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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2017年2月27日月曜日

ご存じですか?「パレット共済会」加盟企業105法人の社員と配偶者は「産後ケア教室」の受講料が最大半額補助されます!

合同会社西友、()若菜、()良品計画、()クレディセゾンなど105法人が加盟する「一般社団法人パレット共済会」は、20167月より、会員向け「育児メニュー」の一つとして、マドレボニータの法人向けプログラムを導入されています

★一般社団法人パレット共済会(加盟企業一覧は文末をご参照ください)★
パレット共済会は、会員の相互扶助によって、会員の皆様の自助努力の支援や、一人一人が安心して働ける環境づくりをサポートする福利厚生制度を運営しています。パレット共済会のサービスは、会員の皆様(会社及び社員)が支払う会費によって運営されています。

そのため、パレット会員とその配偶者は、マドレボニータの「産後ケア教室」を受講される場合、受講料の最大半額()がパレット共済会から補助されます(一旦全額自費負担、後日申請方式)。
※「杉並子育て応援券」などのバウチャーを利用された方は、バウチャー利用額を引いた額に対して半額の補助となります。


ぜひ、パレット共済会の加盟企業にお勤めのパレット会員の方、パートナーがパレット会員の方は、この素敵な「育児メニュー」を活用して、産後の心と体のリハビリと仲間づくりをしてくださいね!


去る22()には、池袋にて、パレット共済会の加盟企業のご担当者様を対象にした「育児メニュー説明会」が開催されました。
その中で、マドレボニータは「『産む前』からの復職支援」というタイトルで90分のお話とコミュニケーションワークをさせていただきました。



 ご参加者からは、
  • とてもわかりやすい内容だったと思います。利用者が増えるよう社内で通知したいです。
  • 女性が産後、復職をするまでに様々な障壁を経て復帰をしなければいけないことを認識することができました。
  • 普段社員にアナウンスしていないようなことを知ることができました。
  • 自分には子どもがいないので、産んだ後の過ごし方が重要なことがわかって良かった。社員にも情報提供できたらと思います。

といった感想をいただきました。

パレット共済会と加盟企業の人事担当部門や労働組合の双方から「産後はマドレボニータのプログラムでリハビリができる!」ということをお伝えいただき、おひとりでも多くの方にご活用いただきたいと思っています。
マドレボニータからもこのすばらしいお取り組みについて、発信していきます。

▼パレット共済会を含む、提携利用できる法人についてはこちらでご覧いただけます

▼法人向けプログラムの導入についてはこちらにてご紹介しております


★パレット共済会 加盟企業一覧(2017124日現在/五十音順 敬称略)★
朝日ビジネスサポート()
()アール・ケイ・トラック
()アイシス
()アゴーラ・ホスピタリティー・グループ
()アゴーラ・ホテルマネジメント伊豆
()アゴーラ・ホテルマネジメント東京
()アサヒコ
朝日工業() 埼玉事業所
朝日物流()
()アトリウム債権回収サービス
()アトリウム
()アントステラ
()イープラス
()イープラス・ライブ・ワークス
ウォルマート・ジャパン・ホールディングス ()
栄食メディックス()
()エール
()NTTデータスミス
エムエフエス()
()オートピア西洋
()沖縄ファミリーマート
()沖縄マックス化粧品販売
()沖縄吉野家
()関西吉野家
()北日本吉野家
()木下の保育
()キュービタス
株式会社京樽
()グリーンズプラネット
()クレディセゾン
興銀オートリース()
合同会社西友ミッドナイト事業部
()コンスタンツ
()コンチェルト
サンフード()
ジェーピーエヌ債権回収()
首都高トールサービス西東京()
()ジョイアス・フーズ
()上武
()
()スマイル
西新サービス()
合同会社西友 
()西友サービス

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()西友プロキュアメント
()西洋ハウジング
西洋フード・コンパスグループ()
(一財)セゾン現代美術館
セゾン自動車火災保険()
()セゾン情報システムズ
セゾン投信株式会社
()セゾンパーソナルプラス
()セゾンファンデックス
公益財団法人セゾン文化財団
()セゾン保険サービス
()ZENウェルネス
()千吉
()ZENホールディングス
()タカノ機械製作所
()タケダサービス
千代田給食サービス()
()ティー・ピー・エス
()中日本吉野家
()西日本吉野家
()ヌーヴ・エイ
()ハーレーダビットソンシティ
()パディ・アジア・パシフィック・ジャパン
()はなまる
()パルコ
()パルコ・シティ
()パルコスペースシステムズ
パレット企業年金基金
一般社団法人パレット共済会
パレット健康保険組合
社労士法人 パレットコンサルティング
()BMLフード・サイエンス
()フェス
富士ラベル()
()ベストホスピタリティーネットワーク
豊栄産業()
()ホテルロイヤルオリオン
()毎日が発見
()丸の内ポールスター
()MUJI HOUSE
ユーシーカード()
()ユニホー
ユーロフィンEAC()
()横浜グランドインターコンチネンタルホテル
()吉野家
()吉野家ホールディングス
()ラークヒルズ札幌
()ライフポート西洋
()リウボウ
()リウボウインダストリー
()リウボウ商事
()リウボウストア
()リウボウフーズ
()リウボウホールディングス
()リウボウ旅行サービス
()リバティジャパン
()リビエラリゾ−ト
()リブロ
()流通アシスト
()良品計画
-->
()若菜

【産後の助け合いエピソード】赤ちゃんのお世話だけではなく、産後の家庭をまるごとサポートしたい

今回は産後セルフケアインストラクターの竹下浩美さんのお話です。
2013年に次男を出産した浩美さん。
いよいよ退院、新生活スタートという日に、なんと長男のYくんが発熱で保育園からお呼出し…。結果はインフルエンザでした。

パートナーの亮さんが、さっそく産褥ヘルプのグループチームにそのことをシェアしてくださいました。



「感染の恐れもあるので、ヘルプで来訪いただくことが難しいと思います。浩美と次男は実家に行ってもらうのがよいか、考え中です」。

その投稿のコメントに、「もし良かったら、ご実家への移動付き添いましょうか?」と声をかけたのが、同僚のインストラクター、吉田紫磨子さんでした。

「結局、実家の千葉まで紫磨子さんが車を出してくれて、わたしと赤ちゃんを運んでくれたんです。」(浩美さん)

浩美さんと赤ちゃんが実家で養生している間、男同士で過ごす竹下家にも、協力なサポーターが現れました。

おむすびやおかずを差し入れたり、熱が下がって退屈しているYくんの遊び相手になったり…「産婦不在の産褥ヘルプ」がいくつも生まれていきました。
ヘルプに集まった母たちは、病児をかたわらにおいてのご飯づくりが大変なこと、また、

快方に向かう病児が案外元気を持て余していることも身を以て知っています。
「わたしはその間、実家でじっくり養生できて、本当にありがたかったです。ほんとに、みんな神様かと!」と浩美さん。

赤ちゃんのお世話だけではなく、産後の家庭をまるごとサポートしたいという思いから、新しい「産後の助け合い」の形が生まれました。


【LINE@アカウントでボニータさんのつぶやき聞けます】
マドレボニータではこのたび、LINE@アカウントを開設しました。
こちらのURLでぜひ友だち登録してくださいね。
https://line.me/R/ti/p/%40rbz7033o

2017年2月26日日曜日

【声】少しずつですが、コーヒー1杯分だったら私にも応援できそうかな〜マドレ応援団 応援メッセージ〜


マドレボニータの活動を継続的なご寄付で支えてくださる「マドレ応援団」。

このたび、以前マドレボニータでインターンとして働いてくださった「ますくん」こと小杉真澄さんがマドレ応援団にご入団★くださいました!



(写真はインターン時代の1枚。カメラを首から下げているのがますくんです)


現在ますくんは、子どもたちの教育の機会をサポートするNPO法人キッズドアに勤務しながら、「すぎなみレッドリボンプロジェクト」で若者への性感染症などの啓発活動にも関わっていらっしゃいます。


▼NPO法人キッズドア
http://www.kidsdoor.net/

▼ますくんもご出演!すぎなみレッドリボンプロジェクトの啓発動画はこちら
https://goo.gl/6tmkHn


マドレ応援団としては最年少!のますくんからお寄せいただいたメッセージをご紹介します。

元インターンのますくんです。
ずっとマドレに寄付できるようになりたいなあと思っていたのですが、やっと少しだけ大人になりましてw
大変少額で恐縮なのですが、毎月応援できればと思っています!
今後ともどうぞよろしくお願いします。



また、「できることから少しずつですが、コーヒー1杯分だったら私にも応援できそうかなと思い、今回申し込みました!」ともお話してくれました。


以前、Googleインパクトチャレンジにマドレボニータが応募した際には、
「産後の女性の笑顔は、未来の自分の笑顔だから」と応援してくださったますくん。
こうして、これから母になる、子育てに取り組む人たちにも産後ケアを支えていただけることを本当にありがたく思いますし、ますくんが取り組んでいるような若者の未来を応援する活動にも、もっともっと注目が集まることを願っています。


ますくん、これからも若者たちと産後女性の心強い応援団として、どうぞよろしくお願いいたします!


 マドレ応援団(継続寄付)のご案内  

より多くの女性に産後ケアを届けるための活動をサポートしたい、見守っていきたいと思ってくださる方、毎月クレジットカードでご支援いただける『マドレ応援団』としての
ご支援をお待ちしております。(男性も約3割いらっしゃいます!)


マドレ応援団の詳細はこちらをご覧ください
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=9594


(文責:マドレボニータ事務局 北澤ちさと)

2017年2月20日月曜日

【産後の助け合いエピソード】自分で体験してみるとまた違った驚き

2015年7月に第一子を出産した若菜ひろみさん。
マドレボニータの産後セルフケアインストラクターとして、産後の身体のことを熟知しているひろみさんですが、自分で体験してみるとまた違った驚きがあったそうです。

「仕事柄、産褥期(産後6〜8週)の大変さはさんざん聞いてきていたつもりでした。でもその大変さの度合いが、想像していたのとぜんぜん違って。『寝られないのって、こんなにつらいんだ!』って」

その驚きは、産褥期明けにも続きました。
妊娠中から、産後のリハビリ、社会復帰を視野に準備を進めていたひろみさんは、産後2か月で、仲間のインストラクターが開講する産後ケア教室に参加しました。

「初回はもう、ヘロヘロの状態で行きました。教室は月島なので、移動は車で、と思っていたんですが、運転しようにもハンドルが握れない。産後って握力も落ちるんだ!と驚きました。」



ひろみさんには、出産したら一緒に産後ケア教室を受講しようと言っていた仲間がいました。
2か月ほど出産が早かった彼女に相談したところ、
「それならわたしの車に乗って行く?」と快く申し出てくれたそう
です。
「わたしが回復してからはわたしの車に彼女が乗って。そうやってお互いの車にかわりばんこに乗りながら行くのは、楽しかったし心強かったですね」

「同じ産後の母同士でも助け合えることってたくさんあるんだとおもうんです」
とひろみさん。

教室で出会った仲間とのつながりも、大切なものになっているそう。

「教室に通った後も、気軽に連絡し合える仲間になっています。子どもが病気になったり、ちょっと大変になりそうな状況で、ひとりで抱え込むのではなく、仲間に『今こんな状況で…』って言うことができる。仲間どうしで励まし合うことができるというのは
本当にありがたい、と思ってます。」

【LINE@アカウントでボニータさんのつぶやき聞けます】
マドレボニータではこのたび、LINE@アカウントを開設しました。
こちらのURLでぜひ友だち登録してくださいね。
https://line.me/R/ti/p/%40rbz7033o

2017年2月19日日曜日

【声】どんなステージにおいても、自分の幸せを 諦めないで生きることの大切さを改めて感じています〜マドレ応援団 応援メッセージ〜

こんにちは、マドレボニータ事務局の北澤ちさとです。
現在マドレボニータでは「産後の日」キャンペーンを実施中です!

<3月5日は産後ケアの日>
このイベントは、facebook、Twitter、Instagram、LINEなどのご自分のアカウントで
ご自分の周りのお友達やパートナーに向けた
「感謝とねぎらいのメッセージ」を投稿したり、
ご自分の「大変だった産後体験」を周りのお友達や
パートナーに共有して、お互いをねぎらったり、
「産後にやくだつ私の工夫」をこれから出産を迎える方に
エールと共に共有する、そんなイベントです。

★ハッシュタグでご参加ください!★
感謝とねぎらいのメッセージ #産後エール
大変だった産後体験 #産後あるある
産後にやくだつ私の工夫 #産後おすすめ

産後ケアの日キャンペーン共通ハッシュタグ (35に39! )
#3539

今日は、マドレ応援団としてご参画くださる
野本由美子さんのメッセージをご紹介します。

今の事業を通じて多くの女性と接する中で、 
女性が、どんなステージにおいても、自分の幸せを
諦めないで生きることの大切さを改めて感じています。

と同時に、自分を犠牲にしたり、被害者意識に陥ったりが、
簡単にできてしまう社会構造もある。

その罠にハマってしまいやすい時期の一つである産後の、
心身ケアをするマドレボニータの活動の意義が、
ここへきて改めて、大事なんだよねーーーって
しみじみ思ったわけです。
 あ、なんか日本語が変ですね。 

形は変わっても、細く長く、応援していけたらと思っています。
改めてどうぞよろしくお願いいたします。
(マドレ応援団:東京都 野本由美子さん)

ご自身の出産後にマドレボニータの教室に参加されて以来、
2期に渡るNECワーキングマザーサロンの進行役として、
またマドレボニータ事務局スタッフとしても多彩に活躍してくれていた
「のもゆみさん」こと野本さん。

現在は「星詠み写真家」として、
ひとりひとりの魅力と進む道の発見をお手伝いされています。

▼野本由美子さんブログはこちら

女性が、どんなステージにおいても、自分の幸せを
諦めないで生きることの大切さ」というメッセージ、
まさにマドレボニータが謳う「LIVE YOUR LIFE」ですよね!

ゆみさん、心強いメッセージをありがとうございました!
これからもともに女性をエンパワメントしていく
お仲間として、末永くよろしくお願いします★

 マドレ応援団(継続寄付)のご案内  


「以前マドレの教室に参加したけど、産後からだいぶ経ったし…」という方も、
もし、「改めて、大事なんだよねーーー」と思ってくださったら、
ぜひ『マドレ応援団』として、応援していただけませんか?

活動をサポートしたい、見守っていきたいと思ってくださる方、
毎月クレジットカードでご支援いただける『マドレ応援団』としての
ご支援をお待ちしております。(男性も約3割いらっしゃいます!)


マドレ応援団の詳細はこちらをご覧ください
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=9594


(文責:マドレボニータ事務局 北澤ちさと)

2017年2月15日水曜日

「私がはたらく母になるまでの物語」〜インストラクター永野間かおりさんインタビュー〜

こんにちは、マドレボニータ事務局の北澤ちさとです。

今回は、メルマガ「マドレ★タイムズ」(登録はこちら!)の大好評企画
「マドレな人々」インタビューをブログでもご紹介!

登場いただくのは産後セルフケアインストラクターの
「かおりん」こと永野間かおりさん。★サイトはこちら
 


オホーツクエリアで活動を始めたかおりんは、現在札幌に転居し教室を開催中。 
さらにクリニックや道内の多数の自治体でも精力的に講座を開催しています!


専業主婦から産後セルフケアインストラクターになるまでの道のりをブログで綴った
「【連載】「私がはたらく母になるまでの物語」は、
はたらく母、はたらきたい母、そしてこれからの人生を考えるすべての女性に読んでいただきたい内容です!

【連載】「私がはたらく母になるまでの物語はこちら
http://ameblo.jp/knaganoma1224/entry-12125580895.html


今回は、北海道で産後ケアを普及するために奮闘しているかおりんに、ブログだけでは書ききれない話についてインタビューしました!


ー この10年どこまでもポジティブに、実直に、かつ目標をブレさせずに進んできたかおりんですが、小さい頃から、どんな道を歩んできたのでしょうか?

岩手の小さな村の、まだまだ男尊女卑な意識が根強い家庭で育ち、「女の子はいずれお嫁にいくからって、『将来の夢』さえ尋ねてもらえないのはおかしい!」と強い違和感と反発を感じながら育ちました。

そのせいか中学のころ、「私は将来結婚しないかも…」と真剣に思い(!)、ならばずっと続けられる職業を得ようと教員をめざしました。そのため大学進学に有利な高校に進学。

11歳差の妹との暮らしで、「子どもの発想っておもしろい!幼児期にちゃんと周囲の誰かに受け止められる経験があれば、自信をもって成長できるのでは?」とおもい、大学では幼児教育を専攻。母性とジェンダーをテーマに卒論を書き、卒業後は幼稚園に勤務しました。 振り返ると、性別役割意識への抵抗や、自分で選ぶ・決める、自尊心をどう育むか、母性など、今の仕事にゆるやかにつながっていることばかりだなぁ…と驚きです。


ー さまざまな場面でパートナーに思いを伝える様子が登場しますが、パートナーに話をするときに、気をつけていること、工夫してことはありますか?

二つあります。
一つ目は、大事な話題の時はしっかり話せる時間をつくることです。
「ちょっと〇〇のことを話したいんだけど、いつなら大丈夫?」と声を掛け合います。
話したいのに話せない状態が続くと雰囲気がギスギスするので、まずは時間を確保!

夫婦で何か「こうしよう」と決める時は、マインドマップやメモを描きます。
産後の過ごし方や引越しのタスクも書きました。紙に書くと話題がブレないし、どんな風に協力し分担するかも一目瞭然。
「マインドマップすばらしいなー!」と、描きながら毎回賞賛しています・笑。

子どものことやお互いの仕事のこと、何気ないことは、朝晩の5分10分でこまめに話します。長男も思春期に差し掛かり、難しい年ごろ。話題には事欠きません!

二つ目は、「私たち夫婦は考え方や認識が違う」ということと、「だから『伝えたいこと』が一度で相手に伝わることなんか、ない」を前提に話しています。
これは「インストラクターになりたい」と夫に伝えて、実際に理解して応援してもらうまでに数ヶ月かかった経験があるから。
おかげで、仕事のことや子育てのことも、目に見えることだけでなく、その理由や先の見通し・希望も織り交ぜて、具体的に話すようになりました。

例えば、「これを学んでこうなりたいからこの研修に参加する・この仕事をしたい」とパートナーに伝えると、「がんばれ!」「行ってらっしゃい!」と気持ち良く送り出してくれる。相手のことがわかると、思いやりが生まれるって本当だなぁ…と思います。

よく、「そこまで言うの?夫婦で?」と驚かれますが、そこまでしないとわかり合えないくらい、夫は「一番身近な他者」だと、今までたくさんぶつかってきた経験から思っています。
…っていうか、私たち夫婦、これまでどれだけガチでケンカしてきたんだろう・笑。


ー 道内のさまざまな自治体に提案書を持って営業に行ったそうですが、前職ではそのような経験は無かったのですよね。提案書の作り方や営業の仕方はどんなふうに工夫したのでしょうか?

地方ではまだまだ目新しい産後ケア教室の集客に苦戦し、ならば自治体に講座提案して、誰でも産後ケアに取り組める仕組みをつくろうと思い、インストラクターの先輩が作成・共有くださったプレゼン資料を元に、北海道オホーツク版の自治体産後ケア講座提案書を作りました。
前職で営業経験はないのですが、大学時代のサークル活動で、毎年企業や病院に協賛のお願いに行っていました。電話してアポを取り、実際に会って提案書を示しながら、先方の状況と求めるもの聞きつつ、こちらの意図を理解・納得いただき、行動を共にしていただくということは同じだと思い、手探りで営業しました。

振り返ると、われながら大胆!ですが、なんとか自分なりに産後ケアの仕事を生み出そうと、当時は必死でした。
テレビ取材も入った厚岸町産後ケア講座


ー 最初に活動を始めたオホーツク地区では「マドレ・オホーツク」という会員チームが生まれましたね。その結成のきっかけや、仲間の存在についてエピソードがあれば教えてください。

私がオホーツクから引っ越した後、NECワーキングマザーサロン北海道チームのメンバーたちが中心になって、「北見で今後も産後ケアが受けられるようにしたい!」とマドレ・オホーツクを結成。市民団体登録して、市の助成事業として9月に産後ケア講座を企画。市の広報に告知掲載した成果もあって、満席開催できました!また、北海道新聞で大きくサロンと産後ケア講座の紹介も掲載され、マドレ・オホーツクのメンバーの戦略と実行力に、す、すごい…!とため息が出るばかりです。

でもよく考えたら、産後ケア教室卒業生が中心の彼女たちは、それぞれ様々な分野の仕事で、自分の力を存分に発揮してきたメンバーたちなんですよね。また、サロン活動を通してていねいなコミュニケーションを積み重ね、お互いの強みも苦手も知っているからこそ、それを活かしフォローし合おうというムードも自然に醸成されている。おもしろくて魅力のある彼女たちだからこそ一緒に生み出せるものがあったと感謝しているし、これからも!と期待しています。
NECワーキングマザーサロン公式ブログより

マドレ・オホーツクメンバーたちは最近、「最初会ったとき『この人何言ってるんだろう?』って思うぐらい、〇〇ちゃんの言ってることが全然理解できなかった!『宇宙人だ!』って思ってた」「私もだよ〜!」とぶっちゃけ合っています^^「かおりんも、かなりな宇宙人!」と言われ、「し、失礼なっ!!」と憤慨しています・笑。


ー かおりんといえば読書家!という印象があるのですが、移動は自動車、3人の子育てと仕事がぎゅうぎゅうのなかで、どんなふうに工夫して読書しているのか教えてください!


本の目利きのセレクトに頼る!と決めて、元マドレボニータスタッフ秋山月乃さんのブログ【産後の読書案内】 や、インストラクター紫磨子さんのブログ「日刊シマン」、またFacebookのタイムラインから、「これはおもしろそう!」と選ぶことが多いです(いつもお世話になっています!とここでお礼を☆)。

手元に残したい本はアマゾン、kindleで購入し、図書館も好きでよく行きます。本を読むのは寝る前、布団の中。本を読みながら寝落ちするのが、至福のひとときです。
時々顔に本が落ちてきて、痛いですが・笑。


ー 最後に、今後の野望を教えてください!


数年前、「どこからどうやって産後ケアを広めようかな〜」と、腕組みしながら北海道地図を眺めていたら、夫に「戦国武将か!」とつっこまれました。悪い気はしませんでした・笑。


今は、道内各地に産後ケアを届けながら、未来のインストラクター候補者と出会いたいと願っています。北海道はあまりにも広いので(!)、1人より2人、3人と複数の仲間で産後ケアを広められたら!そのために、今年は札幌教室の運営を軌道に乗せたいし、出張講座もできるだけいろんな市町村で開催したいです。昨年末に新聞掲載いただいたおかげで、来年度は新たな自治体講座開催も増える予定です。様々な分野のたくさんの人たちとつながって、北海道の産後ケア文化をつくり、ゆたかなものにしていきたいです。


かおりん、ありがとうございます!ぜひ読者のみなさまも札幌や北海道エリアのご友人やお知り合いに「北海道でもマドレあるよ!」とお知らせをお願いいたします★


札幌の産後ケア教室の情報はこちらです
http://ameblo.jp/knaganoma1224/entry-12153845740.html