で乗り越えていく方がいいと思わない?

でもね、現実逃避してしまう理由もわかるのよー。向き合いたくないのは、ず
ばり体力がない、疲れているだけ!これに尽きるわ。産後の人に多いのは出産
によるダメージよね。だからこそ、産褥期しっかり養生したら、その後は積極
的に有酸素運動してリハビリよ。体力は温存できないからねー。

だから動いて自家発電。大切なお友達からそんなセリフ聞いたら、すぐに有酸
素運動誘ってあげて。ちなみに私はダンス派よ。まだ昨今のランニングブーム
には乗れていないけれど、来年こそ挑戦しようかしら。Kちゃん、ありがとう。
その後のお話も是非聞かせてちょうだいね。
(文責:ボニータ)

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≪Contents≫
【1】マドレな人々~正会員:鈴木美穂さん(中編)
【2】大掃除!年賀状!「スッキリ デ キフ キャンペーン」実施中☆
【3】発掘★マドレスピリット
【4】1/24(金)NECワーキングマザーサミット開催のお知らせ
【5】入会メッセージのご紹介
【6】マドレボニータよりお知らせ

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【1】マドレな人々~正会員:鈴木美穂さん(中編)
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こんにちは!産後セルフケアインストラクターの竹下浩美です。
このメルマガが配信される頃には、第二子出産後の産褥期まっただ中なはず!
その産褥期には、ボニータさんもヘルプ(赤ちゃんの顔を見に来てくれるの
ではなく、沐浴してもらったり、長男と遊んでもらったりしてもらいます)
に来てくれる予定です~。

(編集部註:竹下インストラクターは12/11に男の子を出産されました!
母子ともに健康で、パートナーを中心として「産褥ヘルプ」を絶賛実施中
です☆)

前号からこのコーナーでは、「よねこさん」こと鈴木美穂さんのご紹介をして
います。3号に渡りご紹介していますので、前編が気になる方はチェック!
前編はコチラ↓から『マドレ☆タイムズ vol.6』でご覧になれます。
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=13079?=vol7

前編では、マドレボニータとの出会い~クラス卒業後までをお届け。
ボランティア活動のイメージの変化をはじめ、熱く語ってもらいました。
さて今回は、「よねこといえばマドレボニータ」と友達にも覚えられるほど
熱く参画してくれているマドレボニータの正会員(※1)になったキッカケ、
仕事復帰後の地域での活動についてお伺いします!

***

――正会員になったきっかけは?

当時マドレストア(※2)担当だった秋子(秋山裕子)さんとのやりとりの
中で「よねこさん、こんなに関わってくれているのに賛助会員なんですね。
ぜひ正会員になりませんか?」とお誘いいただいて、自分でも正会員だと
勘違いしていたので(笑)、即「なります!!」と答え、正会員になりま
した。やっぱり、誰かの後押しって大切ですね。

――仕事復帰後は、どんな風にマドレの活動をしていたのですか?

1月にクラス参加、2月はNECワーキングマザーサロン(以下WMS)に参加し
3月にはNECワーキングマザーサミット(以下サミット)参加。後半はマドレ
づくしの育休でした。サミットに参加し、ぜひWMSに関わりたいと思って
いたので、3月から応募開始していたWMSオフィシャルサポーターに応募
しました。

当時は埼玉地域にファシリテーターがいなかったので、出張という形でサロン
を開催してもらうことに。大平朝子さん、江口佳織さんがファシリテーターと
して出張開催してくれて、それを埼玉チームとしてサポートしました。
翌年2011年は、ファシリテーターとして参画。
仕事をしながら、家事・育児をしながらの活動でしたが、それは皆同じ。
私自身は、こういう第三の場があることや、繋がりが広がっていくことが
本当に楽しいなーと感じています。

――キタカン☆ボニータ発足のきっかけは?

2011年、WMS3期のファシリテーターとしてチームで活動していたのですが、
サロン開催期間は11月まで。「このままチームが解散するのは残念だね、
もっとマドレを広める活動をしていきたいね」と、当時のチームメンバーよこ
ちゃん(水口陽子インストラクター)、りえぞうさん(林理恵さん・正会員)、
私の3人で盛り上がり、何をしたいか、どういう役割分担にするかなど構想を
話し合いました。WMS3期ファシリテーター仲間に、足利のあっこさん
(岡島敦子さん・正会員)や栃木のなおっぺ(当時は未だ養成コースも始まっ
ていなかった佐藤直子現インストラクター)がいて、2人とも赤羽クラスOG。

赤羽クラスは北関東の玄関口だね、なんて話もしていたので、その人達とも
広く繋がっていきたい、「赤羽から北関東に広げていきたい」ということで、
チーム名は「キタカン☆ボニータ」になりました。
きっかけとしては、WMSのチーム活動があってのことですが、その前、3.11
の時、私もりえぞうさんも、よこちゃんの暖かさに助けられたり、私とりえ
ぞうさんの趣味・嗜好が似ている部分があって一気に打ち解けたことがある
など、「この人たちと一緒に何かやりたいなー」という気持ちが根底にあった
というのは大きいと思います。

(つづく)

***

ワーキングマザーサロンの活動に関わってくださる方は「第三の場」がある
ことを楽しんでらっしゃる方が多いです。その第三の場を楽しむにも、地域
での活動を楽しむにも、根底には「この人たちと一緒に何かやりたいなー」と
いう気持ちがあるのかもしれないですね。そんな「一緒に何かやりたい」人と
出会うためにも会員同士の繋がりがカギとなるのかもしれません。

次号はいよいよ最終回!発足した「キタカン☆ボニータ」の活動内容や今後の
展開についてお届けします!

(※1)マドレボニータの会員制度についてはこちらをご覧ください
→→ http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=139?=vol7
(※2)マドレストア  http://madrebonita.shop-pro.jp/

【文責:産後セルフケアインストラクター 竹下浩美】

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【2】大掃除!年賀状!「スッキリ デ キフ キャンペーン」
1月31日まで実施中☆
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こんにちは。事務局スタッフの太田智子です。
前号で予告させていただきました、古本&書き損じハガキが寄付になる
「チャリボン」の年末年始キャンペーン、はじまりました!

・大掃除で処分することにした本
・今年(2013年もしくはそれより前でも)年始に残ってしまった年賀はがき
…をぜひ、「産んだら産後ケア、が当たり前になる社会」を目指した活動の
ためにご提供いただけませんか?

12/15(日)~1/31(金)の期間は「スッキリ デ キフ」キャンペーン!
期間中に古本や書き損じハガキをチャリボンを運営する「バリューブックス」
さまにお送りいただき、支援先を「マドレボニータ」と指定いただくと…
・古本買取額が20%アップ
・書き損じハガキは1枚50円の寄付に
(通常は45円。もちろん年賀状以外の郵便はがきもOK☆)となります。

チャリボンのフォームに入力するだけで集荷の手配が簡単にできます。
古本は5冊から着払いで受け付けてもらえます。
4冊以下、またはハガキのみの場合は申し訳ありませんが送料元払いにて
お願いします。
(古本5冊以上にハガキを同梱いただく場合は着払いでOKです!!)

▼チャリボンのマドレボニータページはこちら
http://www.charibon.jp/partner/madre/

▼こちらのPDFにあるフリーダイヤルにご連絡
&印刷して古本を発送する箱に入れていただいてもOKです
https://docs.google.com/file/d/0B9Tx98R6hBrKbXRTSEVyTzZSQ00/edit

チャリボンに送ってお宅スッキリ!産後ケア前進!!
どうぞご協力お願い申し上げます。

【文責:マドレボニータ事務局 太田智子】

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【3】発掘★マドレスピリット
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こんにちは!マドレボニータ事務局の北澤ちさとです。
以前もお伝えした通り、先月よりアメリカに転居し新生活を開始しています。
「マドレ☆タイムズ」編集部のミーティングは朝5時から。こちらの時間では
午後3時となり、寝坊の心配がなくなったことにホッとしています!

今号もお届けします『発掘★マドレスピリット(※)』!
このコーナーでは、マドレボニータの“プロフェッショナリズム”について
書かれた過去のブログ記事をご紹介しています。
(※)マドレスピリット
 =マドレボニータが設立された当初から一貫して変わらない精神

NPO法人マドレボニータでは、先日第6回通常総会を開催いたしました。
総会後には、ご参加くださった会員さんと共にワールドカフェを開催し、
マドレボニータの「これから」の姿について意見を交わしました。

10月の新年度にむけ、話し合いを重ね新たに定めた団体のミッションは
【「美しい母」文化の追求】です。
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★マドレボニータの考える「美しい母」とは…
親となったことをきっかけに
自分自身の生き方に向きあい、
人としての真の美しさを
追求しようとする人のこと。

★「美しい母」文化とは…
母となった女性が
健康な心と体を取り戻し、
家庭で、社会で、
自分の持つ力を発揮し、
そのエネルギーが個人の枠を超え、
コミュニティや多世代に開かれ、
循環していくこと。
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今号ご紹介する文章は、前出のミッションにも関わる、「産後」にまつわる
「文化」について語っているこちらの記事です。

▼『文化の創造と伝承』
http://madrebonita.blogspot.com/2013/12/blog-post_18.html

マドレストアで好評発売中の『産褥記(1,2)』では、リアルな産後の心身
の記録や、「産褥ヘルプ」を仲間うちで行う様子を紹介しています。
出産後のお宅に「ケーキ持って顔見に行く」よりも、「おかずをもって産褥
ヘルプに行く」ほうが一般的になれば、産後はもっと健やかに過ごせると
思いませんか?

≪記事より≫
「誰だって自分のカッコ悪い過去はさらしたくない、
そうやって、産後の深刻さは、うやむやにされてきたのです。
でも、「しんどいのは短期間だし・・・」で済んだ人はいいですが、
それをこじらせてしまう人だっているし、
それが原因でパートナーとの関係がダメになってしまう人もいるし、
やはり産後の話というのは、世間話で終わらせてしまってはいけないもの
だとおもうのです。」

今後も、産後のボディケア&フィットネス教室の開催やインストラクターの
育成、書籍の発行やリーフレットの配布などの活動を通じて、「美しい母」
文化を追い求めてまいります。できることから一緒に!と思ってくださる
方は、ぜひ会員としてご参画いただければうれしいです☆

▼全文はこちらからご覧ください!「産褥ヘルプ」にご興味がある方は、
マドレストアで発売中の『産褥記2』もぜひお読みくださいませ。
http://madrebonita.blogspot.com/2013/12/blog-post_18.html

『産褥記2 みんなで支える産後1か月』(マドレストア)
http://madrebonita.shop-pro.jp/?pid=20194590

【文責:マドレボニータ事務局 北澤ちさと】

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【4】1/24(金)NECワーキングマザーサミット開催のお知らせ
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こんにちは、マドレボニータ事務局の卜部(うらべ)眞規子です。
いよいよ年の瀬となりましたね。新年を迎える準備で慌ただしくされている
方も多いかと思います。体力の重要性を私自身、ひしひしと感じております!

さて、マドレボニータとNECの協働プロジェクトで、6月から半年間にわたり
開催してきました『母となってはたらく』を考え語る場、NECワーキング
マザーサロン。今年の会期も、去る12/1(日)をもって終了となりました。
ご参加いただきました読者の皆さま、いかがでしたでしょうか?

今回は、今年度のワーキングマザーサロンプロジェクトの集大成となる
一大イベント『第5回NECワーキングマザーサミット』のお知らせです。

2009年から全国規模で開催している、NECワーキングマザーサロン。
今年で5年目を迎え、これまでのご参加者はのべ4300人を超えました。

サロンを通じてよく聞かれる声のひとつが
「みんな同じ悩みを持っているんだとわかって、安心しました。」
というご感想。

もちろん、自分はひとりじゃない、と知ることができただけでも大きな発見!
・・・だけど、
母となった私たちが抱える「不安や迷い」は
やっぱり皆同じだよね、ということを確認すればクリアになったのだろうか?
私たちは少し心配になりました。

私たちの本当の「不安や迷い」の正体って一体なんだろう?
それに「向き合う」ってどういうことだろう?

こうしたことにスポットライトを当て、みんなでじっくり考察していきます。

サロンは女性限定でしたが、この『NECワーキングマザーサミット』は
男性含め、サロン参加経験問わず、関心のある方はどなたでもご参加OKです!
また遠方で直接参加が叶わないという方も、Ustreamの同時中継でご覧いただく
ことができます。

<開催概要>
日 時:2014年 1月24日(金) 13:00~15:30 (開場12:30)
会 場:NEC芝倶楽部・ロイヤルホール(2階) 注:前回と会場が異なります
    ・JR田町駅 三田口から徒歩3分
    ・都営地下鉄三田線 三田駅 A7?A8 出口から徒歩2分
参加費:500円 (資料として『産後白書2』をお渡しします)
定 員:80名
    ※受付は1月20日(月)まで。ただし、定員になり次第〆切
対 象:どなたでもご参加いただけます。
    ※ただし、お子さまの同伴は生後90日以内(2013年10月26日生以降)
     の赤ちゃんまでとさせていただきます。
     会場におむつ替えスペースをご用意いたします。
     男性も来場されますので、授乳ケープなどをお持ち下さい。

▼詳細・お申込はこちら▼
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=13769?=vol7
(昨年のサミットの動画もご覧いただけます)

毎年満席、キャンセル待ち続出の『NECワーキングマザーサミット』。
どうぞお早めにお申込ください!!たくさんのお申込、お待ちしています。

【文責:マドレボニータ事務局 卜部眞規子】

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【5】入会メッセージのご紹介
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=139?=vol7
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マドレボニータでは会員(正会員・賛助会員・法人会員)を募集しております。
機関誌『マドレジャーナル(正会員限定)』や会報・メールレターをお届け
するほか、会員さん限定イベントや、プロジェクトへもご参加いただけます。
会員さん同士でチームを作って活動している地域も増えてきました。

現在、会員さんは約350名。2014年度の目標として500名!を掲げております。
賛助会員なら、会費は一日当たり6.8円から!
一緒に「産後ケア」が当たり前に受けられる社会を目指して活動しませんか?

こちらではご入会・ご継続くださった方が申込み時にお寄せくださった
ご入会・ご継続の動機や団体へのメッセージをご紹介します。

◆動機:クラスに参加して、産後ケアの重要性がよくわかりました。また、
ママ友ではない友達もできました。クラスで得た感動を自分のもので終わ
らせたくないと思い、入会を決めました。母が元気でいれば世の中良くなる
と真剣に思っています。よろしくお願いいたします!
(M.Gさん/東京都:賛助会員)

◆動機:出産して小竹向原クラスに参加して、子育ての導入時期の不安な
時期にお世話になりました。また、今年度の吉田さんのワーキングマザー
サロンに参加して、改めてマドレの活動の素晴らしさに感銘を受けて応援
したいなと思いました。微力ながら、マドレの活動を応援できることを嬉しく
思います。(西江 里花さん/埼玉県:正会員)

◆メッセージ:自分自身の産後が過去のものとなって、マドレボニータから
も遠ざかっていましたが、5年ぶりの妊娠出産と産後を経験しました。
5年の間に群馬に産後クラスが誕生し、しかも受講できた上に仲間ができ、
とてもうれしいです。どうぞよろしくお願いします。
(小倉 直美さん/群馬県:正会員)

◆メッセージ:2人の産後まっただ中、身内だけではなく、周囲の人達といか
に繋がっていくかの大切さをヒシヒシと感じ、それを自分だけではなくこれか
ら産後を迎える女性に暑苦しく伝えていきたい!少しでもお手伝いできれば
幸いです。また、マドレスピリットに共感している会員さん達と様々な活動や
交流ができたら嬉しいと考えてます。(小川 恭子さん/東京都:正会員)

▼会員制度の詳細・お申込みはこちらからどうぞ☆
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=139?=vol7

★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
【6】マドレボニータよりお知らせ
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
▼ お友達へのご紹介にもぜひ!リーフレット『妊娠中~産後の過ごし方ガイド』
ダウンロードはこちらからどうぞ☆
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=13613?=vol7

▼吉祥寺周辺の教室・各種講座情報はこちらから!
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【編集後記】テーマ☆「クリスマス」
◎小学生か中学生の頃、親がたまたまスーパーでみかけた七面鳥を買ったは
いいものの、調理方法がわからず…。困って商社のお客さま相談室(たぶん)
に電話で問い合わせたところ、丁寧に調理法を教えてくださり、資料も速達で
送ってくださいました。今ならサイト検索で簡単にあたれますし、問い合わせ
をするにしてもメールのやりとりでしょうね。実はあれ以来、七面鳥食べて
ないかも…!
(太田)

◎なにげに12歳までサンタさんを信じていた純真無垢な私(笑)。真実に
直面したのは、なんと母親からの声がけ、「あんたもうわかってるやろ?
サンタさんが親だってこと・・・」というものでした@@ 小6だったし、
隠れてあれこれよりも直接プレゼントの希望聞いたほうがいいよね、っていう
親の気遣いだったらしいですが、「も、もちろん」と答えながらも12歳の
心の中は荒れておりました・・・。
(仲井)

◎幼稚園生のときのクリスマスの夕方、ベッドの中にクリスマスプレゼントを
隠してあるのを発見!サンタクロースを信じていたので「嘘つきー」と大泣き
したのを覚えています(笑)。その記憶があるので、自分に子どもができたら
どう伝えよう??とクリスマスが来るたびに思います^^;みなさんはどう
していますか?
(若菜)

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マドレ基金『産後ケアバトン制度』ご参加者の声

こんにちは、マドレボニータ事務局の北澤ちさとです。

2013年度より、これまで150組以上の方にご利用いただいた、
「マドレ基金」による産後クラスの受講料補助制度を、
新たに『産後ケアバトン制度』という名称にいたしました。

10月発行の会報『マドレ通信』でも、
イラスト入りでご紹介しています。
(イラストは高橋葉子インストラクターによるものです★)


産後ケアバトン制度の対象は
双子の母、ひとり親、低出生体重児の母、
障がいのある児の母、10代で出産した母、
東日本大震災で被災した母         
となります。

(利用にあたっては規定がございますので、
公式サイト【産後ケアバトン制度を利用する】のページをかならずご確認ください)

産後ケアバトン制度を開始して2年9ヶ月となりました。
立ち上げ当初は知名度もなくお申込みも少なかったのが、
今では10組ものお申込みをいただく月もございます。

この制度は皆さまからの「マドレ基金」に寄せられるご寄付で運営しており、
引き続きご支援を募っております。

ひと月1,000円からの「マンスリーサポーター」も募集しております。
新しい年を迎えるにあたり、何か行動を…と考えていらっしゃる方、
ぜひ、ご支援いただき、一緒に「バトン」をつないでいただければ嬉しく思います。




ここでは、産後ケアバトン制度ご利用者の声を紹介してまいります。

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双子母ということで、マドレ基金を利用させていただきました。
介助ボランティアの方は、自分のお子さんを預けて参加し、
子どもたちを見てくれました。 ランチの時も、他のお母さんや
店員さんが双子を気にかけてくれたり、双子を産まなければ
わからなかった不便にも、優しさにも沢山出会いました。

マドレがなければ、外食なんて考えもせず、
子どもたちと家にこもりきりだったのではないかと思います。

今回の参加はマドレ基金をはじめ、介助ボランティアさんの
ご家族や保育園、裏側にいるたくさんの人のおかげで
できたんだなと、感謝でいっぱいです。ありがとうございました。
(2013年4月宇都宮クラス R・Sさま)

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多胎児の家庭に対してまだまだ地域の支援が少ない中、
こちらでの産後ケアに参加させていただけたことで、
精神的にとても楽になれました。

今までは自分一人でなかなか外に出られず、
ママ友を作るのも初めてでした。
他のママ達と関わってみて、子育てや家庭での悩みなど、
自分と変わらないことを知りました。

これからは積極的に外に出てみたいと思います。ありがとうございました。

( 2013年5月前橋クラス I.Tさま)

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離別による一人親家庭のため、なかなか気持ちの上でも余裕がなく
張り詰めた気持ちで過ごしていることも少なくないですが、
マドレのワークを通じて、産後という特殊な時期を共有している仲間と
人生について語りあうという時間を持てたのはすごく励みになりました。
ありがとうございました。

(2013年7月江戸川クラス H.Hさま)

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低体重で生まれたことで「ちゃんと育つのだろうか…」という不安と
心配な日々を過ごしていました。
 外出すれば「何ヶ月?」とか「小さいね」と言われ、
人に会うのが怖かったです。

そんななかマドレ基金で受講させていただき、
息子と2人きりで外出することになりました。
 周りの方々に支えられ、応援して頂いてるのを感じ、
今までの「大丈夫だろうか…」が「きっと大丈夫だろう」と、
気持ちに変化が生まれ始めています。

 この気持ちを忘れずに自信を持って子育てをしたいと思います。
本当にありがとうございました。

(2013年10月吉祥寺東クラス 早産・低出生体重児の母 T.Kさま)

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赤ちゃんとの生活は、明るく楽しく幸せなだけではなく、
張りつめた気持ちを抱えながら過ごしている母親たちがいること、
忘れてはならないと思います。

ともすると、赤ちゃんと一緒に、家にこもって数ヶ月も過ぎてしまう、
そんな境遇にある産後女性を、産後ケアバトン制度によって、
早期に外に誘いだすことができるという、前向きな可能性を感じています。

引き続き産後ケアバトン制度をたくさんの方にご利用いただけますよう、
みなさまのご支援をよろしくお願い申し上げます。




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5/31(土)まで、READY FOR?でクラウドファンディングにチャレンジ中!
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出産後1ヶ月間の「産褥期(さんじょくき)」は、特に養生が必要な時期。
しかしこの時期の母親は心身のダメージを受けながらも新生児の世話に追われています。
不調や周囲からの孤立は、産後うつや児童虐待の原因となることも…。
『産褥記3』は出産後の心身の不調やその対処法・予防法といった具体的な情報を含め、
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お届けできるよう、寄付、そして情報のシェアへのご協力をよろしくお願いいたします。
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2013年12月18日水曜日

文化の創造と伝承(【発掘★マドレスピリット】より)

こんにちは!マドレボニータ事務局の北澤ちさとです。

以前もお伝えした通り、先月よりアメリカに転居し新生活を開始しています。
「マドレ☆タイムズ」編集部のミーティングは朝5時から。こちらの時間では
午後3時となり、寝坊の心配がなくなったことにホッとしています!


今回もお届けします『発掘★マドレスピリット(※)』!
このコーナーでは、マドレボニータの“プロフェッショナリズム”について
書かれた過去のブログ記事をご紹介しています。
(※)マドレスピリット
=マドレボニータが設立された当初から一貫して変わらない精神
メールマガジン『マドレ☆タイムズ』購読はこちらからどうぞ(無料です)。


NPO法人マドレボニータでは、先日第6回通常総会を開催いたしました。
総会後には、ご参加くださった会員さんと共にワールドカフェを開催し、
マドレボニータの「これから」の姿について意見を交わしました。

10月の新年度にむけ、話し合いを重ね新たに定めた団体のミッションは

【「美しい母」文化の追求】です。
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★マドレボニータの考える「美しい母」とは…

親となったことをきっかけに
自分自身の生き方に向きあい、
人としての真の美しさを
追求しようとする人のこと。


★「美しい母」文化とは…
母となった女性が
健康な心と体を取り戻し、
家庭で、社会で、
自分の持つ力を発揮し、
そのエネルギーが個人の枠を超え、
コミュニティや多世代に開かれ、
循環していくこと。

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今号ご紹介する文章は、前出のミッションにも関わる、
「産後」にまつわる「文化」について語っているこちらの記事です。

『文化の創造と伝承』2008.2.19記(吉岡マコ代表)




産後セルフケアインストラクターの吉田紫磨子先生が執筆し、
その後、私と紫磨子さんでイラスト(という名の落書き)をかきまくった
『産褥期』が完成してから1年半くらいでしょうか。

いつの間にか5版です。(1回の印刷が300冊ですが・・・)

読者の方々のリクエストにお答えして、
陣痛中、産褥期コミュニケーションシートをつけたり、
紫磨子先生がプチ改善を施してくれています。

母親学級の教材に!なんていうリクエストや熱い感想もあいかわらず頂いており、とても嬉しいです。


手前味噌でアレですが、
このような本や、私たちのクラスの存在意義は、
いろいろな理由でいろいろな物の陰に隠れてしまっている「産後」について
本当に必要な知識を伝えるというところにあるとおもいます。

産後のことというのは、
いままで、知識や情報がゆがめられて伝承されてきた、
というのがあります。

そのからくりについては、
『産褥期2in沖縄』をまとめ始めた仲井果菜子先生が、
ご自身のブログでいいことおっしゃってます。


産後は大変…というのは知識と体験としては、程度の差はあれ、みんな知っている。
けれども、それを言葉にして、自分の家族以外の人にわかってもらえるように伝える機会
というのは実はとても少ない。

そうこうしているうちに、赤ちゃんはどんどん成長し、自分も育児に慣れ、
産後の大変さをどんどん忘れていく。

そして産後の修羅場も、
「新米ママと赤ちゃんとダーリンと、大変だったけど楽しかったあの日々」
に記憶が置き換わり・・・(人間の記憶は都合いいようにすり替わるので)。


でも!産後の時期が、どう大変で、どうしんどいのか、
そしてその原因は何で、どうすればそのしんどい心と体を回復させられるのか、
ということは、経験者が自分の経験を振り返り、
自分の言葉で語り、さらに考察していくことで、
未来の産後女性にも継承していかなくてはいけない知識だと思うのです。


みんなが「なかったこと」にして涼しい顔をして通り過ぎてしまったら、
未来の産後女性たちは、「こんなにしんどいのって私だけ?」と孤独感を感じ、
誰にも思いを伝えられず、より苦しみが深くなってしまう。

へそnetブログより


しんどいのは短期間だし・・・といって、何もしないで過ぎてしまう、
という産後を過ごす人は多いとおもいます。
というか、そのしんどさについて、何かするという発想すら思いつかない、
というふうになってしまう。

そのことについて、疑問すらわかないとか。

誰だって自分のカッコ悪い過去はさらしたくない、
そうやって、産後の深刻さは、うやむやにされてきたのです。


でも、
「しんどいのは短期間だし・・・」
で済んだ人はいいですが、
それをこじらせてしまう人だっているし、
それが原因でパートナーとの関係がダメになってしまう人もいるし、

やはり産後の話というのは、
世間話で終わらせてしまってはいけないものだとおもうのです。

「みんな乗り越えてきた」っていうけど、
「Not evrybody」ですよ。(ルー語?)
かならずしも、乗り越えられた人ばかりではない。

それに、乗り越えたというよりは、なんかわけわからないうちに時がすぎた、
というほうがほんとなんじゃないか。


というわけで、「産後」について、
「大変だけど、子どもかわいいから全然がんばれるよ~」
みたいな、つよがりだけではなく(でも、本人はつよがってることにすら気付いてない)
産後をしっかり乗り切るための知恵が伝承されていくよう、
文化をつくっていきたいとおもいます。

産褥期、まだ読んでいない人は、ぜひ!!

※ただいま、『産褥記(2012年改訂版)』が絶賛発売中です!



(文責:吉岡マコ)

***ここまで

マドレストアで好評発売中の『産褥記(1,2)』では、リアルな産後の心身
の記録や、「産褥ヘルプ」を仲間うちで行う様子を紹介しています。

出産後のお宅に「ケーキ持って顔見に行く」よりも、
「おかずをもって産褥ヘルプに行く」ほうが一般的になれば、
産後はもっと健やかに過ごせると思いませんか?


今後も、産後のボディケア&フィットネス教室の開催やインストラクターの
育成、書籍の発行やリーフレットの配布などの活動を通じて、「美しい母」
文化を追い求めてまいります。できることから一緒に!と思ってくださる
方は、ぜひ会員としてご参画いただければうれしいです☆

「産褥ヘルプ」にご興味がある方は、
マドレストアで発売中の『産褥記2』もぜひお読みくださいませ。

『産褥記2 みんなで支える産後1か月』(マドレストア)

【文責:マドレボニータ事務局 北澤ちさと

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「出産後の母親のリアルを伝える本をつくりたい!」
https://readyfor.jp/projects/sanjokuki3 
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出産後1ヶ月間の「産褥期(さんじょくき)」は、特に養生が必要な時期。
しかしこの時期の母親は心身のダメージを受けながらも新生児の世話に追われています。
不調や周囲からの孤立は、産後うつや児童虐待の原因となることも…。
『産褥記3』は出産後の心身の不調やその対処法・予防法といった具体的な情報を含め、
産後の母親の現状を広く伝える1冊にしたいと考えています。
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パネルディスカッション「乳児期に本当に必要な子育て支援を考える」開催報告

こんにちは、マドレボニータ事務局の宮下ひかりです。
今日は、11月8日(金)に開催した、
 パネルディスカッション
「乳児期に本当に必要な子育て支援を考える」
のご報告をさせていただいます。


このイベントは、今年度の東京ウィメンズプラザフォーラムの参加企画として実施しました。実は、ウィメンズプラザフォーラムに参加するのは今年が初めて。そして、こういったかしこまったイベントをマドレボニータとして行うのも初めて。

というわけで、手探りの中、7月から準備を進めてきました。


今回「乳児期に本当に必要な子育て支援を考える」
というテーマを掲げるに至ったのは…

児童虐待やネグレクトによる数々の痛ましい事件を受け、
母親ばかりが責められる風潮の中、
「本当に母だけが悪いのか?」「父親はなぜ責められないのか?」「社会の責任は?」「自分たちを含め、何かできることはないのか?」

…こういったことを広く問いかけ、語り合ってみたい、
という思いからでした。

そこでパネリストとしてお招きしたのは、
長年児童養護施設にお勤めで、
施設で育った子どもたちの自立を支援する
自立支援アドバイザーの早川悟司さん。

早川悟司さんのパートナーである能村愛さんはマドレボニータの古い卒業生で、
その後も正会員として長年応援してくださっています。
以前マドレボニータのトークイベントにご夫婦でご出演いただき、
その内容を「産後白書3」に掲載させていただいたという経緯がありました。

もうお一人は、和光市みなみ子育て支援センターの施設長で
臨床発達心理士でもある榊原久子さん。

榊原さんは2009年発行の『産後白書』を、センターに置いてくださっていて、
「みんなに読まれ過ぎてボロボロになってしまった」と
吉岡に熱いメッセージをくださったことでつながりました。
(今月からセンターでマドレボニータの講座も開催予定です!)

コーディネーターはマドレボニータ代表、吉岡マコが務めました。

まずは恒例の「お隣の方との自己紹介」からスタート。
会場の空気が温まったところで登壇者3名からのプレゼンテーション。

「児童養護」「子育て支援」そして「産後ケア」のそれぞれの現場から、
15分ずつお話いただきました。


続いてはいよいよパネルディスカッション。





「安全の第一歩は密室を避けること。新人かベテランか、母か父か、祖父か祖母かは関係なく、マンツーマンでやっていれば必ずエラーは起こる」

「子どもは社会的資源。だから家庭だけで独り占めしないで、
どんどん地域社会にシェアしてあげる。預けることを自分で否定しないことが大事」

という早川さんの言葉に大きくうなずき、それに対し、

「0歳児からの義務教育化だっていいのでは」

という榊原さんの言葉にはっとし、それを受けて吉岡は、

「母子の結びつきが神聖化されすぎている」

と指摘。

子どもにとっては、それが他人であっても、
誰かしら全身全霊で100%向き合ってくれる大人がいることが一番大切であり、
母子の結びつきだけを強化することは、
子どもが親以外の大人を信頼する機会を奪っていることにもなる
と語りました。

親の刷り込みじゃなくて、メディアで言われてることでもなくて、
子どもたちをすぐそばに見て、そのエネルギーに日々触れてきている
「現場」の3人だからこその、本当に本当に、子どもにとって必要な支援は何か、
という考察を、たくさん聞けたイベント。

こんな血の通ったディスカッションって、聞いたことがあっただろうか?
まるで、「大人の視点」で固まってしまったこれまでの子どもについての言説を、

視点を変えることで、コロリ、とひっくり返して見せてくれたかのよう。
そして同時に、「今、自分に何ができるか」と、足元から問い直す機会になりました。

質疑応答でも熱いメッセージと質問が相次ぎました。
最後にお隣の方同士で今日の感想をシェアしあってイベントは終了。
みなさん興奮冷めやらぬ様子で、周囲の方やゲストの方とお話しされていました。
この場をきっかけに、また新たなご縁が生まれたらうれしい!