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産後ケアのNPO法人マドレボニータ オフィシャルブログ

2015年8月19日水曜日

【産後ケアバトン+制作日誌】宗田先生、吉田先生との鼎談

こんにちは、マドレボニータの林です。

今日は産後ケアバトン+の連載を掲載中のQLifeさんとの企画で鼎談に参加してきました。
連載タイトルは「医心 テクノロジーで開拓する新しい産後うつ予防

鼎談は広尾レディースの宗田聡先生と国立保健医療科学院の吉田穂波先生、そしてマドレボニータ代表の吉岡マコ。


吉田先生のご専門は災害時の母子保健。東日本大震災の時に医療チームの一員として妊産婦ケアにあたったそうです。5人のお子さんを育てる母でもあります。

取材の後にリーフレットを手渡してくださいました。
自分で背負い込みがちで責任感の強い方への「受援力ノススメ」、災害時に備えて、自分がリラックスしたりリフレッシュしたりする方法を予め記載する、「あかちゃんとママを守る防災ノート」。どちらも詳細は吉田先生のサイトをご覧下さいね。

鼎談には、医心を運営しているQLifeさんの大川さんも産後経験者としてご参加くださいました。(左が大川さんです)


宗田先生が1990年代に産後うつに着目された頃のエピソードから始まり、産後を取り巻く社会背景、マドレボニータの取り組み、吉田先生の海外での産後エピソードなどなど、話題は多岐に渡りました。

産後に着目し、活動しておられる医療従事者の方に直接、しかもざっくばらんにお話を伺うというのが私には初めてで、とてもありがたく、またとない機会でした。

詳しい内容は連載に掲載予定ですが、「産後女性をとりまくステークホルダーが非常に多く、そのみんながデータを共有し、有機的に動く必要がある」というお話を伺い、何かできることはないかとシステム畑の血が騒ぎました。