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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2015年9月29日火曜日

【産後ケアバトン+制作日誌】言葉を創る、文化を創る

こんにちは、マドレボニータの林です。

産後ケアバトン+プロジェクト、いよいよアプリが形になってきていますが、そこで出た話題についてお伝えします。

今このプロジェクトでマドレボニータがやっていることはPOC(Proof Of Concept)

POCとは、新しい概念や理論、原理などが実現可能であることを示すための簡易な試行。一般的には、一通り全体を作り上げる試作(プロトタイプ)の前段階で、要となる新しいアイデアなどの実現可能性のみを示すために行われる、不完全あるいは部分的なデモンストレーションなどを意味する。(IT用語辞典より)

プロジェクトマネージャーがミーティングで話題にしてくれたのですが、まさにその通り!

言葉を創る、文化を創る

アプリに入れて配信する情報=コンテンツを考えている中で、妊娠から出産、産後を一言で現す言葉がない、そんな言葉を創り、アプリのコンセプトを伝えるために必要。という話になりました。マドレボニータは産後という文化を創って来たパイオニア的存在。言葉を創る必要性を実感する今、つまり文化を創ることに取り組んでいるということなんだと思いました。

離れた人に伝える

代表の吉岡マコが現在、イノベーター公志園という取り組みに出場しています。そこでは、来場頂いた方に動画を使った産後ケアの認知のためのプレゼンをしています。1998年から産後ケアの必要性について話してきた代表にとっても、産後と全く無縁の方に産後ケアの必要性についてお伝えするのは本当に難しいことと、取り組みを垣間みながら感じます。私たちは一番身近で産後と関わってきたことがほとんどない、「夫」という存在に産後ケアの必要性をまず知ってもらいたい、そのためにアプリを開発している、といっても過言ではありません。相当チャレンジングなことをしている、だけれどもアプリという存在が大きな変化をもたらす可能性がある、とも信じています。